2015/03/31

放射性物質へのギモンに答えます 環境省が冊子

2015年3月31日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S11679179.html


漫画冊子「なすびのギモン」

環境省は、4年前の東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質の現在の影響を解説する漫画冊子「なすびのギモン」を発行した。「体に取り込んだ放射性セシウムはたまり続けるの」といった問い合わせが今もあり、そうした疑問に答えるのが目的という。

「身の回りの放射性物質」「健康影響」「食品」の3編構成。福島県出身のタレントなすびさんが専門家に取材する形で、体に取り込まれた放射性セシウムは排泄(はいせつ)されることや、福島市内の浄水場の水の検査結果、食品中の放射性セシウム濃度が低くなっている理由などが解説されている。

環境省福島環境再生事務所は「単に安全だと言っても不安はぬぐえないので、科学的なメカニズムや事実関係を重視して作成した」と話す。環境省と福島県が共同運営する福島市の除染情報プラザ(電話024・529・5668)などで配布しているほか、ウェブ版をダウンロードできる(http://nasubinogimon.jp/)。



この冊子は少し前に発行され、話題になっていましたが、朝日新聞でも掲載したということで取りあげました。中を読んでいくと、福島県での取組みの詳細が報告されているなど、取材した形でていねいに漫画で説明されているので、わかりやすい面もあります。ただ、これだけ取り組んでいるから(努力しているから)安全だ、という流れに乗せられてしまう可能性があると感じました。どれだけ取り組んでも、結果、厳しく測定して安全が確保されていなければ、安全とは言えないはずなのですが。(子ども全国ネット)




←このシーンは突然はさまれているのですが、わざわざ赤ちゃんを育ててているママを登場させてこんな言葉を語らせているのが気になります。(子ども全国ネット)



←福島県内では環境省管轄の除染プラザのほか、身近なところで配布されているそうです。

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