2015年8月23日 共同通信
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201508232904/
福島の再生を目指す「ONEふくしま」は、「ONEふくしまサンクスヘルメット贈呈式withなすびトークショー」を、8月23日(日)に、四季の里(福島中央テレビの24時間テレビ38福島会場内)にて開催しました。
「ONEふくしま」では、昨年郡山市での贈呈式を皮切りとした「サンクスヘルメット」の取組によって、福島県の約3万人の除染作業員の方々に、子どもたちからの感謝や応援のメッセージが届けられました。そして、除染作業員の方々からは、郡山市の小中学生に心を込めて「お返しがしたい」という自発的な取組を、「ONEふくしま」で後押ししました。今年は、この活動を県北地域に広げ、福島市の小中学校5校の児童・生徒から、感謝や応援メッセージが430通集まり、除染作業員の方々へそのメッセージを贈るイベントを開催しました。
当日は、福島市立西信中学校、福島市立荒井小学校、福島市立佐倉小学校、福島市立佐原小学校、福島市立土湯小学校から児童・生徒12名と、この地域の除染を担当する大林組・亀岡工務店特定業務委託共同企業体の除染作業員5名が参加。児童・生徒達からは「暑い日も寒い日もありがとうございます」「福島のために除染作業をしてくれてありがとう」「除染作業頑張ってください」「福島の未来を明るく」などのメッセージが贈られました。大林組・亀岡工務店特定業務委託共同企業体の鈴木順一所長は、「沢山の心温まるメッセージを頂いて、ありがとうございます。感謝の気持ちを糧に1日も早く除染を終わらせるように頑張ります」と述べました。
また、スペシャルゲストとして贈呈式に参加した福島出身の俳優・タレントのなすびさんは、「福島の除染に力を尽くして下さってありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えました。続いて、トークショーでは、なすびさん自身が「除染や放射線について分りやすく説明するTV番組『なすびのギモン』」に出演する中で感じたことや学んだこと、そして、ヒマラヤ登山に挑戦した時に遭遇したネパール地震などについて話しました。なすびさんは、「除染や放射線について、一般の方々が専門家から直接情報や知識を得る機会は限られているので、僕が、住民の皆様と同じ目線で疑問を持ち、考え、理解することで、その橋渡し役になれば嬉しいです」と述べました。
「ONEふくしま」は、これからも、福島の再生のために様々な発信を続けていきます。
<実施概要>
◇名称:「ONEふくしまサンクスヘルメット贈呈式withなすびトークショー」
◇日時:2015年8月23日(日)14:00~15:30(報道受付13:30~)
◇場所:四季の里 特設ステージ(福島中央テレビの24時間テレビ福島会場内)※入場無料
◇主催:ONEふくしま
福島民報社・福島民友新聞社・福島テレビ・福島中央テレビ・福島放送・
テレビユー福島・ラジオ福島・ふくしまFM
◇制作:福島中央テレビ ◇協力:環境省
◇参加者
・小中学生
福島市立西信中学校1年 中島 綾香さん、木村 優太さん、阿部 叶佳さん、二瓶翔馬さん
福島市立荒井小学校6年 猪巻 凛さん、末永 渉希さん
福島市立佐倉小学校6年 風間 理玖さん、二瓶 聖都さん
福島市立佐原小学校5年 太田 吏奈さん、佐藤 瞳斗さん
福島市立土湯小学校4年 渡辺 紗羽さん、6年 渡辺 美羽さん
・除染作業員 大林組・亀岡工務店特定業務委託共同企業体
所長 鈴木 順一氏、佐々木 卓也氏、村田 城氏、星 貴大氏、佐藤 多聞氏
・スペシャルゲスト 福島出身俳優・タレント なすびさん
【参考】
■「ONEふくしま」について
「ONEふくしま」とは、「福島の再生を目指して」という想いのもとに、共に広告企画を考えるという趣旨に賛同した福島のメディアとそのチーム及びその取組の総称です。
<ONEふくしま 参加社(8社 2015年8月現在)>
福島民報社・福島民友新聞社・福島テレビ・福島中央テレビ・福島放送・
テレビュー福島・ラジオ福島・ふくしまFM
事務局:電通・電通東日本
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