３６５×５年、原発避難者らがシンポジウム （愛知県）

２０１６年３月７日　中京テレビ
http://www.news24.jp/nnn/news86228953.html

名古屋市熱田区で６日、福島第一原発の事故で避難している人たちによるシンポジウム「３６５×５年」が行われた。シンポジウムを主催したのは、原発事故避難者が自ら支えあう団体「あゆみＲ．Ｐ．Ｎｅｔ」。シンポジウムでは福島県や関東からこの地方に自主避難してきた人たちが「『まだそんな事を言っているの』と親とかに言われてショックだった」などと、今の思いを語った。会場では、避難者を対象に行ったアンケート調査の報告がされ、「帰還しない理由」の回答で最も多かったのが「放射線に対する健康面の不安」だった。参加者が不安視する甲状腺異常については、医師から継続的な検診などが大切だと説明が行われた。