2015/05/31

首相 福島再生の政策パッケージ来月にも


首相 福島再生の政策パッケージ来月にも
2015年5月31日 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150531/k10010098471000.html

安倍総理大臣は福島県内の仮設住宅などを視察したあと記者団に対し、避難している事業者の自立を支援する官民合同のチームを立ち上げるなど、福島再生のための政策パッケージを来月中にも閣議決定する考えを示しました。


安倍総理大臣は、東日本大震災からの復興の状況を把握するため、31日午後、原発事故で避難指示区域に指定された福島県葛尾村の住民の多くが入居している三春町の仮設住宅を訪れ、住民らと意見を交わしました。


このうち、仮設店舗で理髪店を再開した男性は「避難解除になれば、村に戻って店を再開したいが、戻る人口も考えると経営的に不安もある」と述べました。これに対し、安倍総理大臣は「みんなで帰らないと、なかなか店も成り立たないという不安もあると思う。そういうこともしっかりと頭に入れながら、皆さんが安心して帰村できるように全力を尽くしたい」と述べました。


一連の視察を終えたあと安倍総理大臣は柳津町で記者団に対し、「官民合同のチームを立ち上げ、避難している全8000事業者の方々を戸別訪問して、それぞれの状況等に応じた支援をきめ細かく行っていく」と述べ、避難している事業者支援などを盛り込んだ、福島再生のための政策パッケージを来月中にも閣議決定する考えを示しました。



避難自営業者の自立支援を強化へ 首相、福島視察で方針
2015年6月1日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH504H5BH50UTFK001.html
 
安倍晋三首相は5月31日、震災からの復興の状況を確認するため福島県を訪問し、東京電力福島第一原発の事故で避難している自営業者らへの自立支援策を強化する考えを示した。新設する官民合同のチームが避難指示の対象となった県内12市町村の全8千事業者を訪問し、状況に応じた支援策の提案などを行うという。

首相はこの日、原発事故で同県南相馬市から郡山市に工場を移した食品機械製造業者を視察。記者団に「被災者に寄り添った支援を行っていく必要性を改めて痛感した」と述べた。

また首相は、柳津町の地熱発電所なども訪問。地熱発電用井戸を掘る費用の補助率を引き上げ、開発を促す考えも明らかにした。






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