2014/10/26

福島の食、安全安心実感 親子ツアー、新米検査など見学/福島(郡山)

放射性物質や食品への汚染、その安全性の確保について、消費者が学ぶことはもちろんとても大切です。けれども、消費者庁が先導して行っている指導内容も、「安全」と言うことだけが目立ち、事故前は(核実験の時代などをのぞき)ほとんど汚染のないものを食べていたこと(自然放射線との比較にとどめている)や、予防の観点からは(被ばく影響にしきい値がないのだから)なるべく汚染の低いものを食べたほうがいいことなどは言いません(あくまでも安全基準以下であればよいとしている)

参照)消費者庁サイト
http://www.caa.go.jp/jisin/food_s.html#m01
パンフレット
http://www.caa.go.jp/jisin/pdf/food_s/food_s_201210_2.pdf


















安全を謳うだけの講演会や講習会、企画などを批判するだけでなく、私たち市民のサイドに立った上で学ぶ機会をつくっている市民測定所や市民団体などの取組みに学んで、そうした活動も広げていく必要がありますね。この取組みにみられる「自分で考え判断する力を身につける」というのはとても大事なことで、小学生の親子対象というところは、すごく注目すべきだと思います。この年代の子どもたちに、一方向からの見解ではなく、自分で判断するための材料を学べるような機会が増えればと思います。

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 福島民報社とJAグループ福島主催の「親子で学ぼう!福島の食べ物バスツアー」は25日、郡山市内各所を訪れ、親子が県産農産物の安全性やおいしさを確認した。
 県、県教委、ふくしま米需要拡大推進協議会、ふくしま大豆の会などの後援。放射性物質などに理解を深めることで、自分で考え判断する力を身に付けてもらおうと企画した。旬の食材をテーマに来年2月までに計4回実施する。今回は第1弾で、テーマは「新米」。小学生とその親ら約30人が参加した。
 全農県本部の直売所「愛情館」で農産物や加工品の買い物を楽しんだ後、JA郡山市片平倉庫でコメの全量全袋検査体制を見学し、安心安全の取り組みの説明を受けた。
 郡山女子大に移動し、郡山料理教室主宰の佐藤文男さんの指導で県産の新米や野菜を素材に料理を作った。東京都市大工学部原子力研究所の岡田往子准教授から放射線について話を聞いた後、ワークショップで感想などを話し合った。


2014/10/26
福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2014102618875

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