2015/04/30

フクシマンの福島リポートより/3/30 4/13「食品中の放射性物質の検査結果について」

以下、フクシマンの福島リポート(ameblo.jp/masa219koro/)より転載させていただきます。メルマガの形で届くリポートを見ていると、今どんな食品がどの程度汚染されているのかの事実を知ることができます。ぜひ購読されることをお勧めします。子ども全国ネット


3月30日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第923報)」によりますと、福島県及び福島県以外の31の自治体から入手した放射性セシウムの検査結果3,756件のうち、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は次の4件でした。

福島県伊達市石田川産のヤマメ1件から203.1Bq/kg
群馬県片品村産のニホンジカ肉3件中の1件から182.7Bq/kg
福島県伊達市布川産のイワナ1件から173.1Bq/kg
栃木県日光市中禅寺湖産のブラウントラウト1件から127.5Bq/kg

続きまして、3月30日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第924報)」によりますと、福島県をのぞく29の自治体から入手した放射性セシウムの検査結果3,596件のうち、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。

検出下限値を超える数値が検出されたのは、全体の約8%に当たる27件でした。そのうち数値の高かった10件の産地、品目、数値は次の通りです。

埼玉県小川町産のタケノコ1件から49.6Bq/kg
群馬県産の原木シイタケ1件から36.9Bq/kg
千葉県流山市産のタケノコ4件から31.69Bq/kg~7Bq/kg
栃木県宇都宮市産のタケノコ1件から20.69Bq/kg
群馬県足利市産の原木シイタケ1件から15.9Bq/kg
長野県大桑村産の野生のイノシシ肉1件から16Bq/kg
栃木県佐野市産の原木シイタケ1件から15.1Bq/kg
栃木県栃木市産のタラノ芽1件から13.7Bq/kg



つづきまして、4月13日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第925報)」によりますと、福島県をのぞく35の自治体から入手した放射性セシウムの検査結果5,991件のうち、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は9件でした。その産地、品目、数値は次の通りです。

千葉県柏市手賀沼産のコイ1件から138.2Bq/kg
千葉県柏市手賀沼産のギンブナ1件から113.2Bq/kg
栃木県那珂川町産のイノシシ肉15件中の14件から39.3Bq/kg~498Bq/kg

 4月8日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、田村市、須賀川市、新地町などで畜産物、水産物、農産物など133検体について放射性セシウムの検出検査が行われました。その結果、国の定めた国の基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。測定下限値を超える数値が検出された検体は10件でした。その品目と数値は次の通りです。

いわき市産のスズキ2件中の1件から65.7Bq/kg
南相馬市産のシロメバル1件から18.3bq/kg
いわき市産のコモンカスベ2件中の1件から16.2Bq/kg
富岡町産のババガレイ1件から15Bq/kg
いわき市産のババガレイ4件中の2件から12.2Bq/kg、7.36Bq/kg
いわき市産のアイナメ3件中の1件から11.36Bq/kg
いわき市産のマコガレイ2件から10.1Bq/kg、6.81Bq/kg
富岡町産のウスメバル1件から7.07Bq/kg


以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」をダイジェストにしてお伝えしました。詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、厚生労働省 および、 郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。



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