2026/07/01

【アーカイブあり】福島原発事故 15年目の現在地 〜放射能汚染、「復興」、保養、小児甲状腺がんの今〜

 ◇◆NPO法人子ども全国ネット周年イベント◆◇

子ども全国ネットも7月で15年。この間、たくさんの専門家、市民団体のみなさんとつながってきました。
そして、この度、放射能をめぐる6つの分野で活動されてきた方々にお願いして学習会を企画しました。スタッフが今だから聞きたいと考えた最新情報が詰まっています。ぜひご参加ください。

【プログラム】

13:00   あいさつ、アナウンス
13:05〜13:35   小豆川勝見さん 
 福島現地の測定最前線について、最近の浜通りトピックなど
13:35〜14:05   大河原さきさん
 ALPS処理汚染水放出の経過と現状、汚染土再利用問題
14:05〜14:35   野池元基さん
 電通研が明らかにしてきた、復興施策における情報操作の実態


14:35〜14:50   前半ふりかえり+休憩


14:50〜15:20   和田央子さん
 福島イノベーション・コースト構想 復興の名に下に進む経済安保 
15:20〜15:50   宮下智行さん
 この15年間の保養活動の変化と現状、そして福島の親子の様子
15:50〜16:20   牛山元美さん
 小児甲状腺がんの現状と過剰診断論のおかしさ、当事者の声など


16:20〜16:35   後半ふりかえり
16:35〜16:40   まとめ・連絡事項

※ 各テーマごとの講演は約25分+質疑応答5分を予定しております。
※ 全プログラム終了後、17:00までアフタートークのお時間を設けます。
お時間に余裕がある方はどうぞご参加ください。(ご参加の際はカメラONにてお願いいたします
※ 事前にお申込みいただいて当日参加いただくことが難しい方には、イベント終了後、講演部分のみアーカイブ動画を配信いたします。
 

【参加費】
一般:1200円 

★寄付つきのチケット1500円~10000円もございます。
・学生・避難者の方は無料参加できます。
★いただいた参加費および寄付は、登壇者への謝礼や今後の活動費用に活用させていただきます。

【開催場所】
オンライン(ZOOM)
お申し込みの方に後日参加URLをご案内いたします。


【申込み】
Peatix(ピーティックス)からお申込みください。(お申込みできない方は、7/4までに事務局へご連絡ください)
https://peatix.com/event/5032862


【登壇者紹介】
◆小豆川 勝見(しょうずがわ かつみ)さん
テーマ:福島現地の測定最前線について、最近の浜通りトピックなど
プロフィール:1979年生まれ、茨城県で育つ。東京大学大学院総合文化研究科 環境分析化学研究室 助教。2011年3月11日に発生した福島原発事故の直後から現場周辺の放射線量を測定。福島県からの依頼を受けてこれまで約15,000人の小中学生に放射線授業を実施。2018年より大熊町除染検証委員。
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kshozugawa/

   

◆大河原さき(おおかわらさき)さん
テーマ:ALPS処理汚染水放出の経過と現状、汚染土再利用問題
プロフィール:三春町在住。1952年生まれ。高校卒業後関東地方で暮らす。チェルノブイリ原発事故の時、乳呑み児がいたため原発の恐ろしさに気づき脱原発運動に加わる。東電福島第一原発事故後、2013年に有機農業を営む弟夫婦の農業再建を手伝うため福島に戻る。原発事故被害者団体連絡会の事務局など複数の運動に関わる。

◆野池元基(のいけもとき)さん
テーマ:電通研が明らかにしてきた、復興施策における情報操作の実態
プロフィール:「東京電力福島第一原発事故に関わる電通の世論操作を研究する会(電通研)」メンバー。長野市在住。農業に携わりつつ、雑誌『たぁくらたぁ』を編集発行。福島原発事故に関する電通事業の情報公開請求活動で日隅一雄・情報流通促進賞2021大賞受賞。著書に『サンゴの海に生きる』(農文協)など。現在、月刊『地平』に「ルポ世論工作 原発と情報統制」を連載中。

◆和田央子(わだなかこ)さん
テーマ:福島イノベーション・コースト構想 復興の名に下に進む経済安保
プロフィール:2001 年東京より福島へ移住。2012 年、環境省が原発事故で汚染された放射能汚染廃棄物の焼却炉建設計画を自宅近くで進めていることを知り反対運動を立ち上げる。浜通りで進む産業復興政策をチェックする「イノベーション・コースト構想を監視する会」を立ち上げ SNS、ブログ等で情報発信中。2025 年より千葉県へ転居。

◆宮下智行(みやしたともゆき)さん
テーマ:この15年間の保養活動の変化と現状、そして福島の親子の様子
プロフィール:「NPO法人福島こども保養プロジェクト@練馬」 理事。2011年から「子どもたちを放射能から守るねりまネットワーク」にも関わり、毎年小豆川勝見さんを招いて練馬区教育委員会の委託講座を開催。「広域避難者支援連絡会 in 東京」の活動にも関わっている。 

◆牛山元美(うしやまもとみ)さん
テーマ:小児甲状腺がんの現状と過剰診断論のおかしさ、当事者の声など
プロフィール: さがみ生協眼科内科・内科部長/神奈川北央医療生活協同組合・理事長/甲状腺がん支援グループあじさいの会・共同代表
佐賀生まれ、大阪、埼玉育ち。循環器内科の臨床医として従事する傍ら、2011年の東電福島第一原発事故後は、子どもたちを被曝から守るために学校や市に働きかける市民活動に参加。ベラルーシやセミパラチンスクで被曝医療について学び、福島への医療支援を介して、2016年より原発事故後に福島で多数見つかった小児甲状腺がん患者や家族を支援する活動、市民主体の甲状腺検診に従事。次の原発事故に備えるための安定ヨウ素剤備蓄を呼びかける活動中。





【主催】
   
NPO法人 子ども全国ネット http://kodomozenkoku.com/


2026/03/19

【報道リンクまとめ】3月19日(木)

【3月19日(木)】

原発問題点を解説、多角的に指摘 事故15年、記憶「若い世代に」 中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/1225129

「故郷には戻らぬ」半数 福島6町村から避難先にいる住民 朝日調査  朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASV3J0NYVV3JUZPS002M.html

福島原発3号機の原子炉底部に穴 デブリ疑いの付着物も 信濃毎日新聞
https://www.shinmai.co.jp/news/article/gfkn2026031901002119

東日本大震災15年 「原発事故 終わっていない」 宮津で写真・パネル展 きょうから /京都  毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20260319/ddl/k26/040/179000c

2026/03/18

【報道リンクまとめ】3月16日(月)・17日(火)・18日(水)

 【3月16日(月)】

福島県、風評払拭へ連携強化 市町村の情報発信集約で相乗効果狙う 福島民友
https://www.minyu-net.com/news/detail/2026031608072947250

震災トラウマの苦しみやリスク今も…「原発事故の影響は地続き」福島でケアに当たる蟻塚亮二医師[東日本大震災15年] 新潟日報
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/796917


【3月17日(火)】

東日本大震災15年 避難先の生活基盤が壁 県内7町村人口 当時の18% 進まぬ帰還 医療環境整備求める声も /福島  毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20260317/ddl/k07/040/057000c

<1分で解説>福島第1原発の廃炉 周辺首長の過半数「更地」望む 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20260317/k00/00m/040/036000c


【3月18日(水)】

東日本大震災15年 原発への回帰 風化許されぬ福島の教訓  毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20260318/ddm/005/070/098000c

 

2026/03/13

【報道リンクまとめ】3月13日(金)

【3月13日(金)】

〈東日本大震災15年〉避難後も「福島と絆」、増える「特定移転者」登録
昨年4月1.2万人、現住民と交流推進 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGKKZO94977470S6A310C2CT0000&scode=9501&ba=1

(社説)核燃料と廃棄物 いま直視すべき不都合な真実 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S16421881.html

南鳥島に核ごみ 未来も安全と言えるか 中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/1221981?rct=editorial

(東日本大震災15年)刻む思い、浮かぶ葛藤 避難を強いられた、福島の人たちは 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S16421869.html

福島で講師時被災 相談に耳傾け心のサポート 岡大・神田教授 県内避難者寄り添い続け 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20260312-GYTNT00267/

福島第1原発事故15年 前人未踏の廃炉工程 最難関「デブリ」に本腰、猶予なき25年 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20260313-ZA24T6UD3NCWHA2P7CGWV2GVMQ/

郡山市から自主避難、原発立地の柏崎市に赴任…教員の阿部昭比古さん、原子力防災教育使命に「自分で考える材料提供したい」
連載[福島第1原発事故15年・柏崎で生きる]<下> 新潟日報
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/795698 

 内部被ばくのリスク考慮を 矢ヶ崎克馬・琉球大名誉教授に聞く<福島原発事故15年 当事者は今>番外① 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1287121/

2026/03/12

【報道リンクまとめ】3月12日(木)

 【3月12日(木)】

ふるさと離れ避難先で死亡、1万人超 高止まり続く 原発事故15年 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASV3C0FSBV3CUGTB008M.html

「20キロ圏内、ぎりぎりで…」「原発なんのかかわりもない村だったのに」 〈原発事故15年 今思うこと〉 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/473976

本県避難者、年々減少 2月1日現在1081人、ピーク時の1割未満 山形新聞
https://www.yamagata-np.jp/news/202603/12/kj_2026031200254.php
 

原発事故「東京電力の責任認めて」 株主代表訴訟の原告・弁護団が東京高裁判決の破棄求め、最高裁に意見書 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/474506?rct=t_news

沖縄避難も長男高熱8日間…甲状腺の結節増 被ばくの危険、訴え続け<福島原発事故15年 当事者は今>④ 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1286791/

【イベントお知らせ】温品淳一さんを偲ぶ集い

 「放射線被ばくを学習する会」を主催してきた温品淳一さんを偲び,彼の意思を記憶し継承する仲間の集いを開催します。どうぞご参集ください。

開催日時:2026年3月29日(日)13時から16時(受付12時半から)
会場:アカデミー茗台 学習室A
〒112-0003 東京都文京区春日2-9-5(丸ノ内線茗荷谷駅(出入口1}徒歩10分)
開催形式:対面およびZoomオンライン形式(ハイブリッド開催)
参加受け付け中です:https://x.gd/YdAhP(Googleフォーム)
<プログラム>
祈念講演・スピーチ 
・黒川眞一さん(高エネルギー加速器機構・名誉教授)
・山本義隆さん(科学史研究者)
・三浦義始さん(職場東京大学分子細胞研究所友人)
ほか企画進行中です。意思の記憶,継承のためのご発言,提案もどうぞお願いいたします。
放射線被ばくを学習する会:http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/



3/10 福島・小児甲状腺がんについての記者会見<外国人記者クラブ> 井戸謙一弁護士/牛山元美医師

 
PRESS CONFERENCE: Challenging the Narrative: Thyroid Cancers in Fukushima


福島第一原発事故から15年を迎えるのを前に、福島県で多発している「小児甲状腺がん」について、弁護士の井戸謙一氏と医師の牛山元美氏が、外国人記者クラブで会見を開いた。

福島県では事故当時18歳以下だった約38万人を対象に甲状腺検査が実施され、これまでに400人以上が甲状腺がん、またはがんの疑いと診断されている。
小児甲状腺がんは通常、年間100万人に2人程度とされる極めて稀ながん。1986年に起きたチョルノービリ原発事故後、ウクライナやベラルーシでも小児甲状腺がんが多発し、原発事故との因果関係が認められている。
現在、福島県では、事故当時6〜16歳だった7人の若者が、原発事故による被ばくで甲状腺がんを発症したとして東京電力を相手に損害賠償を求める裁判を東京地裁で争っている。
東京電力側は、検査によって潜在的ながんが早期に見つかった結果であり、原発事故による被ばくとの因果関係はないと主張しているが、原告の多くは甲状腺の摘出手術を受け、再発や転移が確認されたケースもあるという。
井戸弁護士らは「過剰診断だけでは説明できない数だ」と指摘する。
会見では、福島県が続けてきた県民健康調査の甲状腺検査について、「検査のデメリット」を理由に縮小を検討する動きがあることにも懸念が示された。
牛山医師は「若年層の甲状腺がんは20代以降に増える傾向があり、今後も長期的な検査が不可欠だ」と指摘。
また、福島では甲状腺がんの問題を語ると「復興の妨げ」「風評被害を広げる」と受け止められることがあり、患者や家族が声を上げにくい状況があるという。
「患者が共通して抱くのは『なぜ自分ががんになったのか』という問いだ。しかし事故から15年経っても社会は十分な答えを示していない」と語った。
また会場の記者からは、
「原発事故が起きたのも事実。小児甲状腺がんが多発しているのも事実。因果関係を明らかにするのは困難でも、因果関係は否定できない。そうであるならば、人道的な観点から東電はすべての患者に賠償すべきだ」との意見も出た。
(まとめは、和田秀子さんFacebook記事より転載させていただきました)