2017/07/10

7/1 福島/第3回オープンフォーラム 「あなたにとって〝復興"とは何ですか?」 ~ひとりひとりの復興と大きな視点での復興~のご報告


フクシマンさんこと、池田雅之さんより、先日のオープンフォーラムのご報告をいただきました。話す中で生まれた「モヤモヤ」を隠すでも、無視するでもなく、福島に今ある矛盾に向き合いながら話すことで、そこから「力」が生まれてくるのを感じたと言います。詳細な報告は、近くHPに掲載とのこと。ぜひご覧ください。 子ども全国ネット

HP https://ameblo.jp/masa219koro/
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平成29年7月1日
第3回オープンフォーラム

「あなたにとって〝復興"とは何ですか?」
~ひとりひとりの復興と大きな視点での復興~

を開催しました。

ゲストスピーカーに、
奇跡のV字回復を果たした福島の「農業経営者」J-RAPの伊藤俊彦さんや、
米沢に「自主避難したお母さん」下山田菜穂子さんや、
郡山で「希望の種をまき続ける」三保谷泰輔さんを迎え、
大きな視点での復興だけでなく、小さな視点から考える復興も大切にしながら、
「ひとりひとりの復興ってなんだろう?」というテーマで
自分たちの街の復興について、話し合ってみました。

今回は、食や教育や福祉など、「命」にかかわるご職業の方が、会場に多く来てくださったこともあり、
「復興」というテーマが、「子どもたちにどんな未来(バトン)を渡すのか?」というテーマに、昇華していったように感じています。

会場の方からは、県外に自主避難されている経験から、「子どもたちが健康に育つことを保障するのが復興だと思う」とお話くださった下山田さんのお話に、共感し、たくさんのこと考えさせられたという感想をいただきました。

また、未来ある社会を子どもたちに渡すために、調べ、考え、行動し、変わり続けるべきという「農業経営者」の伊藤さん意見に、共感し、勇気をもらったたという感想を、いただきました。

またみんなで楽しく話しながら、自分たちの街づくり(居場所づくり)をするコミュニティーガーデンを作りたいという三保谷さんの情熱に、エネルギーをもらい、感化されたというポジティブな感想もいただきました。

そのお三人のゲストスピーカーお話を受けて、はじまった会場全体の対話の中では、例えば、ご自身が甲状腺ガンにかかった経験から、命がけで「子どもの命を放射能から守るべき」とお話くださった男性のお話なども聴くことができ、福島のなかにあるいろんな光と影が交錯し、多くの人の葛藤が深まり、「(良い意味で)モヤモヤが深まった」とう感想も、いただきました。

モヤモヤが深まりながらも、会の後半に、保育士の方から、「不安や葛藤というネガティブな感情は、マイナスしか生まないのではなく、大切なもの。葛藤の中で「今、自分に何ができるのかを考える」薪のようなものだと思う」とお話をいただき、「モヤモヤ」を「力」に変える、大切なヒントも共有できたような気がします。

多くの人の心に、深い印象をあたえる大事な話し合いができたのは、ひとえに素晴らしいゲストスピーカーと、会場の方たちがお集まりくださったおかげと、スタッフ一同心より感謝しております。

大切な話あいがおこなわれた、今回の記録は、こちらのホームページで公開し、多くの人たちと共有できたらとおもっております。
少し時間がかかりますが、記録がまとまりましたら、アップさせていただきますので、しばらくお待ちください。

また、今回のオープンフォーラムではなしあわれたことを、より深く話し合う、オープンな対話の会を9月3日(日)に開催します。どなたでも参加できますので、よろしければご参加ください。

今回は、多くの方にオープンフォーラムにご協力いただき、本当にありがとうございました。

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次回「対話の会」のお知らせ

テーマ
あなたにとって〝復興"とは何ですか?
~ひとりひとりの復興と大きな視点での復興~

日時:9月3日(日)11:00~18:00
場所:郡山市 ミューカルがくと館
参加自由:無料

11時集合〜13時まで対話
13時~14時ランチ(ランチ持参)
14時〜18時まで対話

※途中参加・退席歓迎します。どなたでもお気軽にお越しください。

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