2011/07/18

ECRRバズビー教授が緊急来日! 子ども全国ネットも共催し20日に講演会開催!

2011年7月20日(水)午後2時~4時半(開場1時半)
東京 会場:千代田区立内幸町ホール
(千代田区内幸町1-5-1 東京電力東京本店前)
定員:先着183名(事前予約はしていません。当日会場にお越しください)
参加費:1000円
連絡先:office.sokai@gmail.com
  主催:ふくしま集団疎開裁判の会
     こども東葛ネット
     会津放射能情報センター
     放射能から子どものいのちを守る会・会津
     としま放射能から子どもを守る会
     子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
※千代田区立内幸町ホールは今回の講演会とは関係がありませんので、
   問い合わせは上記メールまでお願いします。


3.11以降、私たちは放射能と原発について必死で勉強しました。
その中で、
「放射性物質による被ばくの影響にはしきい値がない」
 (どの基準以下なら安全だという値はない)
ということが国際的に認められていることも知りました。
けれども、とかくICRP(国際放射線防護委員会)の基準を引き合いにだして
1mSv/hならば安全であるかのような言い方をされることや
大人も子どもも同じように語られることに、不満を感じていました。

その中で、ECRR(放射線欧州防護委員会)が出している基準や見解に
どれだけ励まされ、そこを拠り所にしながら、来たことでしょう。
ECRRは、チェルノブイリ事故による内部被ばくの影響を隠していません。
一方のICRPは、内部被ばくを考えないものとして扱っています。
しかし、こうして今も収束することなく、東電福島第一原発から
日々、放射能が撒き散らされ、
食品や汚泥や瓦礫として日々全国に拡散している中では
内部被ばくを考慮しないなんていうことは考えられないのです。
すべては、子どもたちの放射能への感受性が数倍高いということがあるから…。

中でも、そのECRRの委員であるクリス・バズビー博士は、
海外でのインタビューニュースを通じて日本への警告を発してくれていました。
http://www.youtube.com/watch?v=HNAn8uvchvw&feature=related(4/13)
http://www.youtube.com/watch?v=jW2Oe2S2oqU&playnext=1&list=PL9E81E6E4AE69993D(4/26)
http://www.youtube.com/watch?v=3UiGJys6HVE(5/17)

そのバズビーさんが緊急来日する話を、
ふくしま集団疎開訴訟の弁護団である柳原弁護士が12日のキックオフミーティングで紹介。
これはぜひ、ということで、私たち子ども全国ネットでもお手伝いすることになりました。

17日に一足先に開催された講演会で、最後にバズビーさんが
日本のみなさんに向けてということで語った言葉に胸が熱くなりました。

日本に来たのは、世界を変えるためです。
多くの人は、福島で起きた事故で一度立ち止まり、世界中の人が考える機会とすべきです。
原爆被害国である日本が、次の世界を創れるのではないかと思います。

私たちは、放射能の感受性が高く被害者になりやすい子どもたちを放射能から守るために、
内部被ばくも含めた放射能被害の真実を見つめましょう。
その時にきっと、バズビーさんの話が多くの示唆を与え
彼の行動が勇気を与えてくれるにちがいありません。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!現在1μSv/h以上の福島県郡山で生活しています。
    》日本に来たのは、世界を変えるためです。多くの人は、福島で起きた事故で一度立ち止まり、世界中の人が考える機会とすべきです。原爆被害国である日本が、次の世界を創れるのではないかと思います。
    ”良心にしたがい真実を追究し、そのことを伝える活動をしている博士の方々は皆さん、この数値は安全ではない!一刻も早く離れるようにお話されています。』
    日本政府とどちらを信じるのか?
    これから3,5年後、10年後に体調不調を訴えるのは、現在の0~5才、10才代の子供たちです。現在50才・60才代の大人が将来、癌などになることとは、全く意味が違うということを、私達大人は理解し認識しなければいけないと思います。
    お子さんをお持ち皆さん、負けないで下さい!繋がってください!応援しています^^

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  2. 森園さま
    さっそくのコメントをありがとうございます。
    郡山には友人もいました。
    避難の指定もされない中で線量が高いです…
    チェルノブイリの被害のうち、
    低線量内部被曝の被害をないもの、もしくは過小評価した事実は
    悲しみと苦しみのなかにいた母と子を無視することになります。
    かの地の母たちの気持ちを思う時、
    私にはそれはできません。
    だからこそ、その被害に学び、でき得る限りの努力を傾けて
    子どもたちを守りたいと思います。
    今後とも見守りください、お願いします。

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