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先日、「福島市内の河川敷で、最大、毎時21マイクロシーベルトを観測」という記事を書いたが、同日4月23日に渡利小学校の通学路も測定したところ、こちらも深刻な数値だった。
平均しても、毎時0.4~0.8マイクロシーベルト前後。環境省が定めている年間1ミリシーベルトの目安となる毎時0.23マイクロシーベルトを軽く超えている。18歳以下は立ち入りを禁止されている“放射線管理区域”レベルだ。それどころか毎時1マイクロシーベルトを超えるような場所もあった。
この赤色の素材がインターロッキングブロック |
スタッフのひとりが、「これは、放射線測定器。この通学路は線量が高いから、あまり立ち止まらないで歩いてね」と注意すると、子どものひとりは、「そうなの?わかった」と、屈託のない笑顔でモニターをのぞき込みながら良い返事をしてくれた。
除染に詳しいスタッフによると、「通学路に敷かれているインターロッキングブロックは、水が浸透しやすいので、放射性物質を含む水が染みこんでいるから放射線量が高いのではないか」とのことだった。さらにこの素材は、除染で洗浄しても、なかなか放射線量が下がらないらしい。
しかし、子どもたちが(しかも、まだ幼い小学生)毎日通う通学路なのに、なぜこんなに高いままで放置されているのか。除染はしたものの、その後ふたたび放射性物質を含む水を取り込んで数値が上がったのか。それとも、除染はしたが、そもそも数値が下がらなかったのか。まさか、まだ除染をしていない、なんてことはないだろうし。
そんなことをあれこれ考えながら福島市に問い合わせてみると、除染施設整備課の担当者が、以下のように答えてくれた。
続きは、こちらにて。
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ママレボ出版局 和田秀子
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