2020/03/31

【報道リンクまとめ】3月31日(火)

【3月31日(火)】

牛肉の放射性物質検査、抽出検査移行で検査対象頭数は大幅な減少が見込まれる:食品産業新聞社
https://www.ssnp.co.jp/news/meat/2020/03/2020-0331-1600-15.html

個人被ばく線量、数値提供調査へ 伊達市議会/福島:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200331/ddl/k07/040/092000c

2020/03/30

【報道リンクまとめ】3月30日(月)

【3月30日(月)】

福島第1原発の汚染処理水処分、風評対策が焦点 政府が地元で意見聴取:毎日新聞

除染土再生利用、異論相次ぐ 省令改正を先送り―環境省:時事ドットコム







2020/03/29

【報道リンクまとめ】3月28日(土)・29日(日)

【3月28日(土)】

福島/除染土再生利用の法令改正見送り:NHK https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200328/6050009525.html

県産牛肉の全頭検査、来月から抽出に移行 8年7カ月ぶり見直し/栃木:毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20200328/ddl/k09/040/059000c

聖火リレーコース上でもベクレル値は高止まり!福島があきれる復興五輪のウソ:週刊女性プライム
https://www.jprime.jp/articles/-/17486


【3月29日(日)】


2020/03/27

【報道リンクまとめ】3月26日(木)・27日(金)

【3月26日(木)】

原発避難者訴訟で東電上告 仙台高裁判決に不服:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57269650W0A320C2CZ8000/


【3月27日(金)】

(プレミアシート)「春を告げる町」 「そのまま」の訴求力:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S14419581.html

牛肉の全頭検査、大幅縮小へ 岩手、宮城で4月から:中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020032701002965.html

2020/03/25

【報道リンクまとめ】3月25日(水)

【3月25日(水)】

大幅希釈し海洋放出 東電が処理水手順案 基準より厳格化:福島民報
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020032574042

「賃貸契約結ばず公務員住宅に居住」自主避難の4世帯を福島県が提訴:読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200325-OYT1T50231/

福島原発事故避難訴訟、一部住民が札幌高裁に控訴:北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/405952/

東京)避難住宅の提供継続を 原発避難者らが都に要望:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN3S76W5N3SUTIL01B.html

2020/03/24

【報道リンクまとめ】3月24日(火)

【3月24日(火)】

放射線リスク DNA評価 茨城大発新興ディノウ 航空業界に安心を 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57104490T20C20A3L60000/

安全の具体案を要望 処理水処分、政府説明に葛尾議会 福島民報
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020032474012

100ミリシーベルト未満でもリスク 長崎 小児期被ばくで論文報告 長崎新聞
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=614988325219894369

東電、福島第一処理水の処分手順案を公表…約30年かけて2次処理し海洋や大気に放出
読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20200324-OYT1T50258/


3/24 食品中の放射性物質の検査結果について(1177報)



https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10381.html

東京電力福島原子力発電所事故を踏まえて自治体等において行われている食品中の放射性物質の検査結果について、別添のとおり公表します。

1 自治体の検査結果

小樽市、岩手県、宮城県、山形県、栃木県、川越市、千葉市、柏市、東京都、文京区、世田谷区、横浜市、川崎市、新潟県、大阪府、香川県 

※ 基準値超過  1件

No.36 岩手県産 ヤマドリ肉 (Cs:110Bq/kg)

      検査結果(Excel:143KB)


2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果

   ※ 基準値超過 なし

   検査結果(Excel:15KB)

2020/03/23

【報道リンクまとめ】3月23日(月)

【3月23日(月)】

東京)住宅提供打ち切りで苦難の春 原発事故の避難者 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN3Q6TL9N3NUTIL032.html

大野病院の再開見通せず 避難解除でも進まぬ帰還 福島県、慎重姿勢崩さず 河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200323_63013.html



2020/03/20

【報道リンクまとめ】3月19日(木)・20日(金)

【3月19日(木)】

3・11を忘れない― WEショップが募金活動 タウンニュース
https://www.townnews.co.jp/0117/2020/03/19/521652.html

住民側が雇用促進住宅から立ち退きへ 山形地裁で和解 原発事故で米沢へ自主避難 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200319/k00/00m/040/025000c


【3月20日(金)】

「既に戻った」「戻りたい」南相馬69%川俣59%住民調査 福島民報
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020032073889

栃木)県内農家の指定廃棄物、8割が8千ベクレル未満 朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASN3M7FPZN3MUUHB00K.html?pn=4

東京)福島の日常描く「春を告げる町」、21日から上映 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN3M6VHXN3KUTIL01C.html

2020/03/19

3/19 食品中の放射性物質の検査結果について(1176報)


https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10269.html

東京電力福島原子力発電所事故を踏まえて自治体等において行われている食品中の放射性物質の検査結果について、別添のとおり公表します。

1 自治体の検査結果

    青森県、岩手県、宮城県、仙台市、秋田県、山形県、宇都宮市、群馬県、高崎市、埼玉県、船橋市、東京都、神奈川県、川崎市、新潟県、山梨県、岐阜市、愛知県、名古屋市、岡崎市、滋賀県、枚方市、尼崎市、徳島県、高知市

※ 基準値超過 なし

 検査結果(Excel:287KB)


2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果

 ※ 基準値超過 なし

  検査結果(Excel:11KB)

2020/03/18

【報道リンクまとめ】3月17日(火)・18(水)

【3月17日(火)】

茨城/福島第一原発 汚染水、短期間で放出も 事故前ルール採用せず:東京新聞
ttps://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202003/CK2020031702000154.html

仮置き場12カ所で流出恐れ 除染廃棄物、大雨備え対策:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56879930X10C20A3000000/

慰謝料上積み3分の1に 福島第1原発避難で賠償減額―東京高裁:時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031700924&g=eco


【3月18日(水)】

海洋放出に反対決議 浪江町議会、処理水処分で 福島県内初:福島民報 https://www.minpo.jp/news/detail/2020031873829

2020/03/17

3/17 食品中の放射性物質の検査結果について(1175報)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10086.html

東京電力福島原子力発電所事故を踏まえて自治体等において行われている食品中の放射性物質の検査結果について、別添のとおり公表します。

1 自治体の検査結果

札幌市、岩手県、仙台市、山形県、群馬県、埼玉県、さいたま市、川越市、千葉市、東京都、文京区、江東区、神奈川県、横浜市、新潟県、山梨県、長野県、岐阜市、浜松市、名古屋市、京都府、大阪市、兵庫県、島根県、松山市

※ 基準値超過 なし
  
検査結果(Excel:276KB)


2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果

  ※ 基準値超過 8件
 
No.281 福島県産 イノシシ肉  (Cs:120Bq/kg)
No.283 福島県産 イノシシ肉  (Cs:660Bq/kg)
No.286 福島県産 イノシシ肉  (Cs:120Bq/kg)
No.287 福島県産 イノシシ肉  (Cs:240Bq/kg)
No.288 福島県産 イノシシ肉  (Cs:190Bq/kg)
No.289 福島県産 イノシシ肉  (Cs:210Bq/kg)
No.290 福島県産 イノシシ肉  (Cs:180Bq/kg)
No.291 福島県産 イノシシ肉  (Cs:250Bq/kg)

検査結果(Excel:36KB)

2020/03/16

【報道リンクまとめ】3月16日(月)

【3月16日(月)】

困難乗り越え一歩 福島県で2人と1人の卒業式 河北新報

原発ごみ最終処分場 都会への建設検討を  山陰中央新報社



中止のお知らせ 3/24(火)東京/学びカフェ「今だから知りたい”ほうしゃのう きほんのき”」 〜子ども・くらし・たべもの・土〜


3/24に開催予定していた学びカフェは中止します。
お申込みいただいていた方には申し訳ありません。
新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、今回の学びカフェの開催を中止します。

状況が落ち着いてから、多くのみなさまにご参加いただける時点での開催をしたいと考えています。
開催日時が決まりましたらブログ、メルマガなどでお知らせします。

                  NPO 子ども全国ネット

============================
東京でくらす私たちは、なにに気をつけたらいいのかな。
「みんなのデータサイト」の中村さんが
放射能測定マップのおはなしをしにきてくれます。
心配なこと、聞きたいこと、みんなでわいわいおしゃべりしましょう。

おはなし:中村奈保子(みんなのデータサイト)+子ども全国ネットメンバー

中止します 
日時:3/24(火)10:20〜14:00(開場10:10)
会場:hako ギャラリー
  小田急線・千代田線 代々木上原駅東口下車徒歩2分
  http://hakogallery.jp/access/

参加費:1000円

定員:20人(事前予約あり・先着順)

プログラム:
10:20〜12:00  トーク
12:00〜12:30  質疑応答
12:30〜    ランチしながら交流

中村奈保子さんプロフィール:
3.11前は外資系企業やベンチャーなどで働いていたが、原発事故により校庭の測定や食品測定を地元で始めるなど放射能の道へ。不安・分からないことだらけのなか「知ること・学ぶこと」の大切さを知る。その後、みんなのデータサイト事務局に参画。3.11後につながった仲間は大切なかけがえのない宝物。家族は夫と子ども一人。日本女子大文学部教育学科卒。

「みんなのデータサイト」:
全国の市民放射能測定室のネットワーク団体であり、市民が測った食品・土壌の測定データを検索・表示できるサイト。

※ 子連れ歓迎! (託児、保育はありませんが、必要に応じてマットを用意するなどいたします)。
※ ランチしながらの交流に参加できる方は、会場の都合でテーブルがご用意できませんので、手持ちで食べられるものをあらかじめご用意いただいてお集まりいただけると楽です。


2020/03/15

【報道リンクまとめ】3月14日(土)・15日(日)

【3月14日(土)】

茨城/常磐線、きょう全線開通 被ばくの懸念 根強い声:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202003/CK2020031402000170.html

福島第一原発の港周辺 放射性セシウム濃度 国の基準下回る:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200314/k10012330701000.html


【3月15日(日)】

川崎・神奈川/福島の子招待24回目中止 心のケア継続へ意欲:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/202003/CK2020031502000129.html


2020/03/13

【報道リンクまとめ】3月12日(木)・13日(金)

【3月12日(木)】

原発事故の被ばく恐れ家族に溝 姫路に避難した親子、苦悩を本に 神戸新聞https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/202003/0013185343.shtml

滋賀)東日本大震災から9年 教訓忘れない 朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASN3C7QZNN3CPTJB009.html?pn=4

福島第1原発事故 県内避難者 「永住希望」7割超え 支援団体アンケ 生活困窮世帯も /山梨 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200312/ddl/k19/040/127000c

【東京】<東日本大震災9年>「被害、見える化したかった」 渋谷の福島原発事故シンポも中止 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/202003/CK2020031202000128.html

牛肉中の放射線検査、リスクにより対象を絞り込む方針へ、自主的取組みの停止に注目 食品産業新聞社
https://www.ssnp.co.jp/news/meat/2020/03/2020-0312-1409-15.html

見えにくくなった福島の傷は人の心の中にある 土井監督は問い続ける 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/591509/

宮城・山元町、指定廃の稲わらを町有地に集約へ 河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200313_11010.html

東電に7億3千万円賠償命令…集団訴訟初の控訴審判決 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200312-OYT1T50209/


【3月13日(金)】

【群馬】<東日本大震災9年>原発事故、風化させない 福島から移住の片岡さんら 被災者の思い伝える朗読会 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/202003/CK2020031302000172.html

差別と対立、真相に迫る 堀潤さん監督映画「わたしは分断を許さない」あす公開 /大阪 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200313/ddl/k27/040/251000c

環境省、指定廃棄物を誤って資材利用 基準の2倍超、道路工事に―福島原発 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031301494&g=soc

2020/03/11

3.11から9年〜ひとりからひとりへ伝えつづける〜




あの日から9年経ちました。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で集会やイベントも中止……
例年にない3.11となりました。

この間に、
甲状腺がんの(3.11当時の)子どもは230人を超えました。
区域外避難の家族に新たな支援が届くことはなく、
避難指示が次々と解除され、これまでのサポートすら失いました。
台風でフレコンバッグごと除染土が流されたりもしました。
原発敷地内いっぱいになった汚染水は、
蒸発させるか海に流すという途方もない処理を前提とし、
福島第一原発の事故現場では、廃炉作業の工程すら見えていません。

そして、この3月、
オリンピックを前に、双葉町でも大熊町でも一部避難指示が解除され、
駅前のピカピカの道路を聖火リレーが走るそうです。
子ども脱被ばく裁判の証人として山下俊一氏が
「”ニコニコしている人には放射能は来ない”と言ったのは緊張を解くためだった」
と発言したのも、つい先日のことです。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2478

あの日から9年。
多くの人に避難者の声は聞こえてないでしょうし、
放射能はもちろん誰にも見えません。
見えない放射能は測ってみるしかありません。

みんなのデータサイトでは、4000人の市民が土を測定したそのデータに基づいて
各地域のオリンピック時の土壌放射能マップを作成&無料公開しています。
http://bit.ly/2IE2j8E

新宿代々木市民測定所では昨年も270人近くの尿を測定し公開。
担当者は、子どもたちの尿中セシウムのレベルには変化なく、
これがゼロレベルになるまで大人の責任は終わらないと言います。
https://www.sy-sokutei.info/wp/8244/

測定だけではありません。
避難者支援、保養支援、
それぞれの場で、地道に支えつづけてくれている人たちがいます。

見えてきたこと、聞こえてきたこと、
集会がダメなら、ひとりがひとりへと伝えていけばいい。
親から子どもへ、友だちへ、また地域のつながりのなかで。

子ども全国ネットは、そのお手伝いを続けていこうと思います。
「休んでもやめない」を合言葉に!
冊子「ほうしゃのう きほんのき」に、
「こまもるブログ」や「こまもる便り」、
そして、周年イベントや学びカフェでの語りあい。

10年目の3.11までに、私は何人に伝えることができるでしょうか。
ひとりがひとりへ。
あきらめないで、伝えつづけていきたいです。

NPO法人子ども全国ネット
共同代表 阿部佐紀子 伊藤恵美子 西内良子


3/24(火)10:20〜@hakoギャラリー「学びカフェ」





















【報道リンクまとめ】3月10日(火)・11日(水)

【3月10日(火)】

原発避難者、生活困窮し割り切れぬ思い 宿舎退去1年、隣人と離れ家賃負担も増え:京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/180718

昨秋の台風でホットスポット出現か 線量下がった地点も:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASN396VJ8N39UGTB003.html

塩谷の処分場候補地、台風19号で荒廃 指定廃棄物、進まぬ処理/栃木:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200310/ddl/k09/040/036000c

栃木県内放射線量60%減 11日で9年:下野新聞
https://this.kiji.is/609939258103497825?c=65699763097731077

自主避難者の高速無料化延長 福島原発事故で再会支援―国交省:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031000640&g=eco


退去できぬ避難者に“罰金”「今の政治象徴」憤る、ひだんれん幹事:西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/590632

福島/白河の復興や防災 取り組みを冊子に 地元高校生作製、「人ごとではない」訴え:河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200310_63005.html




【3月11日(水)】

決して一部だけの話ではない。今、国全体で考えるべき問題が、目の前にある。:BuzzFeed
https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/syorisui-1f-9

福島20代女性の叫び「私の甲状腺がんの原因が知りたい」:女性自身
https://jisin.jp/domestic/1840294/

原発事故9年 住民の帰還はどこまで進んでいるのか?:NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200311/k10012320891000.html

丸9年の「3.11」――変貌する古里「飯舘村長泥」のいま:新潮社フォーサイト https://www.fsight.jp/articles/-/46631 



2020/03/09

【報道リンクまとめ】3月9日(月)

【3月9日(月)】

原発事故由来の農林系廃棄物 稲わら、ほだ木 被災地に1万トン超 日本農業新聞

原発事故9年「小児甲状腺がん」めぐり残る不確かさ 日本経済新聞  

5人を育てるシングルマザーは支援打ち切られ乳がん発症…原発「自主避難者」の厳しい現実 AERA dot.

出荷制限なお14品目 解除の牛肉、基準内維持 とちぎ大震災9年 下野新聞

「福島汚染、台風後に拡散…原発事故以前より1775倍の汚染地点も」 ハンギョレ新聞

震災「復興期」に高い自殺率 「幻滅期」後の16年以降 朝日新聞デジタル

2020/03/07

【報道リンクまとめ】3月7日(土)

【3月7日(土)】

「福島の百姓は終わりだ」原発事故の直後に父が自殺 農業を継いだ息子「今でも被害は続いている」:沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/543824

1億円受け取る世帯があれば、わずか8万円の人も…福島原発「強制避難者」と「自主避難者」に差:AERA dot.
https://dot.asahi.com/aera/2020030500017.html

6年連続すべて不検出 家庭の食事からの放射性物質摂取調査結果 日本生協連:農業協同組合新聞
https://www.jacom.or.jp/ryutsu/news/2020/03/200306-40627.php



2020/03/06

【報道リンクまとめ】3月5日(木)・6日(金)

【3月5日(木)】

写真家中筋さん 「原発事故が人を分断した」 東日本大震災から9年 タウンニュース
https://www.townnews.co.jp/0102/2020/03/05/520081.html

甲状腺がんで無料電話相談 医師らが8日 /東京 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200305/ddl/k13/040/003000c

福島第一から20キロの広野町 住民の今、ありのままに ドキュメンタリー映画「春を告げる町」21日公開 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainmentnews/CK2020030502000214.html

大熊の一部避難解除 住民らの利便性向上 大野駅周辺など 福島民報
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020030573324

来年3月末まで延長 自主避難父子・母子世帯高速無料 国交省 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2020030573341

<東海第二への教訓>(上)再稼働なら首長「同意責任」 福島県・前双葉町長 井戸川克隆さんに聞く 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/nationallist/202003CK2020030502000292.html


【3月6日(金)】

6年連続すべて不検出 家庭の食事からの放射性物質摂取調査結果 日本生協連 農業協同組合新聞
https://www.jacom.or.jp/ryutsu/news/2020/03/200306-40627.php

復興途上の明暗混在 JR大野駅前避難解除 駅舎は修繕、周囲は荒廃 福島・大熊 河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200306_63010.html

除染土を大臣室鉢植えに 風評払拭で―小泉環境相 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030600618&g=eco

2020/03/05

3/5 食品中の放射性物質の検査結果について(1174報)


https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09918.html

東京電力福島原子力発電所事故を踏まえて自治体等において行われている食品中の放射性物質の検査結果について、別添のとおり公表します。

1 自治体の検査結果

小樽市、青森県、岩手県、宮城県、仙台市、秋田県、山形県、茨城県、栃木県、宇都宮市、さいたま市、千葉市、船橋市、東京都、文京区、神奈川県、横浜市、新潟県、山梨県、静岡県、浜松市、三重県、京都府

※ 基準値超過 なし


   査結果(Excel:356 KB)


2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果

  ※ 基準値超過 なし

  検査結果(Excel:31KB)


3 国立医薬品食品衛生研究所における検査

  ※ 基準値超過 なし

  検査結果(Excel:12KB)

2020/03/04

【報道リンクまとめ】3月3日(火)・4日(水)

【3月3日(火)】

双葉町、4%だけの避難指示解除 大半なお見通せず 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN326J0RN2SUGTB004.html

復興庁設置、2031年3月まで延長 改正法案閣議決定 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56305470T00C20A3EAF000/


【3月4日(水)】

淡水魚のセシウム汚染、湖と川で蓄積傾向に違い:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASN344HVQN32ULBJ014.html

震災9年、福島復興に節目 帰還困難区域内で温度差も 福島・双葉町避難指示解除:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200303/k00/00m/040/322000c

汚染廃本焼却「承認」 宮城・大崎市議会が新年度予算案可決:河北新報https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200304_11017.html

OurPlanetTVより/伊達市民の被曝解析データを前規制委員長へ提供〜宮崎早野論文

(以前から問題になっている早野論文がどのように使われたのか、帰還困難区域が解除されるにあたって、このデータが反映されるようなことは許されることではない。詳細な資料等は、OurPlanetTVサイトでご覧ください。 子ども全国ネット)

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2475
 

宮崎氏や早野氏ら、市の関係者が集まった保原中央交流館

 

伊達市民の被ばくデータを同意を得ずに論文に使用していた問題で、論文の著者が投稿前の解析データを原子力規制委員会の田中俊一委員長(当時)に提供していたことがわかった。これらの解析結果は、「帰還困難区域」の避難指示解除に転換する国の政策に進めるにあたり活用した可能性がある。


「未発表データ」と朱書きされた資料。

「現在、伊達市のデータをまとめて論文化する作業が進行中ですが、「行政関係者に参考になる情報なので、論文投稿前であっても閲覧できないか」というお問い合わせがありましたので、結果の抜粋を作成いたしました。」

「未発表データ」と朱書きされた文書には1ページ目にこう記されている。電子データの文書タイトルは「田中委員長向け.key」。アップル社が開発しているプレゼンテーションソフト「Keynote」で2015年10月21日に作成されている。

14ページにわたる資料には、ガラスバッジやホールボディーカウンターで計測した伊達市民6万人分の実測値をもとにした解析結果が並ぶ。早野龍五東大教授(当時)や宮崎真福島県立医科大助教(当時)が翌年以降、英国の科学雑誌に投稿した論文内容と一部を除きほぼ重なる。

早野氏が作成した「田中俊一委員長向け資料」


田中俊一委員長向け資料を議論した伊達市の保原中央交流館青少年室

宮崎氏や早野氏は2015年10月21日、保原中央交流館の青少年室に集合。伊達市の半澤隆宏直轄理事(当時)や多田順一郎市政アドアイザー(当時)とともに、午前10時半から午後5時まで丸一日かけて、伊達市民の被曝データ分析に関する打ち合わせをした。その際、「田中俊一委員長向け資料」についても検討。その夜、田中氏にデータを送付したという。この段階では、論文の研究計画申請書を福島医大の倫理委員会に提出していなかった。

早野氏によると、田中氏から伊達市に依頼があったという。一方、田中氏は「早野さんとは、委員会を退任して飯舘村にきてからのコンタクトで、投稿前の原稿を受け取ったこともありません。」と述べ、「まったく心当たりのない内容」と否定している。


2015年10月21日のミーティングの議題に「田中俊一委員長向け資料」とある。

                      

 
















帰還困難区域の「避難解除」に活用か
東京電力福島第一原子力発電所事故後、「避難指示」が出された自治体は、3つの地域に再編された。線量の比較的低い地域は順次、避難指示が解除されたが、年間50ミリシーベルトを超える「帰還困難区域」は当初、除染せず、立ち入りも許可しない計画だった。

ところが政府は方針を転換。2017年に「福島復興再生特別措置法」を改正し、帰還困難区域内に避難指示を解除できる「特定復興再生拠点区域」を設けることを定め、翌年から本格的に除染に着手している。

早野氏が作成した解析データは、この方針転換に向けた説得材料とした活躍した可能性がある。田中氏は、データを受け取った翌月の11月24日、高木経産副大臣(当時)と面会。「国が避難解除をすることが必須条件だ」と進言した。

関係者へのメールで田中氏は、「帰還困難区域の見直しについては、まず区域見直しの表明は当面はあまり強調せずに、詳細な空間線量マップを作成し、実態として避難解除できるということを関係者に示しつつ、原防会議での決定に持ち込む」と記載。「規制庁からマップを示せば、それを梯子に(自民党東日本大震災復興加速化本部本部長の)大島議員まで通すこともできるようになると思います、願っています」と帰還困難区域の避難指示解除へ対する並々ならぬ意気込みを記していた。

さらに「12月2日には、(いわき選挙区選出の)吉野、森の両議員と会って、高木副大臣との話を中心に福島の状況を報告します。長官には動向をお願いしました。」と国会議員へも働きかけていた。実際、詳細マップについては、高木副大臣との面会翌日にあたる11月25日、規制委の定例会合で突如、事務方に指示。翌年2月には、詳細マップを盛り込んだ報告書を作らせている。


「高木副大臣用(田中)」「廃棄処分」という添付ファイルは「存在しない」という。

「夜ノ森の桜並木」を「帰還のシンボル」に

 
田中氏は「帰還困難区域」解除に向け、原子力規制委員会に出向していた環境省職員らと連携。丸川珠代環境大臣(当時)を、桜の名所で知られる富岡町夜ノ森の帰還困難区域を歩かせるパフォーマンスにも一枚噛んでいたと見られる。当初は、個人線量計のデータを公表し、線量の低さをアピールすることを計画。規制委で被曝防護を担当している伴信彦委員の同行も視野に入れていたが、町民の反発を懸念して断念した。当時のメールには、「大目的は、「夜ノ森の桜並木」を自由に入れるようにし、帰還のシンボルとする」などと記載されている。

早野氏の文書は、帰還困難区域の避難指示解除を進める際に活用したのではとぶつけたところ、田中氏は「国会議員とも、ご指摘のようなことで話をしたことはありません。そもそも、規制委員長の立場でそのような政治がらみの相談することなどできません。」と否定。「私の一存であれば、はるか前に全面的に解除してます。」としている。

放射線審議会への期待〜線量の見直しに道筋

 
ちなみに、「宮崎・早野論文」が国の報告書案に正式に盛り込まれたのは2018年7月の第141回放射線審議会。事務局が作成した「東電福島第一原子力発電所事故に関連して策定された放射線防護の基準のフォローアップについて」という資料の中に登場している。

その1年前の6月、退任前の田中氏は第134回放射線審議会総会に出席。放射線審議会委員を激励した。その時、配布しようと準備していたが、事務方に止められたという文書「放射線新議会の望むこと」にこんな記載がある。

「予測による線量評価は個人線量計の測定値と比較して4倍過大になることが判明したが、未だにそのままになっているため過大な被ばく線量予測が避難区域の解除、避難住民の帰還の大きな障害になっている。」

異例の挨拶をした2ヶ月前の4月には、原子力規制庁の提案により、放射線審議会の機能強化を謳う法改正を行われていた。これにより、放射線審議会は、他の省庁からの諮問に限らず、独自に調査や提言を行える権限を有した。

放射線新議会の甲斐委員に宛てたメール
配布しようとしていた「放射線新議会の望むこと」


早野氏が作成した「田中委員長向け資料」5ページ。4分の1という数値が示されている。

原発事故後いちはやく伊達市に入り、市政アドバイザーに就任した田中氏は2011年12月、「第7回低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」に仁志田昇司伊達市長とともに登壇。「空間線量率から正確な被ばく線量は評価できない」と指摘した上で、「伊達市では既に8000人の子供たちの個人被ばく線量のモニタリングを実施してる」「これまでの結果は、空間線量率から計算によって評価した被ばく線量と比べ、実測値は2分の1から3分の1以下となっている」と発言していた。


「低線量被ばくのリスクの関するワーキンググループ」の田中俊一氏発表資料抜粋。傍線OurPlanetTV。

2020/03/02

【報道リンクまとめ】3月2日(月)

【3月2日(月)】

「故郷で再開願う」 福島にサテライト、休校の相馬農飯舘校 福島民友新聞

見ようとしなければ見えない苦悩 福島のいまを撮り続ける 西日本新聞

福島)住宅無償提供終了でも211世帯、行き先決まらず 朝日新聞デジタル

インドネシア、輸入規制を緩和 40県産で検査不要に 日本経済新聞

OurPlanetTVより/実測数より多いデータ解析〜宮崎早野論文に新疑惑

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2470 


 
「第1論文」表1の2014年Q3に2万1,080人と記載されているが、配布した人数は1万6,037人。



住民6万人の被曝データが、研究者に不正提供された疑いがあるとして、福島県伊達市が調査を行なっている問題で、研究者が解析した論文上のデータが、実測された住民人数のより多い期間が存在することがOurPlanetTVの取材で分かった。伊達市では16037人にしかガラスバッチを配布していなかったにも関わらず、論文の解析データは2万人を超えていた。

問題となっているのは、福島県立医科大学の宮崎真講師と東京大学の早野龍名誉教授が、2016年から2017年にかけて国際的な科学誌に投稿した2つの論文データ。伊達市が、2014年の第3期(10月〜12月)に住民に配布したガラスバッチは約1万6000だったにも関わらず、論文では2万1,080人のデータが解析されていた。

2万1,080人という人数は、2013年7月から2014年6月までの1年間に、年間を通してガラスバッチを計測した人口と一致するため、前年のデータを流用した可能性がある。


 



















「第1論文」図4(f)第9次航空機モニタリングデータと2万1,051人の個人線量データを解析したグラフ。


 












 平成27年度伊達市放射能対策調整会議資料抜粋。2014年10月~12月に配布されたガラスバッチは1万6037人。

4箇所の使用〜論文の結論に影響

 
実測数と異なるデータが論文に登場するのは、2016年に投稿された「第一論文」3ヶ所と、2017年に投稿された「第2論文」の1箇所の計4ヶ所。「第1論文」の図4(f)では、2014年11月に実施された「第9次航空機モニタリング」と個人線量の関係性を示すグラフに登場しており、論文の結論に直接影響する。


















 




















また「第2論文」の図5は、事故から51ヶ月間分の被曝データをもとに生涯線量を導き出すもので、こちらも結論に直結するが、40ヶ月目にあたる2014年7月以降のデータを入手せずに、グラフを作成した可能性がある。

伊達市では年間5ミリシーベルト以上のBエリアについて、2014年6月までは全住民を対象に計測をしていたが、2014年7月からサンプリング調査に転換したため、計測者人数が大幅に減っていた。

宮崎氏が医大の調査に虚偽の供述か

 
同論文は、同意を得ないデータが使われているなどとして、伊達市の住民が一昨年、東京大学と福島医大に研究不正を申し立てたが、いずれの大学も昨年7月、「不正はなかった」とする結論を公表していた。しかし、OurPlanetTVの取材によると、福島医大の研究不正の調査で、宮崎氏が2015年8月に伊達市職員から受け取ったとされるCDには、2014年7月以降のデータが含まれていないことが判明。宮崎氏が不正調査の過程で、虚偽の証言をした疑いもある。

調査を行なった福島医大と宮崎氏は、OurPlanetTVに対し、伊達市の調査委員会で現在調査中のため、回答は控えたいとしたが、事実関係について否定しなかった。また早野氏に対しては、2月半ばから事実関係に関する答えを求めてきたが、28日までに回答がなかった。

伊達市の検証委員会の報告書は見送り

 
ガラスバッチ データ提供の経緯を調査している伊達市の検証委員会は2月10日、とりまとめる予定だった報告書の提出を見送り、3月以降に延期した。