2016年3月30日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016033029929
福島大とJA福島中央会、農林中央金庫の三者は31日、初の連携協定を結ぶ。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの県内農業の再生に向けた農業生産環境の調査や研究、情報発信で連携し、風評払拭(ふっしょく)や消費者の安心・安全確保を図る。
協定は「福島農業の再生」を目的とし(1)農作物生産過程の管理強化(2)作物の放射性セシウム吸収リスクの低減対策(3)放射性物質の飛散などで被災した地域の営農再開サポート-を大きなテーマとして調査や研究を共同で行う。福島大は学術的な立場で研究に取り組み、JA福島中央会は生産現場の声を反映させ、農林中央金庫は資金面の援助や情報発信を受け持つ。三者の連携により農業再生の加速化につなげる狙いだ。
協定期間は平成28年4月1日から31年3月31日までの3年間で、以降は1年ごとに更新される見通し。
協定締結式は31日午前11時から、福島市のホテルサンルートプラザ福島で行われる。
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