2016年3月10日 時事通信
http://jp.wsj.com/articles/JJ10358721652089753474519234639521649820827 長崎大は、2012年以降に発行した放射線に関する一問一答集(Q&A)の英文翻訳版を1万部作成した。在日外国人に正しい理解を促す狙いで、うち4000部を福島県に寄贈する。同大の高村昇教授(被ばく医療学)らが10日、福島県庁で内堀雅雄知事と面会し、手渡した。
冊子はA5判約100ページで、(1)放射線の基礎知識(2)甲状腺(3)食の安全(4)福島県民の健康調査—の4部構成。同県のほか、各国の大使館などに配布する。
高村教授は11年12月から約3年間、福島県の地元紙・福島民報にQ&A記事を連載した。長崎大は、この中から住民の関心が高いものを抽出した日本語版を12年以降に3冊発行しており、英語版ではさらに、外国人向けに必要とみられる内容を1冊に集約した。編集には福島民報社が協力した。
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