2013/03/15

3/15(金)緊急声明:「原子力災害による被災者支援施策パッケージ」に関する緊急声明

本日午前に復興庁から「原子力災害による被災者支援施策パッケージ」が発表されましたが、その内容については、原発事故子ども・被災者支援法の理念と深刻な被害実態を踏まえておらず、また各地域の被災者が要請してきた声を反映していません。

この支援パッケージを受け、報道関係が歓迎一色になることが懸念されるため、「原発事故子ども・被災者支援法市民会議」から緊急声明が出されました。


http://shiminkaigi.jimdo.com/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/


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■「原子力災害による被災者支援施策パッケージ」に関する緊急声明

~原発事故子ども・被災者支援法の理念と深刻な被害実態を踏まえていません~

私たちは原発事故の被災当事者、支援者のネットワークとして、「原発事故子ども・被災者支援法」の早急かつ十分な実施を求めるための活動を行ってきた諸団体です。

本日、復興庁は「原子力災害による被災者支援施策パッケージ~子どもをはじめとする自主避難者等の支援の拡充に向けて~」を発表しました。根本匠復興大臣によれば、「子ども・被災者支援法による必要な施策については、この対策で盛り込んだ」とされています。
しかし、私たちはこのパッケージは、「被ばくを避ける権利」を認めた原発事故子ども・被災者支援法の理念を反映しておらず、下記の点で極めて不十分であると考えます。

  • 被災者・支援者の意見が反映されていない。これまで被災者・支援者が多くの要請を出してきたが、それが考慮されていない。
  • 多くの施策で、対象地域が被災三県や福島県の一部に限定されるなど、非常に狭い。被災者の間にさらなる分断を持ち込むものである。
  • 多くの被災者・避難者の深刻な実態を反映していない。
  • 自主避難者向け新規施策としては、高速道路の無料化など限定した内容しか盛り込まれていない。
  • 健康対応に関しては、現状の福島県の県民健康管理調査などの継続実施にとどまっている。より詳細な検査や福島県外における健診が実施されることになっていない。

「原発事故子ども・被災者支援法」では、政府が「基本方針」を策定することを明文で規定していますが、法律成立後9カ月がたつ今もなお、基本方針が策定されていません。一刻も早い基本方針の策定こそが求められています。

私たちは、本パッケージは支援法の実施に向けた第一歩と考えていますが、以上の諸点を踏まえて、復興庁など関係省庁が早急に十分な内容の基本方針を策定し、支援メニューの強化を行うことを求めます。

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN
国際環境NGO FoE Japan 
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
東日本大震災市民支援ネットワーク・札幌むすびば
任意団体Peach Heart 
ピースボート
市民放射能測定所 CRMS
子どものための平和と環境アドボカシー(PEACH) 
安全安心アクションin郡山(a郡山
ハイロアクション福島 
放射能からこどもを守ろう関東ネット
JDF被災地障がい者支援センターふくしま被災者支援会議 
福島原発事故緊急会議 
チームくさっぱら 
NPO山梨ナチュラル工房
子ども・被災者支援法を考える山形会議

問い合わせ先:
原発事故子ども・被災者支援法 市民会議
事務局 
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク
国際環境NGO FoE Japan




2013/03/08

3・15日 ★避難者がつくる公聴会in姫路~原発事故子ども・被災者支援法の具体的実施を目指 して~

避難・移住・帰還の権利ネットワーク からのお知らせです。

3月15日に原発被災者(避難者)が復興庁に被害の補償の要求を提出する公聴会が行
われます。

復興庁は今日、「行かない」と返事をしてきましたが、それにも負けず避難者は公聴
会を開催します。復興庁が来ない分、市民の参加(傍聴)で成功させましょう。

特に兵庫県の方は、ご参加をお願いします。

チラシはこちらをご覧ください。→

http://hinan.jimdo.com/要請書-ちらし/


【以下、転送】

避難者の思いと要求を直接伝えます

★避難者がつくる公聴会in姫路~原発事故子ども・被災者支援法の具体的実施を目指
して~

◇3月15日(金)10:30~15:00
◇場所 兵庫県弁護士会姫路支部会館 3階大ホール
姫路市北条1-408-6  JR姫路駅より徒歩10分

 子ども・被災者支援法(略称)が2012年6月に制定され、その実施に向けて
今、国が支援策の「基本方針」を作成しています。この法律は、福島原発事故の避難
区域外の住民にも、また放射能から逃れるために移住した、「自主」避難者にも支援
策を実施することを定めた法律ですが、具体的な支援策はまだ決まっていません。

 この時期に私たちは復興庁を姫路に招き、兵庫県に福島県や近隣各都県から多数避
難してきた方々の声を直接、国に伝える「公聴会」を開催しようと計画しました。
 しかし、残念ながら開催10日前になり、復興庁から「参加できない」という連絡
を受けました。

避難者の皆さんが直面する問題は多岐にわたり、それは、これまで誰も経験したこと
のない困難であり、被害です。避難者の声を聞かずして、避難者に寄り添う支援法は
できません。
復興庁から参加できないという連絡を受け、私たちはさらに腹立たしい思い、侮辱さ
れた思いでいっぱいです。
でも、避難者の思い・3.11のこと・避難の経緯・避難してからのこと等を直接、
できるだけたくさんの方々に聞いて頂きたい。
関心のある方は、どなたでもご参加(傍聴)できます。
おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、お父さん、シングルの方、お子さん、どな
たでも大歓迎です。

主催:原発事故を考える姫路の会
後援:兵庫県弁護士会姫路支部
被災者支援プロジェクトチーム

問い合わせ:sanohiromi3@gmail.com 佐野

避難者4名がお話をする予定です。
メディアが伝えない話を聞いて下さい。

私たちは侮辱の中で生きることに憤り、疲れました。
そして、自分たちの手で、希望を作り出すことを決心しました。
この希望が「避難者がつくる公聴会in姫路」です。
どうぞ、私たちの声に耳を傾けて下さい。

4月20・21日 おかもり会主催 岡山移住座談会開催のお知らせ

岡山からのお知らせです。

避難・移住をお考えの方にどうぞお知らせください。
具体的な移住のことについての座談会のお知らせです。
お気軽にお問い合わせください。
また、岡山市の移住支援の枠組みも利用しやすいかと思いますので
ご参考にお知らせいたします。
因みに、岡山市は被災・罹災証明があれば市営住宅へ入居可能です。福島からの自主避難をお考えの方、証明をお持ちの方もひとつの選択としてお考えいただけるかと思います。

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おかもり会主催
岡山移住座談会開催のお知らせ

この度、東京都内にて岡山移住座談会を開催する事になりましたのでお知らせいたします。

当座談会では、関東から岡山への移住者による経験談、岡山県民による岡山県の地域情報紹介及び移住に関する各種情報交換等を目的とした、気軽なフリートーク形式での座談会となっております。今回、特にお父さんの視点でお話する予定です。

おかもり会としましては第一回目の開催となります為、小規模での開催となっております。
まだ不慣れな点が多くご期待に添えるか心配しておりますが、関係者一同、今できる事を出来るだけ今するという事を念頭に、少しでも移住に対する心配事を解決し、または解決する糸口をご提供したいと考えております。また、さらには岡山県の人口が増える事により地域活性化や発展に結びつき、移住者のみならず岡山県全体の為にもなると考えております。

座談会にご参加頂いた方に対し、アフターフォローもご提案させていただこうと考えております。

是非ふるってご参加ください。

【日時】2013年4月20・21日

 第一部 4月20日16:00~18:00
 第二部 4月21日10:00~12:00
 第三部 同 13:00~15:00
 (各定員10~20名)

【会場】セキュアベース四谷 (和室)

 東京都新宿区愛住町8-6 ハウス四谷1階
 東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅より徒歩3分
 03-6380-1566
 http://r.goope.jp/sec/about
 ※授乳・おむつ交換スペースあり。

【参加費】無料
 ※御予約者優先とさせて頂きます。

【概要】
 ●関東から岡山県への移住者による経験談
 ●岡山県現地人による岡山県の地域情報の紹介
 ●移住に関する各種情報交換
 ●気軽なフリートーク形式での移住座談会。
 ●特にお父さんの視点でお話する予定。

【説明者プロフィール】
 ■移住者
 震災後約1年を経て横浜市から岡山県への移住を決断。
 昨年7月に前職から転職し夫婦と2歳の娘1人で移住。

 ■岡山県現地人
 一級建築士。岡山で建築設計事務所を経営の傍ら、移住支援に立ち上がる。

ご予約・各種お問い合わせ先:okamori.main@gmail.comまで

注釈

『おかもり会』=『岡山盛り上げよう会』の通称。
 ・・・岡山県の地域情活性化を目的として集まった有志の集団。
    あらゆる面から岡山地域を盛り上げる事業の企画立案実行しています。


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また、4月より、岡山市も定住支援の窓口設置など、避難や移住をお考えの方に
利用しやすい枠組みが新たにスタートします。
ぜひご希望される方にどうぞお知らせください。

(山陽新聞2013/2/18より)

関東からの移住に住宅を提供 岡山市
 災害の少なさで関東圏などから移住先として注目を集めている岡山市は2013年度から、市営住宅の空き住戸を期間限定で提供し、定住につなげる取り組みを始める。東京などでの移住相談会の回数も増やし、岡山の暮らしやすさをPRする。

13年度一般会計当初予算案に関連費用400万円を盛り込んだ。
 子育て世帯向けに、就職先や住居が決まるまでの仮住まいとして北長瀬みずほ住座(北区野田)を原則6カ月間貸し出す。冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどを整え、4戸を準備。入居者選定方法などを今後決め、夏までに貸し出しを始める。家賃は1万円前後を想定。応募状況を見て提供戸数の拡大も検討する。

 東日本大震災の被災者で、岡山大法学部と経済学部の各夜間主コースに通う学生には、高島市営住宅(中区高島)を提供し、家賃を免除。13年度は3戸を修繕し、14年度から同大が推薦する学生に卒業まで貸す。戸数は年3戸ずつ増やして17年度に計12戸とする計画。

 東京や大阪で岡山県などが開く移住相談会に岡山市は13年度、10回ほど参加する予定。12年度は4回だった。

 岡山市への移住者は11年3月の東日本大震災以降、増加。12年に市内への転入者は転出者を1655人上回り、転入超過者数が全国市区町村で14番目に多かった。

2013/03/05

「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」が郡山で座談会を開催します。

「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」からのお知らせです。




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3月16日福島県郡山市にて座談会



もうすぐ東日本大震災から二年が経ちます。
この二年間、大変な生活を続けてきた方も多いと思います。

こどけんでは、1月13日の勉強会においての「座談会がしたい!」という声に応えて、
3月16日(土)郡山座談会を開催することにいたしました。
そこで、この二年間のこと、これからのことを一緒に考えることができたら嬉しいです。
前回の勉強会の様子はこちら↓

 

今回はざっくばらんに、3年目を迎えてのあんなこと、こんなことを語り合う座談会です。
これまで一年以上取材を続けてきた、ママレボ編集チームも参加し、
取材の経験から様々なデータや食べ物や汚染について分かりやすくお話しします。
詳細は以下のとおりです。

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2013年3月16日(土)郡山座談 
日時: 13時30分ー16時30分
場所:・富久山公民館八山田分館
 福島県郡山市八山田五丁目410番地

参加費無料、託児(保育の部屋)もあり。
保養情報もあります。
お気軽にいらしてください。

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