http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160317-058473.php
東京電力福島第1原発事故により漁自粛を余儀なくされている相馬市・松川浦でのアサリ漁再開に向け相馬双葉漁協は、18日に開かれる試験操業検討委員会に計画案を提出する。検討委や県漁連の組合長会議などで承認されれば、4月にも5年ぶりにアサリ漁が復活する見通しだ。
アサリの漁期は4~8月で、同漁協は組合員約90人が試験操業に参加すると想定している。2009(平成21)年に採れたアサリは約77トンで、漁獲高は約3370万円。東日本大震災の津波で松川浦の地形が変化したため、アサリの生息数が見通せない部分もある。潮干狩りの再開について同漁協はまだ具体的な協議を始めていないが、アサリ漁の再開が地元にもたらす期待感は大きい。
同漁協によると原発事故前、潮干狩りシーズンの3~8月には、松川浦に例年約3万人が詰め掛け、最盛期には1日で5000~7000人が訪れた。潮干狩りの参加料だけで年間約3000万円の売り上げがあり、市に大きな経済効果をもたらした。地元の食文化を支えたほか、現在は自粛中の青ノリの養殖とともに同市の観光資源の柱となっていた。
県水産試験場が12年1月から行っている調査によると、松川浦の土に含まれる放射性セシウム濃度は徐々に下がっている。開始直後は1キロ当たり3000~4000ベクレルの場所もあったが、13年以降はおおむね同300ベクレル前後。アサリの放射性物質濃度は14年以降、検出限界値未満が続いている。
東京電力福島第1原発事故により漁自粛を余儀なくされている相馬市・松川浦でのアサリ漁再開に向け相馬双葉漁協は、18日に開かれる試験操業検討委員会に計画案を提出する。検討委や県漁連の組合長会議などで承認されれば、4月にも5年ぶりにアサリ漁が復活する見通しだ。
アサリの漁期は4~8月で、同漁協は組合員約90人が試験操業に参加すると想定している。2009(平成21)年に採れたアサリは約77トンで、漁獲高は約3370万円。東日本大震災の津波で松川浦の地形が変化したため、アサリの生息数が見通せない部分もある。潮干狩りの再開について同漁協はまだ具体的な協議を始めていないが、アサリ漁の再開が地元にもたらす期待感は大きい。
同漁協によると原発事故前、潮干狩りシーズンの3~8月には、松川浦に例年約3万人が詰め掛け、最盛期には1日で5000~7000人が訪れた。潮干狩りの参加料だけで年間約3000万円の売り上げがあり、市に大きな経済効果をもたらした。地元の食文化を支えたほか、現在は自粛中の青ノリの養殖とともに同市の観光資源の柱となっていた。
県水産試験場が12年1月から行っている調査によると、松川浦の土に含まれる放射性セシウム濃度は徐々に下がっている。開始直後は1キロ当たり3000~4000ベクレルの場所もあったが、13年以降はおおむね同300ベクレル前後。アサリの放射性物質濃度は14年以降、検出限界値未満が続いている。
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