2016/03/10

感謝を込め福島の子へ 米原で児童ら返礼のかるた大会/滋賀

2016年3月10日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20160310/CK2016031002000010.html

米原市顔戸の近江公民館内にある放課後児童クラブ「お家笑里(かえり)」の児童らが九日、自分たちで作った「福島復興支援カルタ 米原カルタ」で初めて遊んだ。

米原カルタは、避難を続ける福島県浪江町の児童から贈られたかるたへの返礼で、感謝と励ましの気持ちを込めた。米原の自然や伝統文化を題材に四十六組の読み札と絵札を考え、三日に完成させた。公民館職員が印刷したかるたを十一日、福島に届ける。

完成したかるたで遊ぶ児童ら=米原市顔戸で 

この日は公民館で大会があり、児童二十四人のほか、山本太一教育長ら市教委関係者も参加した。坂田小六年の北山侑佳さん(12)は「かるたを通じて、自然や観光の名所がたくさんある米原を知り、元気になってもらいたい」と話した。

浪江町の児童らは、復興への思いを込めたかるたを作り、町や近江公民館を含む全国の支援団体に贈った。 (木造康博)

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