大変お世話になっております。
先月より自主避難者の住宅打ち切りの問題について、多くの皆さまが大変なご苦労をされているかと思います。皆さまのご尽力に、まずは、心より御礼を申し上げます。
6月上旬には自主避難者の住宅打ち切りに関する政府の方針が示されるとの情報があります。
この半月、Hsinkとしても緊急行動として竹下復興庁大臣と内堀知事への直訴、内閣府、福島県への要求書提出、署名の請願提出など、やれることをやってきました。他団体も各地で様々な行動を起こし、日弁連始めいくつもの声明が出されました。
しかし、これらに対する政府、福島県の避難者に対する対応は形式的で非情なものでした。(詳細はメール文末)
そもそも私たちは放射能汚染から逃れるために避難しました。生活環境は回復されていません。憲法に定められた人権が守られていません。原発事故子ども・被災者支援法に定められた公聴会も開かれていません。
現時点での喫緊の課題は住宅支援打ち切りの撤回です。福島県が、一時的な微々たる賠償しかなく苦しい生活を4年も続けて来たたくさんの県民が将来、生活困窮者となる事を知りながらも切り捨てるのか⁉︎ 区域内避難者も同時期に支援を打ち切り、避難を継続する選択肢を閉ざすのか⁉︎ そのような非人道的な決断を内堀県知事が認めるのか⁉︎ 行政に関わる人達がそれを認めるのか⁉︎ それを問う必要があります。
改めて福島県への直接の訴えが必要な切迫した状況と考えています。6月4日~9日で、被災者支援課、知事秘書室に対し要求書と避難者の声を届けようとしています。初日の朝は被災者支援課にご挨拶に伺い、数日間の行動予定をお知らせし、8日頃の知事への面会を求めます。初日の午後から、両課でご対応頂けない場合には、廊下で読み上げるなどの行動をします。県庁前での横断幕による静かな訴えも予定しています(時間帯は当日の状況次第です)。
※(FB、Twitterでレポート予定です。情報拡散をして頂けましたらありがたいです)
---皆さまにお願い---
★お願い1★
私たちに皆さまの「声」を託してくださいませんか? 打ち切りに対する陳情、実情、お気持ち等をメールでお寄せ頂きたいのです。避難元によらず、また、匿名で構いません。
特に自主避難者の方は、人生を左右するほどの決断をして避難しています。都内の集会等でも悲痛な想いを語られた方が大勢いらっしゃいました。4年以上も耐えてきた「真実」を福島県に伝えたいのです。お知り合いの自主避難者の方からもお声を頂けたらありがたいです。可能であれば呼びかけて頂けませんでしょうか?
★お願い2★
福島県庁に同行して訴えてくださる方を募っています。皆さまの生の声ほど力があるものは他にありません。直接、気持ちを伝えませんか? 基本的には連日、午前10時頃と午後2時頃に庁舎内で訴えることを予定します。現場の状況により、場所、時間が流動的になる可能性がありますので、参加されたい方はまずご一報ください。お名前、携帯番号、避難元、避難先をお知らせ下さい → info.hsink@gmail.com
ただ、こうしたお願いをしながら、大変申し訳なく、心苦しい限りですがおそらく交通費や謝礼等をお出しできません…。皆さまの交通費カンパは募り努力しますが弱小団体なので、確約できないのです。本当に申し訳ありません。この2年数ヶ月、神奈川県内800~1000宛てに通信紙を郵送し続け、署名集約に取組み、関東・福島の各所へ出かけましたが7割以上が拠出金でした。ご無理をなさらない範囲でお力を貸して頂きたく切にお願いを申し上げます。
----- 福島県庁被災者支援課、県知事秘書室に申し入れる内容は、次の4点です。
・福島県庁内堀知事に住宅支援継続を国に要求すること。
・災害救助法適用での応急仮設住宅ではなく新たな立法の要求。
・避難者の意見を反映させるべく公聴会開催の実現。
・被ばく手帳の交付の実現(福島県内に居る方々にこそ必要です)
※子ども被災者支援法の理念の実現、全項目としたいところですが今回は絞りました。
★お願い3★
6月11日にお住まいの県の避難者相談窓口に相談に行きませんか? ちなみに、神奈川県の相談窓口には、6月11日訪問のアポイント済みです。神奈川県内の方、一緒に行きましょう!希望される方、ご一報ください →info.hsink@gmail.com
神奈川県以外の方、この行動にご賛同くださる方は、各自(あるいは各団体)で各県の相談窓口にお出かけ頂けましたら幸いです。(可能ならば福島県の担当者が在席されているところへ)4年3ヵ月の節目である6月11日に、と思っています。
皆様が今まで行って来た、正当な権利を正面から訴えている事に微力ながらHsinkも取り組みたいと思います。宜しくお願い致します。
★補足説明:他団体の動きも含む経緯の詳細★知り得ている範囲です。
4月
-----
16日 Hsink 請願提出
5月-----
14日 「ひなん生活を守る会(東京)」他3団体 内閣府に4万筆以上の署名提出
15日 同 福島県に署名提出
17日 自主避難者の住宅打ち切り報道
20日 FoE Japan 東京で内閣府に署名提出&集会 Hsink協力
21日 「原発事故子ども・被災者支援法」推進自治体議員連盟と福島原発震災情報連絡センター 内閣府に緊急申入れ
23日 日本居住福祉学会 声明発表http://bit.ly/1FmfsI7
25日 Hsink 復興委員会出席の内堀知事に直訴(頷いたのみ)
http://ameblo.jp/rain37/entry-12031343544.html
26日 FoEJapan福島県に署名提出&集会
26日 Hsink 内閣府に提出
26日 「うつくしま☆ふくしまin京都」 「福島県大阪事務所」に詰め寄る
27日 原発被害者の救済を求める全国運動(Hsink参加) 12万3千超の署名を請願提出
27日 Hsink 都内で竹下大臣、内堀知事に「要求書」手渡し直訴(正対したが無言)
27日 東京弁護士会 声明発表http://www.toben.or.jp/message/seimei/20150527-2.html
28日 日弁連 声明発表http://mainichi.jp/select/news/20150529k0000m040047000c.html
28日 広野町 仮設期限延長を県に要望
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150528_61046.html
28日 Hsink 福島県に提出(県:何も話せません)
28日 山形県で集会
29日 Hsink 神奈川県と懇談
29日 「キビタキの会(東京)」 集会(内閣府・復興庁・東京都・福島県との懇談会)
http://ameblo.jp/rain37/entry-12032345054.html
30日 「こだまプロジェクト(北海道)」 避難者団体が声明発表
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150530ddlk01040156000c.html
6月-----
1日 「ひなん生活をまもる会」が東京都へ署名提出
9日 同 院内集会の予定
11日 Hsink 神奈川県で避難者相談窓口担当へ避難者が訴え
※非常に短期間でこれだけの動きがあり、国会でも数名の議員が問題意識を持って質問をしてくださっています。
以上、どうかご検討を宜しくお願いいたします。
Hsink(えいちしんく 避難・支援ネットかながわ) 避難者主体の自助団体です。
FB:https://www.facebook.com/hinansienkanagawa
Twitter: https://twitter.com/HsinkTwi
ホームページ: http://hinansien-netkanagawa.org/
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