2016/10/12

【報道まとめ】田村市の飲食店 基準値超えの野生キノコ提供/福島

基準値超えの野生キノコ提供 福島・田村の飲食店

2016年10月12日 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/281455

福島県は12日、食品衛生法に定める放射性物質の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える野生キノコを調理し提供したとして、同県田村市の飲食店に対し、保存していた残りの野生キノコの廃棄を指示したと発表した。県によると、これまで健康被害の報告はない。

県によると、同市の「大衆食堂とんこ」が、出荷が制限されているコウタケを天ぷらにして、今月5日までに計23人に提供。コウタケは経営者の男性が、同市内の山林で採ったという。

同11日に「出荷制限の対象となっている野生キノコが調理、提供されている」との匿名の通報があり、県が調査していた。


田村市の飲食店 出荷制限の野生キノコ提供/福島

2016年10月12日 福島中央テレビ
http://www.news24.jp/nnn/news86511839.html 

田村市の飲食店で、出荷制限の対象となっている野生キノコを提供していたことがわかり、県が注意を呼びかけている。

県によると、きのう県中保健所に、田村市大越町の飲食店=「大衆食堂とんこ」で、「出荷制限の対象となっている野生キノコが提供されている」と通報があった。

保健所が調査したところ、提供されていたのは出荷制限の対象となっている野生の「コウタケ」で、宴会などで20人以上に天ぷらとして出された。

このキノコは店が採取したもので、加工されたものを調べたところ、国の基準値の5倍以上に当たる1キロ当たり570ベクレルの放射性物質が検出された。

県内では、原発事故の影響で会津地区の一部を除いて野生キノコの出荷が制限されていて、県が注意を呼びかけている。







野生キノコ出荷制限指示、田村の飲食店提供 健康被害なし /福島

2016年10月13日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20161013/ddl/k07/040/159000c

県は12日、田村市大越町上大越の飲食店「大衆食堂とんこ」で、国の出荷制限指示がかかっている田村市産の野生キノコが提供されていたと発表した。県中保健所は店に残っていたキノコの廃棄を指示した。これまでに健康被害の報告はない。

県食品生活衛生課によると、男性店長が9月下旬、近くの山で「コウタケ」約100本を採り、10月上旬に9本を天ぷらにして23人の客に提供した。

11日になり、県中保健所に匿名で通報があり、県衛生研究所が12日に残りのコウタケを検査。1キロ当たり570ベクレルの放射性セシウムが検出され、国の基準値(同100ベクレル)を超えた。店長は「出荷が制限されていると認識していなかった」と話しているという。

県内の野生キノコは金山、南会津、湯川、檜枝岐の4町村を除いて出荷が制限されている。
【土江洋範】


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