2015/06/08

ママレボより/「どこが決めるんですか!?誰が責任者なんですか――!?」自主避難住宅提供終了報道をうけて「きびたきの会」院内集会(文字起こし)

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2015528日、参議院議員会館にて、東京都の「きびたきの会」主催で「原発事故避難者の安定的な居住を求める復興庁・内閣府・福島県・東京都との懇談会」が開催されました。文字起こしをUPします。

 司会:山本ひとみ市議(武蔵野市)
 参加者:避難者のみなさん約20人/支援者約15人/メディア約10

 内閣府防災担当 小川さん/石井さん
 復興庁 牟田さん/中村さん
 東京都 大塚さん
 福島県 豊田さん/一条さん

 徳永エリ参議院議員秘書/山本太郎参議院議員

山本さん:災害が起きた(口永良部島の噴火)ので内閣府のかたが途中退席されることになっています。退席の前に、聞きたいことはありますか?

Oさん:福島市から武蔵野市に子ども3歳1歳と妊婦で避難しました。2年後で打ち切るという報道に対して、復興庁はどのような考えでいるのか聞きたいと思っています。子どもを抱えているので、私だけの問題ではない。子どものコミュニティもある。そういう点もふまえて考えていただいているのか、というところも聞きたいんです。

内閣府:福島県と内閣府と協議している。福島県の最終的な方針、協議書が内閣府にあがっていない。新聞報道のようなことは決まっていない。

Oさん:東京都のかたに。4月に公営住宅の入居緩和の情報が届いた。避難者全世帯に。そのあとの報道だったので、この先どうしたらいいのだろう、と不安に思っている。その点はどうお考えで、都営住宅の入居緩和の通知を出したのでしょうか。

山本さん:公営住宅のほうは、普通に入居できる、条件を良くします、という緩和されるということは結果的には、追い出しではないか、ということを心配している人も多数いる。その辺をお願いします。

東京都:入居要件の緩和のほうは、都市整備局側で決定したもの。入居の打ち切りとは関係なく、要望をお答えしたうえで、緩和を決めた。

Oさん:声を聞いたのはアンケートですか?

東京都:アンケートと、訪問です。

Oさん:全世帯は訪問してないですよね。私たちには配慮されていないと思ったのですが。私たちがいることが邪魔なのかな、と思った。

東京都:そういうことではなくて、都営住宅に入居を希望されるかたに対して、優遇措置をします、というところを出している、という状況です。

山本さん:発言希望のかたにできるだけ全員に話をしてもらいたいと思っています。最初に、きびたきの会の会長から挨拶。

きびたきの会・会長:各関係者のかた、放射能からのがれて安心できる住まいを、という会に集まってくださってありがとうございます。避難者にとってよかれという会になることを祈りまして。よろしくお願いいたします。

いわき市→武蔵野市 Wさん
原発事故当時、生後7か月の子どもがいた。いろいろ考えて避難した。いま住んだところに入れたが、私の場合は一年間、ほとんど人と話もせずに、過ごしてきました。5年目になりますけど、いまやっと慣れてきたところで、ご近所の人とか、同じ福島の人とやっと話もできて、前向きになってきたかな、というところで、このような報道が出て、ほんとうに途方にくれるというか、夜も眠れない状態です。子どもはいま4歳になりましたけれども、頻繁に鼻血も出ます。普通だったら、粘膜が弱いのね、鼻血が出ちゃったね、というので済みますが、やっぱり福島の子どもですから、やっぱり心配で、住宅のことも不安で、主人も2年目で入院したし、私も発病したし、家族がバラバラになってたいへんでした。3年目になってやっとおちついてきて、他の人と交流ができるようになったのですが、いま打ち切られるとほんとうに困りますし、いわきにも帰れません。娘の健康、夫の仕事もそうですし。いわき市の友だちも、息子さんの健康状態が良くなくて、つい最近になって北海道に避難をした。主治医の先生のアドバイスを信じて、すべてを捨てて避難しました。その話を聞けば、いわきにも戻れないですし、ここで頑張らなくてはならないのですが、みなさんは自立しているだろう、思われるかもしれませんが、箸一本から揃えて、また、住宅を変えるって・・・と言われても。私たちは全財産をなげうって生活を整えたのに、知らない土地に行って、また精神的な不安を抱えて、一からやり直すってことは絶対に無理だと思うんです。
自主避難のお母さんたちはみんなこんな気持ちだと思うんです。
1年ごとの更新ではまた当時の嫌なことを思い出して・・毎日不眠症になります。長期に考えていただいて、ほんとうの意味で自立して、前向きに自分たちの力で進んでいけるようになるまで、長期で住宅提供をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

福島市→京都 Aさん
4年前に福島市から京都市に避難してまいりました。福島にいるときは、一介の主婦だったのですが、急きょ原発事故により避難せざるを得なくなりまして、京都市に家を構えました。それは一時のものであって、いずれは福島に戻ると思って。住民票も福島県にあります。家族は、夫は地元に残って私たちのために働いています。母子避難という形を無視しないでいただきたい。好きで避難しているわけではありません。いまだに福島県や国は、安全とうたい、住民を避難させていません。
原発事故以前の話であれば、5ミリシーベルト以下というのは、放射能管理区域で人が住んでいないところです。なのに、いまは20ミリシーベルトまで大丈夫だと言っています。
福島に帰りたいという気持ちはあるけれど、子どもたちのことを考えると、帰れません。除染除染と言いますけれど、除染をしたからってすべてがなくなるわけではなくて、汚染土が福島市の中心にあります。それが風化して、空気中に散乱したら、除染の意味はありません。継続のお願いをしたい。法律もあるけれど、身になっていません。私たち避難者の声を聞かずに何かを決めるのはやめてください。
私たちの声を聞かずに何かを決めるのはやめてください。
私たちの後ろに何万人もの避難者がいるということをお考えください。

福島市→京都市 Sさん
2012年の福島市から京都にうつり、4人の子どものうち、上のお姉ちゃんだけ福島市に置いてきています。
私は放射能のことも知らなかったのですが、数字をみて改めてうちの数字は高いということを知って決断しました。家族にも理解してもらってからだったので、避難は遅かったんです。
測定ってしたことありますか?線量計で測定していますか?東京と比べていますか?京都と比べていますか?低いとか高いとか認識されています?
私、いつも思うんですけれど、そこを分からないと、私たちがなぜ避難したのか、分からないと思うんです。
20ミリシーベルト撤回2011年の5月に行ったんですけど、文部科学大臣出て来なくて、子どもたちも座って雨の中、訴え続けていたんですけれど、国って勝手なんだな、日本って勝手なんだな、とほんとうにショックだった。自分もずっと平和に生きてきたんだな、と反省しました。自分の住んでいるところの線量、高い所をまず認識してもらいたいんです。
このあいだ大阪の福島県職員の事務所に行って延長してください、って言ったのですが、その前に私たちは福島県に行ってるんですよ。数日前に行って、対応してくださったかたはおそらくみんな打ち切るの分かっていながら言わないで、・・・その後、すぐ報道になって、私たちすごく怒って、大阪の事務所に行ったんです。なんでこのニュースのほうが先に出るんですかね。
私は京都でNPOで働かせてもらっているんですけど、復興庁の人と何度も話する機会があったんです。復興大臣にもお願いした。何を考えているのかな、と思って。
直で偉い人に言うしかないと思っていたけれど、こればっかりは、みんなの力が必要なんだな、と思って、一人ひとりが認識してもらうしかないな、と。どういう風に話が伝わっていっているのかな、と。避難者支援課のかたで、ほんとうに声をすくいあげているのかな、と疑問なんです。
私は福島の新聞をとっていて、京都のかたに伝えたりしているんですけれども、新聞には、福島の現実だけを書いてあるわけじゃないです。すごく前向きなことばっかり書いてあって、震災前より線量は高いんです。福島で、今後、何が起こるかわからない。みんな親御さん不安なんです。
山は除染されていませんよね。そこで遊んでいたんですよ。そこで遊んでいたんですよ、ずっと。家の周りやったからいい、ってもんじゃないですよね。福島だけの問題じゃないんです。東京だって高いところあるんです。測ってみてください。
法律で決まってますよね。放射線管理区域って。18歳未満は働いちゃいけないって決まってるんです。法律で。でも、普通に住んでいるんです。法律違反してるんですよ。なんぼでも訴えますよ。国が決めて国が法律破ってるんだから、訴える権利あります。
手が回んないから、やらないっておかしい。うわっつらだけなんですよ。そういうやり方はおかしと思っています。
福島いって測ってみてください。東京も高いんです。関西に避難してる人もいるんですから。今日ここにいる人だけでもいいから、ちゃんとやってください。子どもさんいる人は分かると思いますけど、被ばくは積算していくから、将来被害があるかもしれないので、そこをほんとうに認識してください。私が分かったんだから、みなさん、わかると思います。分かってください。

○○さん
前回、みなさんの署名をあつめて、県庁に京都のかたと行ってきました(※515日)。
ほんとうに京都の言っているかた、自分たち甘かったな、と思って。県に去年より多い数字で4万5千筆の署名を集めたのに、いま答えられません、いま答えられませんと。カメラの人や、話す人を外に出して、それで終わらせようとしたという経緯がある。その2日後に、朝日新聞の新聞社のほうから、1面に載った。それにもかかわらず、自主避難 住宅提供終了へという記事。あまりにもショックでした。すぐ京都の高木さんのところに電話かけたり、あちこちにメールをしたり。なんていうことか、と。一日暗い思いで過ごしていました。
県のほうでは、ほんとうに終わる方針で固めているのでしょうか。そこが聞きたいんです。それはどの部署でこの方針を決めたのか。それを判断した理由をお聞きしたいんですが。

福島県:いまほどの質問で、たいへん申し訳ないのですが、我々の聴いている範囲では現在国と協議をしているという段階です、ということしか聞いていないのが実態。打ち切るということは聞いていないのが現実。

Oさん:どのかたがどういう風に話しているんですか?

福島県:避難者支援課のほうで国とやり取りをしている。


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6月末日まで、署名活動が行われています。署名はこちらから。
どうぞ、ご賛同を・・・!

(文責/吉田千亜)




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