2016/03/10

震災・原発事故を学ぶ 放射線測定など、日本科学未来館

2016年3月10日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ2T77PHJ2TUTIL053.html

東京都江東区の日本科学未来館で特別イベント「Lesson#3.11 5年前、そして5年間に起きたこと」が開かれている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故について、水素爆発時の映像と解説パネルを展示。小学校高学年以上向けの「放射線測定」などのワークショップや、医師など専門家によるトークイベントもある。28日まで。ワークショップやトークイベントは当日先着。
問い合わせは同館(03・3570・9151)。


Lesson#3.11 5年前、そして5年間に起きたこと 

日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1602151919376.html

2011年3月に起きた東日本大震災とその後の原発事故は、各地に大きな被害をもたらし、今もなお社会に大きな影響を与えています。
この一連の出来事から得た教訓を、私たちはきちんと活かせているのでしょうか。

震災から5年の契機となる本年、パネル展示、ワークショップおよびミニトーク、研究者・専門家によるトークイベントなど、様々なアクティビティを実施します。そして、5年前とこの5年間に起きたことを改めてふりかえり、教訓を学び取り、未来を考えるための活動を展開します。

1号機の水素爆発の様子(提供:福島中央テレビ・NNN)
パネル展示 「5年前、そして5年間に起きたこと」
三陸沖合で起こったマグニチュード9.0の巨大地震は、揺れと津波で多くの人命を奪いました。続く福島第一原子力発電所の事故は、放射線による被ばくというリスクの捉え方や、エネルギーの生産・受給方法の問題を、改めて社会に問うことになりました。5年前、そして5年間に起きたこれらの事象と問題を5つの章立てで紹介し、その教訓を学び取ります。
期間中は、定期的に科学コミュニケーターによるワークショップやミニトークも実施します。
開催日: 2016年3月5日(土)~28日(月)
場所: 1階コミュニケーションロビー
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サイエンティスト・トーク 「未知の災害ダメージを『想定外』と言わないために」
東日本大震災では、「想定外」と言われた事象が様々な事態を引き起こしました。簡単なワークを取り入れたトークや、制作途中の展示を紹介する試みも織り交ぜながら、震災の教訓を再確認し、現代の社会に潜む脆弱性を見つめます。
本イベントは、4月20日に公開する新展示「100億人でサバイバル」のプレイベントとしても実施します。
開催日時: 2016年3月6日(日)14:30~16:30
場所: 3階実験工房および5階「100億人でサバイバル(制作中)」
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トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響 -科学でしめす、社会が選ぶ-」
福島県南相馬市の病院で臨床医として勤務する越智小枝氏と疫学の研究者である津田敏秀氏のお二人を講師に迎え、福島県民健康調査のデータの読み解き方や、他のリスクも鑑みた上で個人や社会がどう判断していくべきかを考えます。
開催日時: 2016年3月12日(土)14:00~16:00
場所: 7階会議室3
詳細はこちら

開催日時2016年3月5日(土)~2016年3月28日(月)
開催場所日本科学未来館 1階コミュニケーションロビー、3階実験工房、ほか
問い合わせ先日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表)

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