2012/03/29

瓦礫広域支援について参考になるご意見

静岡県島田市試験焼却結果物質収支。
市が出したデータです。
http://www.yasuhirok.sakura.ne.jp/Products/Shimadacity_RI_Garbage_Report_Final.pdf
10万ベクレル以上のセシウム137が行方不明です。
・バグフィルターによるCs137の除去率は60%程度

・バグフィルターで99.9%取れる事はない
・災害がれきの焼却は2次汚染の危険性:大

この結果を見ても広域支援を受け入れますか?

また、群馬では基準値ないとされる8000ベクレル未満の1800ベクレルの灰を
埋め立てたてたところ大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えたことがありました。
また、山形市の定時降下物から福島市の約14倍のセシウムが検出されたこともありました。



なぜ広域支援をしない方がよいのか?
こちらのブログはとてもわかりやすく説明されています。
被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ
http://www3.hp-ez.com/hp/kakusan/page1


(上記ブログの一部抜粋)
環境省では「広域処理情報サイト」 があり瓦礫について、
「岩手県11年分、宮城県19年分にも達しています」 という表現があります。 
一方で両県が広域処理を希望している量は、 その中でそれぞれ約13%、22%に過ぎません。 
このカラクリに多くの人に気づいてほしいものです。

『瓦礫の受け入れ』は
汚染を免れた土地をも汚染させようとしています。
 汚染されていない土地の食べものを被災地へ届けるのが
本当の支援ではないのでしょうか?
瓦礫ではなく、被災者を受け入れるのが本当の支援ではないのでしょうか?
 放射性物質は拡散させず、
人の住めなくなった場所、一カ所に集めて
封じ込めて安全に管理・処分するのが世界の鉄則。
一度拡散した物は もう集める事は不可能です。
全国の自治体が瓦礫受入を表明しだしています。
もはや受入は一自治体だけの問題ではなく日本国全体の問題です。
だいたい沖縄まで持って行くっておかしいでしょ。
もし瓦礫を受け入れる事によって
10年後に住民になんらかの健康被害にあったとしても因果関係があったと国は絶対認めてはくれません。

モチロン瓦礫広域処理を推進した人も責任とれないでしょう?
福島から母子三人で西日本に避難してこられた方が このように言っておられます。

「チェルノブイリ原発事故のデータから、 
被曝してしまったこどもたちでも、 
安全な場所に短期間でも避難して 安全な空気を吸い安全な食べ物を食べれば、
深刻な病気から免れていることが分かっています。

どうか、被災地に遠慮なく、 震災瓦礫の受け入れ反対の声を上げてください。 
そして、瓦礫の受け入れより、避難者の受け入れに目を向けてください。 

いまだに、原発から20キロ圏内以外の放射能汚染から 
避難するための補償はされておらず、 それが経済的負担となり、命を救うための避難を妨げています。 」

瓦礫を日本全国で受け入れるべきだとお考えの方へ、 
「自分の土地が汚染されてるように言われて 被災者は傷付いている、汚染の根拠を示せ」 
と批判される方がおられます。 

誰もが皆、ふるさとや大切な人や 
思い出のある場所は特別な存在です。 
そこが汚されてしまうのは本当に悲しいことです。 
耐え難く悔しいことです。 

でも残念ながら、先日、岩手県において、3/20日、 
一関市と藤沢町の畜産農家5戸 のわらから 
基準の2~43倍の1キロあたり2560~5万7千ベクレルのセシウムが 
検出されたことが発表されました。(朝日新聞) 

また、




など、放射能による影響はないのでは と言われていた地域でも、
瓦礫に放射能が含まれていることを否定できない状況になってきています。

低線量の瓦礫なら大丈夫だろうという声もありますが、 
焼却の際のバグフィルターは放射性物質に対応していません。

バグフィルタメーカー10社全て放射性物質を除去できないと回答しています。

いくら低線量であったとしても、 
正確な検査は困難なため、 本当に低線量であるか確実でない上、 
曖昧な検査で受け入れた瓦礫を焼却してその灰から汚染が検出されても
すでに一度拡散された放射性物質の回収は不可能なのです。

だから、少しでも放射能に 「被曝」してしまった可能性が否定できない瓦礫は、 
やはり拡散すべきではないのです。拡散や受入の懸念もそこにあるのです。 

また、
「瓦礫の受け入れを反対する人達は被災者の事を考えず、 
自分達さえ良ければいい自己中だ」 
という非難もあります。 

でも知ってほしいのです。 
瓦礫受入反対運動の中心には、 
各自治体の住人だけでなく、
被災地から避難して来られた方々や、 
被災者の皆さんの受入や支援に走り回って尽力されておられる方々が少なくないのです。

みんな、被災した方々を受け入れられる放射能汚染のない安全な土地と食を守るため、 
瓦礫受入反対の声を上げておられるのです。 

受入反対の人達の殆どが、 自分達の自治体のみならず 全国の自治体にも声を届けています。
これ以上、日本を放射能で汚染させたくないからです。 

人間と全ての生命を守りたいからです。 
決して身勝手な理由で反対の声を上げているのではないことを、 
どうか少しでもご理解頂けると有り難いです。 

以上のこれらの報道されない情報をどう判断されるかは皆様にお任せしますが、 
もし、もし、万が一にも 国が意図的に放射能汚染された瓦礫を 
広めようとしていたなら・・・ 

結果として国民がその企みの一端を担わされて、 
日本中に汚染を広め、子供や人々や全ての生き物、 
自然を放射能によって苦しめることに 
なってしまうやもしれません。 

そんな皮肉でつらいことはないですよね。
でも放射能は命を奪うものなのです。
だからどうか様々な情報を知った上で、 

ご判断を頂けますようお願いいたします。 そして、もし瓦礫拡散が危険であると思われたら、 
他の皆様にもお伝え下さいますようお願いします。 



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現在市川市がe-モニターを対象に瓦礫受け入れアンケートをやっていることがわかりました。
市川市民じゃない方もアンケートに回答できます。
https://www.e-moni.city.ichikawa.chiba.jp/em/
どうかこのブログの内容が一人でも多くの方の目にと
まりますように祈ってやみません。

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