2015/03/18

フクシマンの福島リポート(郡山市)2/24〜26より

(フクシマン・マサさんのメルマガを読んでいると、今、福島産のどういった食品に汚染があり、どういった食品からの検出は下がっているのかがわかります。漠然とした不安ではなく、測定し、公表することで解決できることもあります。風評被害ではない実害については、事故を起こした企業に責任を追及しつつ、汚染の実態を曖昧にする「風評被害」に対峙していきましょう。農作業を続ける農家の方の被ばく労働が懸念されますし、生産者も消費者も、原発事故の被害者なのですから。メルマガの登録は、こちらから→ameblo.jp/masa219koro/ 子ども全国ネット)

2月24日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、
郡山市、田村市、矢祭町などで農産物14検体について放射性セシウムの検査が行われました。

その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は次の1件でした。
南相馬市産の野生のフキノトウ1件から110.8Bq/kg

つづきまして、2月25日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、
いわき市、南相馬市、新地町などで水産物、畜産物、農産物など248検体について放射性セシウムの検査が行われました。

その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。
100Bq/kg未満で検出下限値を超える数値が計測された検体は、
全体の14%にあたる35件でした。主な品目は次の通りです。

いわき市産のスズキ1件から48.4Bq/kg
いわき市産のババガレイ6件中の4件から43Bq/kg~12.3Bq/kg
いわき市産のコモンカスベ4件中の3件から38.59Bq/kg~14.8Bq/kg
いわき市産のアイナメ5件中の1件から27Bq/kg
いわき市産のイシガレイ5件中の2件から26.48Bq/kg、8.98Bq/kg
いわき市産のマコガレイ6件中の4件から24.7Bq/kg~8.14Bq/kg
古殿町産の牛肉1件から8.5Bq/kg

つづきまして、2月26日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、
郡山市、福島市、大玉村などで畜産物、農産物など175検体について放射性セシウムの検査が行われました。

その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。
100Bq/kg未満で検出下限値を超える数値が計測された検体は、次の3件です。

福島市産の施設栽培のタラノメ1件から16.5Bq/kg
川俣町産の施設栽培のタラノメ1件から7.33Bq/kg
大玉村(旧大山村)産のダイズ53件中の1件から5.06Bq/kg

他に検出下限値を超える数値が検出された検体はありませんでした。
以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」をダイジェストにしてお伝えしました。

詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、厚生労働省 および、 郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。





0 件のコメント:

コメントを投稿