2018/09/07

OurPlanetTVより/甲状腺がん集計外含め211人〜福島県


(5日に行われた県民健康調査検討委員会の報告を、OurPlanetTVのレポートでお読みください。今回は以前からカウントされていないと問題になっていた、経過観察になり、その後、手術適用になった子はどのくらいいるのか、また福島県立医大以外での症例がどのくらいあるのかに注目が集まりました。)
福島第一原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」あり方を議論している検討委員会の第31回目会合が5日、福島市内で開催された。甲状腺検査は、穿刺細胞診を行って悪性あるいは悪性疑いがあると診断された患者は3人増えて202人(うち一人は良性結節)。手術を受けて、甲状腺がんと確定した患者は2人増えて164人となった。
 
また7月の甲状腺評価部会で公表された、検討委員会で報告されていない患者を含めると、事故当時18才以下だった子どもで、2011年秋以降に甲状腺がんと診断された患者は211人、手術をして甲状腺がんと確定した患者は175人となった。

 
福島県立医大以外での手術症例の把握せず
会議では、OurPlanetTVが8月3日の記事で指摘していた「他施設」の手術数が矛盾が生じている問題をめぐり説明があった。医大によると、甲状腺評価部会に提出していた2016年3月30日までの「手術の適応症例」において、福島県立医大で施行した手術としていた126例の中には、「2016年 4月に入ってから手術が実施された月に入ってから手術が実施された1例を組み入れてしまった」と修正。他施設で実施された数は7例であったと説明した。
 
また、2005年以降、福島県立医大以外の医療機関で実施された手術数が7例のまま変更がないことについて、甲状腺検査を担当する志村浩己教授は、「倫理上、把握は不可能」だとして、今後、他施設での甲状腺がんの把握は行わないとの見解を示した。
 
新たな誤集計が発覚〜甲状腺がん手術症例にミス(2018年8月3日)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2275
 
福島第一原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」あり方を議論している検討委員会の第31回目会合が5日、福島市内で開催された。甲状腺検査は、穿刺細胞診を行って悪性あるいは悪性疑いがあると診断された患者は3人増えて202人(うち一人は良性結節)。手術を受けて、甲状腺がんと確定した患者は2人増えて164人となった。7月の甲状腺評価部会で公表された、検討委員会で報告されていない患者を含めると、悪性疑いの患者は211人、甲状腺がんは175人となる。
 
資料
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-32.ht...
 

け福島第一原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」あり方を議論している検討委員会の第31回目会合が5日、福島市内で開催された。甲状腺検査は、穿刺細胞診を行って悪性あるいは悪性疑いがあると診断された患者は3人増えて202人(うち一人は良性結節)。手術を受けて、甲状腺がんと確定した患者は2人増えて164人となった。

また7月の甲状腺評価部会で公表された、検討委員会で報告されていない患者を含めると、事故当時18才以下だった子どもで、2011年秋以降に甲状腺がんと診断された患者は211人、手術をして甲状腺がんと確定した患者は175人となった。



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