2014/11/23

県海域のマダラ 出荷へ セシウム基準値以下 国の制限指示が解除/茨城


寒い季節……鍋を囲む機会も増えますね。まだらは、そんな鍋で出番の多い魚です。しかし、当初よりまだらは汚染されやすい魚として知られています。測定したものを買い求めることはむずかしいので、現在のところ、漁場で選ぶしかありません。自衛したいと思います。

事故から3年と8ヶ月が過ぎ、どんどん安全になっている、と思い込んでいる人も多いのですが、実は、こうして制限解除などによって、(事故直後は別にして)これまでより汚染レベルが高いものも市販されている可能性が高いという現実があります。それを知った上で、対応を考えていきたいと思います。まして、海の汚染は実態がつかめていないと専門家も言います。


100ベクレルの基準以下でも、決して安全ではない、子どもにはなるべく食べさせないで済むような知恵と工夫を、まず子どもの周囲の人たちから徹底してほしいと思います。もちろん、国には、給食をはじめとした子どもへの対応を見直すことを引き続き求めていきましょう。

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 県は20日、県海域のマダラについて、放射性セシウム濃度が国の基準値を下回り、同日付で国の出荷制限指示が解除された、と発表した。
 県によると、2012年11月に国から出荷制限を指示された。13年10月から今年9月まで計324匹を検査したところ、1キロ当たり平均8.5ベクレルで、最大の93ベクレルでも基準値(100ベクレル)を下回ったため、国の原子力災害対策本部に解除を申請した。


2014年11月21日
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20141121/CK2014112102000162.html

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