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(記事より抜粋しています。全文および中継動画はこちらへ)
福島県は31日、福島県民健康調査の専門家会議を開催し、新たな甲状腺がんデータなどを公表。甲状腺がんと疑われる子どもは検査対象の38万人のうち、137人となった。うち105人が手術を実施、104人が甲状腺がんと確定した。
2011年から2013年までの「先行検査」では、2次検査の穿刺細胞診断で悪性または悪性疑いと診断されたのは1人増え、113人に増加。そのうち99人が手術を実施し、一人が良性結節と確定診断されたほかは、95人が乳頭がん、3人が低分化がんと診断された。今回、新たに増えた1例はいわき市。
また2014年〜2015年にかけて行われている2巡目の「本格調査」で、悪性・悪性疑いと診断されたのは前回より10人増え、25人となった。新たに診断された10人の市町村は、浪江町1人、 南相馬市1人、伊達市3人、福島市2人、本宮市1人、郡山市1人、桑折町1人。
今回がんと診断されや25人の子どものうち10人が、1巡目ではA1、13人がA2と診断されており、計23人が「問題なし」とされていた。
過剰診断か?〜県立医大が手術症例を公表
公表データによると、今年3月31日までに外科手術した104例のうち、福島県立医大が手術を実施したのは97例。術式は甲状腺すべてを摘出する全摘が6例。片葉切除90例だった。全症例96例のうち、病後病理診断で甲状腺外浸潤(pEX1)38例、リンパ節転移は72例。肺への遠隔転移は3例。
本格検査は18.63倍多発〜津田教授
岡山大学で疫学を専門にしている津田敏秀教授は、2巡目で25人もの新たな甲状腺がんが生じていることについて疑問視。「本格検査」について、統計的に有意な多発であると分析した。
OurPlanetTVでは9月1日午後13時に津田教授とスカイプでつなぎ、より詳細な分析や学会での反応などをお伝えする。
福島県は31日、福島県民健康調査の専門家会議を開催し、新たな甲状腺がんデータなどを公表。甲状腺がんと疑われる子どもは検査対象の38万人のうち、137人となった。うち105人が手術を実施、104人が甲状腺がんと確定した。
2011年から2013年までの「先行検査」では、2次検査の穿刺細胞診断で悪性または悪性疑いと診断されたのは1人増え、113人に増加。そのうち99人が手術を実施し、一人が良性結節と確定診断されたほかは、95人が乳頭がん、3人が低分化がんと診断された。今回、新たに増えた1例はいわき市。
また2014年〜2015年にかけて行われている2巡目の「本格調査」で、悪性・悪性疑いと診断されたのは前回より10人増え、25人となった。新たに診断された10人の市町村は、浪江町1人、 南相馬市1人、伊達市3人、福島市2人、本宮市1人、郡山市1人、桑折町1人。
今回がんと診断されや25人の子どものうち10人が、1巡目ではA1、13人がA2と診断されており、計23人が「問題なし」とされていた。
過剰診断か?〜県立医大が手術症例を公表
公表データによると、今年3月31日までに外科手術した104例のうち、福島県立医大が手術を実施したのは97例。術式は甲状腺すべてを摘出する全摘が6例。片葉切除90例だった。全症例96例のうち、病後病理診断で甲状腺外浸潤(pEX1)38例、リンパ節転移は72例。肺への遠隔転移は3例。
本格検査は18.63倍多発〜津田教授
岡山大学で疫学を専門にしている津田敏秀教授は、2巡目で25人もの新たな甲状腺がんが生じていることについて疑問視。「本格検査」について、統計的に有意な多発であると分析した。
OurPlanetTVでは9月1日午後13時に津田教授とスカイプでつなぎ、より詳細な分析や学会での反応などをお伝えする。
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