2015/05/15

福島日報ダイジェストより/福島食品モニタリングダイジェスト4月23日~28日

(フクシマンの福島リポートより転載します。福島県内の山の恵みは、まだまだ汚染が気になります。もう4年経って山菜もご近所でやりとりしつつ食べ始めてしまっている、という話もあります。ameblo.jp/masa219koro/ よりメルマガ登録可能です。ぜひ登録して「知る」ことから始めましょう。子ども全国ネット)

 4月23日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、郡山市、会津若松市、小野町などで畜産物、農産物など116検体について放射性セシウムの検出検査が行われました。その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。測定下限値を超える数値が検出されたのは次の4件です。

会津美里町産のコゴミ2件中の1件から12.1Bq/kg
相馬市産のクレソン1件から12.9Bq/kg
南相馬市産のフキ1件から4.67Bq/kg
新地町産の施設栽培のシドケ1件から7.49Bq/kg

続きまして、4月24日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、郡山市、喜多方市、大玉村などで畜産物、農産物など84検体について放射性セシウムの検出検査が行われました。その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。全体の20%に当たる17件から測定下限値を超える数値が検出されました。主な品目、産地、数値は次の通りです。

塙町産の野生のタケノコ2件から29.37Bq/kg、9.91Bq/kg
喜多方市産の露地栽培の原木シイタケ1件から24.02Bq/kg
本宮市産の野生のコゴミ1件から23.09Bq/kg
大玉村産の野生のうるい1件から22.38Bq/kg
磐梯町産の露地栽培の原木シイタケ1件から11.6Bq/kg
棚倉町産の野生のシドケ1件から9.19Bq/kg
西会津町産の施設栽培の原木シイタケ1件から7.06Bq/kg
柳津町産の野生のコゴミ3件中の1件から7.0Bq/kg
北塩原村産の野生のタラノメ1件から4.36Bq/kg

4月28日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、郡山市、会津若松市、石川町などで畜産物、農産物など72検体について放射性セシウムの検出検査が行われました。その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は次の1件でした。

南相馬市産の野生のコゴミ1件から118.8Bq/kg

また、残りの71件のうち、22%に当たる16件から測定下限値を超える数値が検出されました。主な品目、産地。数値は次の通りです。

棚倉町産の野生のタラノメ1件から61.8Bq/kg
西会津町産の野生のコシアブラ1件から46.2Bq/kg
磐梯町産の露地栽培の原木シイタケ3件中の2件から40.26Bq/kg、3.87Bq/kg
会津若松市産の露地栽培の原木シイタケ1件から32.3Bq/kg
磐梯町産の野生のフキノトウ1件から23.61Bq/kg
棚倉町産の野生のワラビ2件中の1件から22.74Bq/kg
喜多方市産露地栽培の原木シイタケ1件から19.7Bq/kg
金山町産の野生のコゴミ1件から5.08Bq/kg

以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」をダイジェストにしてお伝えしました。

詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、厚生労働省 および、 郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。


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