2011/12/05

【至急】学校給食の測定のための機器購入を県に働きかけませんか!

先日の文科省の発表の通り、11月30日に
以下17都県の教育委員会学校給食主管課にあてて
「学校給食検査設備費補助金」が措置される旨、通知されています。
これにあたっては、事業計画書の提出が求められていますが、
その〆切が、12月9日と迫っています。

青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、
神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県のみなさん、
自分の自治体では、事業計画が策定されているか、提出予定かどうか、
確認して、声を届けませんか。

直接、電話等で連絡して確認し、要請するか、
地元議員に働きかけて、確認要請するか、
いずれにしても、学校給食の安全を確保するための施策を推し進めるために
動きましょう。

なお、要請にあたっては、書面を共有したいと準備中です。
登録団体で提出したいという場合は、
子ども全国ネットまでお問い合わせください。
info@kodomozenkoku.com


学校給食検査設備整備費補助金に係る事業計画書の提出について

1 事業対象となる都道府県
17都県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県および静岡県)とする。
2 補助対象経費
  「学校給食検査設備整備費補助金交付要綱」制定日以降に都道府県が購入した
○学校給食用食材の放射線検査機器
○上記に係る消耗品
   ※検査委託費、人件費等は対象とならないので注意すること。
3 補助金の額
補助対象経費の1/2以内とする。
なお、都道府県負担分については、震災復興特別交付税により、全額が措置される
(参考)
震災復興特別交付税についての総務省自治財政局事務連絡(平成23年10月21日付)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zaisei02_01000037.html
4 補助対象経費の上限額等
2,750千円×5台=13,750千円とする。
ただし、効果的な検査態勢の構築に資するよう、都県の実情に応じて上限額の範囲内で台数を増減させることも可能とする。
   (想定している1台当たりの経費)
    放射線検査機器2,500千円(NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータを想定)
    上記に係る消耗品費  250千円
    計            2,750千円
   (台数)  1都県当たり5台分
5 提出期限 平成23年12月9日(金)

(参考)今後のスケジュール
12月9日(金)事業計画書提出〆切
12月下旬   事業内定通知、補助金交付申請書提出依頼
1月       交付決定
          補助金支出
                               
【事業を実施するに当たっての留意点】
(1)購入機種の選定
購入機種は、NaI(T1)シンチレーションスペクトロメータを原則とする。
検出限界は40Bq/kg*以下とすることが可能な機種とすること。
*現在、食品衛生法上の暫定規制値の見直しが行われていることに鑑み、飲料水、牛乳・乳製品の現行の暫定規制値(200Bq/kg)の1/5である40Bq/kgに設定。  
(2)関係部局との情報共有及び連携
事業の実施に当たっては、農政部局や衛生部局等、既に食品の検査を行っている部局と情報共有を図るとともに、十分に連携し、これらの関係部局が有している人材やノウハウも活用しながら検査機器の効率的な運用を図ること。
(3)市町村の意向確認
事業の実施に当たって、検査機器の設置場所や検査品目等、運用方法の決定においては、事前に市町村の意向を十分確認すること。
特に、検査品目の選定については、農政部局や衛生部局等、既に食品の検査を行っている部局の意見も聴取し、域内の食品の検査状況、使用量及び頻度等を勘案し、必要性の高い品目を選定すること。
(4)検査対象とする学校等
私立学校や幼稚園、保育所等で提供される給食の食材についても、都県の判断により検査を実施して差し支えないこと。
(5)検査結果への対応
市町村は、検査の結果、放射性セシウムが検出された場合の対応について、あらかじめ決めておくこと。
例えば、40Bq/kgを検出限界としていた場合に、この値を超える線量が検出された際には、次のような対応が考えられる。
・該当する品目が1品目の場合には、その品目を除外して提供する。
・該当する品目が複数有り、料理として成立しない場合は、パン、牛乳のみなど、該当部分の献立を除いて給食を提供する。
(6)検査結果の公表
検査結果は市町村や学校のホームページに掲載することなどにより、品目名、測定結果、検出限界等を適切に公表すること。

11月30日文科省事務連絡(学校給食検査設備整備費補助金に係る事業計画書の提出について)抜粋

11 件のコメント:

  1. 岩留 百恵2011/12/07 23:46

    この流通の発達した世の中で、なぜいつも17都道府県だけなのでしょうか?チェルノブイリで800キロ離れた場所がホットスポットになって汚染されていたことなど考えると、日本全国で給食の放射能検査を行ってほしいと思います。
    ちなみに私は鹿児島県ですが、鹿児島在住で同じ意見をお持ちの方いませんか?

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  2. 岩留さん、
    今回予算の都合で17都県とのことですが、
    これは、すぐにでも拡大すべきだと私も思います。
    離れたところほど、危機感がないために、
    汚染地の野菜が使われていたりしますから。
    要望書提出が急がれるので、
    ひとまず17都県で対応しますが、
    その要望書を一部変更して、
    ぜひ、それ以外の道府県でも提出できるようシェアしたいと思っています。
    希望者にはまた呼びかけます。

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  3. 17都県は国も放射能汚染を認めている地域ということだと思います。「総理指示対象自治体と隣接自治体」ということで、8月に拡大しています。http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/kensakeikaku.pdf
    日本中の子どもの給食を安全にしてほしいということはみんなの願いと思います。国の認識を見極めながら働きかけを強めましょう!

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  4. 太田

    始めまして。
    今、日本テレビのニュースを見てこちらを知りました。
    千葉県在住です。
    よろしくお願いします。

    千葉県でも学校給食を是非測定してもらいたいです。
    締め切りギリギリですが、良いでしょうか?

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  5. たけいさん
    給食は教育の一環と言っていますから、
    最低限、何とかしてほしいですよね。
    そこから突破していけたらと思います。

    太田さん
    つながってくださり、ありがとうございます。
    さっそくHPを見てくださったのですね。
    まだまだ作っている最中ですが、
    どうぞよろしくお願いいたします。

    千葉県の団体はいくつかに連絡とっています。
    千葉ネットとしてつながっているので、
    そこでの提出は行われるようです。
    なお個人で提出くださるようでしたら、
    info@kodomozenkoku.comまで
    メールをくださいますか?

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  6. こんにちわ。
    昨晩、info@kodomozenkoku.comへメールしたんですが
    届いていませんか?
    今日は、午前中に出かけてしまいご連絡できずにすみません。

    私の送信ミスかな~。なんて思いまして書き込みしました。
    届いてなかったらごめんなさい。

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  7. たけうち2011/12/10 7:53

    いつも参加させていただいている竹内です。

    ●食品の測定器のすばらしい製品を見つけました。

    今まで 岩田さんとの交流をしながら 福島市民測定所の見学も繰り返し 得てきた情報を元に また 計測機の展示会 ビッグサイトでの 研究もしてきたうえで 

    給食に とってもふさわしい 機器を見つけました。先週です。

    57検体を 自動的に 検査できる測定器です。
    日本の会社の開発です。 

    これを使えば 明日の給食の素材 57品目を 一晩で判断してくれます。 朝には 一覧表で出てきます。

    詳細は メーカーに 皆さんで聞いて いただかなくてはいけませんが。

    どうぞ 市町村にこの機器を 導入してもらい 給食の安心を確保させたいと思います。

    しかし、どのように 伝えていったら良いのか判らないので す。

    ●子供全国の運営の方へ、 

    どのようにこの 機器の情報をお伝えしたら よろしいのでしょうか。 教えていただければ幸いです。

    ●また 明治乳業につきましては やはり 大きな事故になりました。 あのときに 誠実に対応していれば 良かったのに。と思います。  詳細は 「経済界」という 雑誌670円に掲載されています。売り切れ必至です。

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  8. 太田さんへ

    今回は時間のなかったこともあり、
    infoメールをいただいてからの時間で対応できませんでした。
    申し訳ありません。
    千葉ネットでは、提出してくださったそうです。
    ただ、どの自治体も、急なことでもあり、
    都県での購入には消極的だったという報告が届いています。


    たけうちさんへ
    朗報をありがとうございます。
    測定所チームに連絡しましたが、
    測定器の詳細がわからないと、対応が難しい、ということでした。(検出限界、価格など)
    infoあてのメールで、詳細をお送りください。
    内容を検討の上、つなぐべきところへ情報を流したいと思います。
    各自治体ではいま、機器の購入が相次いでいます。
    日本の技術力で、打開の道を探って欲しいと切に願います。

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  9. たけうち2011/12/12 8:28

    いとうさんへ
    お返事ありがとうございます。

    では 私ももっと詳細を知りたいと思いますので、メーカーから 係りを呼んで 説明を受けたいと思います。

    その時に いとうさんはじめ 測定所チームというのがあるのですね、その方々も いらっしゃいませんか。

    今の段階では 30ベクレルモードと 10ベクレルモードがあります。 オートマチックで 自動的に 岩田さんの腕の代わりをして 一晩で 片付けてくれるものです。 750万円です。  日本のメーカーですので 皆様のご要望 に お答えして 改造してくれると 期待しています。

    私は時間はフリーですので 皆様のご都合に合わせて 日程を決められます。

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  10. おはようございます。

    いいえ~。
    こちらこそ、バタバタしてしまいすみません。
    なかなか情報をきちんと調べるには限界があって、
    これからも拝見して、参加出来る時はぜひ参加して行きたいと思ってます。
    よろしくお願いします。

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  11. 太田さん
    どうぞよろしくお願いいたします。

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