2015/01/17

福島から佐賀への避難者 内部被ばく来月検査

[何度か書いていますが、よほどの外部被ばくと内部被ばくがない限り、ホールボディカウンターによる内部被ばく検査で検出されるということは、現在の日本では起こりません。にもかかわらず、いまだにホールボディカウンターによる健診を巡回させ、そのたびに「安全です」「内部被ばくはありません」と返事をする。ホールボディカウンターでは不検出になってしまう数値以下の汚染を体内に取りこんでいたとしても、「ありません」と言われてしまうことになります。]

2015年01月17日 佐賀新聞より
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/146512

 東京電力福島第1原発事故により、佐賀県内で暮らす福島県からの避難者を対象にした内部被ばく検査が2月5日から4日間、佐賀市の佐賀中部保健福祉事務所で実施される。福島県が2013年3月から県民健康調査の一環として進め、佐賀は26都道府県目。

 対象は原発事故時に福島県に居住し、その後に佐賀県へ避難した人。当時、胎児だった12年4月1日以前生まれの2歳以上も含む。

 検査には福島県所有の車載式ホールボディーカウンター(WBC)を使用し、大気や飲食物から体内に取り込んだ放射性セシウムを測定するほか、一生涯に受ける線量も推計できる。立った状態で2分ほどで終わる。検査は無料。結果は1カ月以内に郵送し、内容については専用のコールセンターで相談に応じる。

 佐賀県内の対象者は38世帯、85人。福島県県民健康調査課によると、現在までに10人程度の申し込みがあるという。事故から3年10カ月が過ぎての検査となったことに関し「福島県内もようやく本年度中に1回目の検査が終わる状況。できる限り進めてきたが、遅くなってしまったと思う」と説明している。

 検査日時は2月5日が午前10時半~午後4時半。6~8日は午前9時半~午後4時半。7、8の両日は会場の多目的ホールに避難者支援の相談窓口を開設する。検査日の3日前までに電話で申し込む。専用電話080(5743)5867、080(5743)5868。

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