2016/06/06

【報道まとめ】福島・飯舘村の避難指示解除、来年3月末

飯舘村 来年3月31日に避難指示解除へ
2016年6月6日 福島中央テレビ
http://www.news24.jp/nnn/news86510880.html

事故で出されている飯舘村の避難指示のうち、国は「帰還困難区域」を除き、来年3月31日に解除する方針を、きょう、村に伝えた。

原発事故で全村避難が続く飯舘村は、「帰還困難区域」を除き、来年3月31日に避難指示を解除したい考えで、これを国に伝えている。

これについて、きょう、国は考えを受け入れ、来年3月31日に避難指示を解除する方針を村に伝えた。

また、解除を前に来月1日からは、帰還に向けた「準備宿泊」を行う考えも合わせて示している。

村などは近く、住民に向けた説明会を開く予定。







福島・飯舘村の避難指示解除意向 政府、一部地域を除き来年3月末
2016年6月6日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016060601001370.html

東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域の福島県飯舘村は6日、福島市内で村議会全員協議会を開き、避難指示の解除時期などを政府の原子力災害現地対策本部と協議した。対策本部は一部地域を除き、2017年3月末に解除したい意向を表明した。

解除までの間、住民が自宅に夜間も滞在できる準備宿泊を今年7月1日に始めたい考えも示した。

解除の対象は村の大半を占める居住制限区域と避難指示解除準備区域で、2区域の人口は4月末現在、1771世帯5924人。村にはほかに、放射線量が高い帰還困難区域もある。(共同)




福島・飯舘村の避難指示 来年3月末に大部分解除へ
2016年6月6日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160606/k10010547781000.html

原発事故のあと、福島県飯舘村の全域に出されている避難指示について、政府は村の要望どおり来年3月31日に大部分、解除する考えを6日に開かれた村議会の全員協議会で伝えました。

飯舘村の村議会の全員協議会は、福島市にある仮の村役場で開かれ、村議会議員や菅野典雄村長、それに、政府の原子力災害現地対策本部の本部長を務める高木経済産業副大臣などが出席しました。

飯舘村は今も全域が避難区域となっていて、住民6000人余りが福島市などで避難生活を送っていますが、村はことし4月、除染が進んだなどとして、政府に対し放射線量が比較的高い帰還困難区域を除いた大部分の避難指示を、来年3月末で解除することなどを要望していました。

6日の全員協議会の冒頭で、高木副大臣は「暮らしの見通しを示すため、生活環境が一層整う見通しの来年3月31日を解除の日として決定することとした」と述べ、帰還困難区域の行政区を除いた19の行政区で、来年3月31日に避難指示を解除するとともに、これに先立って来月1日から住民の宿泊を始める考えを伝えました。

菅野村長は「飯舘村の総意である要望を了承いただきありがたい。国と協議しながら解除に向けて課題に取り組んでいきたい」と述べました。飯舘村は、政府とともに今後、行政区長の会議や住民説明会で説明することにしています。

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