2015年6月4日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/topic/150604/topic1.html
福島大は3日、ほぼ全域が避難指示解除準備区域に指定され全町避難が続く楢葉町内に8月1日、復興支援の拠点「いわき・双葉地域支援サテライト」を開設することを正式発表した。本年度は避難指示解除に向けた取り組みが進む同町のほか、田村、広野、富岡、川内、葛尾の各市町村を主な対象とし、住民帰還や教育環境整備をめぐる支援活動に取り組む。
同大の定例会見で、福島大うつくしまふくしま未来支援センターの中田スウラセンター長が発表した。川内村にある同サテライトの駐在職員を現在の3人から1人に縮小、楢葉町に開設するサテライトに駐在する職員4人(帰還促進事業具現化支援担当職員2人、教育環境整備担当職員2人)を新たに募集する。開設場所は、町役場周辺とする方向で町と協議している。中田センター長は「住民帰還は新しい段階を迎えている。川内での経験を、これから帰還が進む地域で生かしていきたい。現場に精通している人に広く応募してほしい」と話した。駐在職員の募集期間は7月3日まで。
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