http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160310-056483.php
東京電力は9日、試験操業の対象外となっている福島第1原発から半径20キロ圏内の海域で、昨年10~12月に、放射性物質検査のために採取した魚介類263点全てが、食品に含まれる放射性セシウムの基準値(1キロ当たり100ベクレル)未満だったと発表した。
同期間に採取された魚介類のうち、放射性セシウムの濃度が高かった上位5点などを対象にセシウム以外の核種を検査したところ、最大でストロンチウム90は1キロ当たり0.8ベクレル、トリチウム(三重水素)は同0.09ベクレルだった。
基準超検体初のゼロ 魚介類の放射性物質検査 原発20キロ圏内
2016年3月10日 福島民報東京電力は9日、福島第一原発の半径20キロ圏内で実施する魚介類の放射性物質検査(昨年10月から同12月)の結果を公表した。39種類263検体を調べ、放射性セシウムが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える検体はなかった。
四半期ごとの調査を始めた平成24年3月以降、基準値を超える検体が出なかったのは初めて。
前回公表の調査(昨年7月から同9月)では36種類256検体を調べ、一検体が基準値を超えた。基準値超はカスザメで1キロ当たり110ベクレルを検出した。
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