2016/06/30

「個人線量マップ」作製 ソフトウエア開発、東京電力HPから入手

2016年6月30日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160630-088305.php

東京電力福島復興本社は29日、個人線量計と衛星利用測位システム(GPS)端末を活用して個人線量マップを作製するソフトウエアを開発したと発表した。ソフトウエアは東電のホームページ(HP)から無料で入手できる。東電によると、個人線量計とGPS端末で測定された実際の被ばく線量や位置データをインターネット上の地図に落とし込むことで、個人線量マップが作製できる。通学や通勤などの移動時や、自宅などにいる滞在時の個人線量が可視化できる。マップ上には、1時間当たりの被ばく線量に応じて、5段階に色分けされて表示される。

マップの作製にはデータをパソコンに移すことができる個人線量計やGPS端末などが必要。東電はソフトウエア活用の相談や線量計の貸し出しなどにも応じるとしている。

復興本社代表の石崎芳行副社長は「ソフトウエアの活用で住民の安心につなげていきたい」と語った。

個人線量マップのイメージ画面。滞在時と移動時の個人線量が、
被ばく線量に応じて5段階に色分けされて地図上に表示される





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