2015/06/01

住民や専門家が発表 ICRPの福島対話集会2日目

(「頻繁に食べないイノシシは500ベクレル以下まで基準を引き上げてもいいのではないか」これが専門家の発言です。頻繁に食べないイノシシ肉のために、基準を緩めたとたんに、それがあらゆる基準に影響してくることは想像に難くありません。子ども全国ネット)

2015/06/01 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015060123165
 
東京電力福島第一原発事故を受けた国際放射線防護委員会(ICRP)の対話集会「ダイアログセミナー」は5月31日、福島市の杉妻会館で2日目を行い、パネル討論などを続けた。
 
県内各地で開催しており、11回目。「測定し、生活を取り戻す」をテーマにICRP委員や国内外の機関の関係者、一般市民らが参加した。
 
初日に続き、パネル討論や放射線の測定に携わる専門家や住民らによる意見発表を行った。このうちパネル討論では、放射線量や放射性物質濃度について「数値の持つ意味について市民のリテラシーを高める必要がある」との指摘が出たほか、一律で1キロ当たり100ベクレル以下とされている食品衛生法の基準値をめぐり、「頻繁に食べないイノシシは500ベクレル以下まで基準を引き上げてもいいのではないか」といった意見も出た。



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