2013/07/13

子ども全国ネット2周年ミーティング開催しました!


昨日、子ども全国ネット2周年ミーティングを開催しましたので、その報告をします。

下記アーカイブができましたので、是非ご覧くださいませ。
 (※お詫び 一部音声が良くないところがあります)

短期間の呼び掛けにも関わらずたくさんの方が参加くださり、短い時間でしたが、充実したミーティングになりました。
今後の活動に活かせる情報も沢山でましたので、後日整理してHPにアップしますが、こちらも是非ご覧下さい。

第1部
http://www.ustream.tv/recorded/35700419
第2部
http://www.ustream.tv/recorded/35702803

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暑い中、参加下さったみなさま、ありがとうございました!

前半は、福島の現状と支援法の課題について、OurPlanetTVの白石さん、福島の子どもたちを守る法律家ネットワークの江口智子さんからは、わかりやすく、かつ、核心をついたお話が聞けました。

事故から2年以上経った今、事故直後から福島に入り取材を続けて下さった白石さんから、現地に行かないとわからない福島の状況について、また、江口さんからは支援法と事故訴訟について、これまでの経緯と課題をわかりやすく解説頂きました。
お二人のこれまでの活動への姿勢が伝わる、わかりやすく、かつ、鋭く毅然とした報告は必見です。

後半はその現状に対して、現在各自治体から国に出されている、支援法の早期実施に向けての意見書提出の動きについて、子ども全国ネット「支援法推進プロジェクト」の伊藤さんから報告をして、各地域の事例をゲストの方達とともに、話し合いました。

もはや国を動かしていくには、地方が動かないと、全国の自治体へ働きかけていくことが重要で、そのやり方、進め方の実践的なアイデアも出ました。

この詳しい内容などは整理して、アクション呼び掛けの媒体にしていきたいと思います。

そのような話し合いの中ででた、埼玉県県内の団体を連ねるネットワーク代表の加藤さんのお話を是非聞いて欲しいです。

・・・事故後すぐに活動を始めて、今も本当にここに住み続けていっていいのかと自問しながらも、子ども達を守りながら暮らせるよう最大限の努力をしている。
しかしながら活動疲れもあり、続けていくことは困難であるけれど、今、始めて出産した新しいお母さん達が、放射能のことを知って不安になったり、この先5年後10年後、もし子どもの体調不良が出た時に、きっと悩み苦しむお母さん達がでるだろうから、そういったお母さん達の受け皿になるよう、細く長く続けていくことが大事と思って続けている。

また、自分達の子どもを保養させようと思っても、福島の子ども達が優先ではないかということもあったり、支援しながら自分達の子どもも守っていく、どちらも大事で頑張っていきたい。・・・

というお話には、東日本のみなさんもきっと同じ思いではないかと思いました。もちろん、私たち事務局のメンバーも同じ思いで、この春からこのネットワークを持続可能にしていくために、事務局の体制と、広報・情報発信の強化をはかっています。

子ども全国ネット設立2周年。

これまでのこと、今後のことを、ゆっくり話し合う時間もなく2年たちましたが、目の前の暮らし、子ども達との生活の質も大事にしながらも、
これからの汚染拡大と、子ども達の健康被害をしっかり訴えていかなくてはと、あらためて確認し合いました。

この地は決して安全ではないということと関東圏からの保養も呼び掛け、少し落ち着いた感のある東京から声をもう一度声をあげていくこと。

福島の子ども達の移動教室や全国各地の保養受入促進、各地の避難者受け入れ自治体から国への予算措置の要請を働きかけるなど、地方の自治体や地域のNPOとともに、これからは具体的な事業を実現していけるような働きかけも必要ですね。

支援法については、昨日のミーティングでも広報の中山さんから紹介しましたが、アクション呼び掛けをしていく広報も準備していますので、またあらためて告知します☆

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