2018/03/31

【報道リンクまとめ】3月31日(土)

【3月31日(土)】

(社説)福島の避難者 息長く支援の手を:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/DA3S13429075.html

双葉町の若者アンケ 半数強が「戻らない」 75%「つながり保ちたい」/福島 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180331/ddl/k07/040/032000c

放射線のホント...「うつりません」 復興庁が知識普及へパンフ:福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180331-257121.php

2018/03/30

【報道リンクまとめ】3月30日(金)

【3月30日(金)】

福島の子ども、乗馬体験楽しむ 淡路島でキャンプ/淡路 神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201803/0011117495.shtml


除染土、農地再利用基準を決定 食用作物には使わず 福島民報 http://www.minpo.jp/news/detail/2018033050359

福島・楢葉、仮設の無償提供終了へ 進む退去、不安拭えず 帰町か否か選択は相半ば 河北新報
https://this.kiji.is/352207974724699233
<汚染廃>仙南・試験焼却、一部の空間線量が一時基準値超す 機器故障か 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180330_13039.html

放射線、異分野研究者が議論:日本経済新聞 

2018/03/29

【報道リンクまとめ】 3月28日(水)・29日(木)


【3月28日(水)】

原木乾燥シイタケ 出荷自粛を一部解除 県内初、渋川の生産者/群馬 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201803/CK2018032802000170.html

福島米の英輸出倍増 知事、英仏訪問で合意 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180328_61030.html

放射性物質の外洋流出続く 福島大教授発表、漁業影響なし 岩手日報
https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2018/3/28/19821


【3月29日(木)】

「放射線大丈夫?」 子育て不安、分かち合う 福島「ままカフェ」 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018032902000267.html

飯舘の小中学校 4月から地元で再開 子供の声が灯ともす 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180330/k00/00m/040/172000c 


2018/03/28

小豆川勝見先生への寄付の呼びかけ

(子ども全国ネットで好評頒布中の冊子「ほうしゃのう きほんのき」。制作の際に、崎山比早子先生と共に監修してくださったのが、小豆川勝見先生です。3.11後は、市民の求めに応じて、専門家の立場からの協力を惜しまず、市民の活動を支えてくださっています。このたび寄付の呼びかけがありました。小豆川先生が引き続き放射線に関する研究を継続できますよう、ぜひご協力よろしくお願いいたします。 子ども全国ネット)

https://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/users/user-10609/


ご寄付のお願い

環境放射線の測定には、新たな測定機器の開発や現地調査のための研究資金が欠かせません。福島第一原子力発電所の事故から約7年が経過しましたが、測定・分析の分野では、「ホットスポット」「セシウムボール」など次から次へと新しい知見が報告されています。その一方で、時間の経過とともに、放射線に対する関心の低下に伴って、研究の継続に大きな困難が生じています。ご寄付をご検討頂ける方には、その方法や仕組みなどお一人お一人に直接ご説明させて頂きます。

radiationtalk@gmail.comにお問い合わせください。なお、大学の寄付に関する公式情報はこちらです。


線量率の可視化 -
"WYSWYG"線量計によるホットスポットの探索




帰還困難区域内における空間線量率調査
(撮影は地上1 m高で27.5μSv/hの地点。2017年11月, 大熊町)




























ご寄付までの流れ

ご寄付頂ける場合、お名前、ご住所、金額を radiationtalk@gmail.com にお知らせください。こちらで書類を作成し、東京大学に提出します。近く、東京大学から振り込み依頼書が郵送にて届きます。

振り込み完了後、東京大学からお礼状と税制の優遇措置に関する書類が届きます。
寄付額の90%が私の研究費になります。


よく頂くご質問

寄付先を指定できますか?→できます!寄付先・寄付目的は指定可能です。

寄付金が東大に持って行かれるのでは?→制度上、寄付頂いた額の10%が間接経費として大学側に徴収されます。(仮に1000円のご寄付を私に頂いた場合、100円が東大に、900円が私の研究費になります)

税制の優遇措置は?→あります。個人か法人か、お住まいの地域によっても若干ルールが異なりますので、個別にご対応させて頂きます。

https://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/users/user-10609/

2018/03/27

【報道リンクまとめ】3月27日(火)

【3月27日(火)】

4町村「避難指示解除」31、1日で『1年』 小中12校再開へ 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180327-255749.php

「一時帰宅」4月以降も賠償継続 東電、県民健康調査交通費も 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180327-255769.php

大熊で植物工場起工 イチゴ養液栽培 農業再開へ期待/福島 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20180327/ddl/k07/040/206000c

宮城県<汚染廃>大和に新ごみ焼却施設が完成 試験焼却準備へ 河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180327_13035.html

放射能、心配せず遊ぼう 福島の子ら保養キャンプ 高島 /滋賀 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180327/ddl/k25/040/621000c









2018/03/26

【報道リンクまとめ】3月26日(月)

【3月26日(月)】

福島の仮校舎閉校式 福山から出席 暁の星生徒「復興確認したい」 山陽新聞デジタル
www.sanyonews.jp/article/689377

日本水産物の禁輸解除 福島産は追加書類必要 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180327/k00/00m/020/122000c

NPO福島の子どもたち香川へおいでプロジェクトより/「ほうしゃのう きほんのき」を紹介しました!

子ども全国ネットが制作・頒布している「ほうしゃのう きほんのき」は
6000部を完売し、引き続き、各地の団体や個人からお申込みいただき
全国に広げるべく、宣伝・頒布しています。

今回、「NPO法人福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」より
問合せいただき、
「きほんのき」の内容の一部を展示に使っていただきました。
同時に、冊子「きほんのき」を販売いただきました。

こちらの団体は、保養支援および避難者支援に取り組んでいらっしゃいます。
「1人でも多くの子どもたちを、1日でも長く放射能から守るために、
香川と福島及びその近県(東北・関東など東日本全域)をつなぐ活動をしています。
また、東日本大震災後に香川にいらっしゃったみなさんを支援する活動も行っています」

今回のイベントは、保養のことを知ってもらおうと、活動の写真とともに
「きほんのき」の汚染のマップを展示して、
保養はどうして必要なのかを知らせてくださいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おかげ様で写真展は無事終了。200名を超える来場者でした。
放射能汚染は福島だけでなく関東や東北にも広がっていることを
ここ香川県の人々に説明させていただきました。
また、コープ自然派のオリーブフェスタでも掲示させていただき、
「きほんのき」は50冊完売となりました。
ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当日は、来場者の対応で忙しく、イベント中の写真は撮っていないそうですが
イベント前の写真と共にご報告いただきました。

こうして遠く香川でも、粘り強く取り組んでいる団体があることを
皆さんにお知らせしたく、ご紹介いたしました。

同時に、どなたにでもわかりやすく、手に取りやすいと好評の
「ほうしゃのう きほんのき」も展示や販売などでご活用くださればうれしいです。
お問い合せは、info@kodomozenkoku.com まで。

















NPO法人福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト
http://fukushima-kagawa.org/

2018/03/25

【報道リンクまとめ】3月23日(金)・3月24日(土)・3月25日(日)

【3月23日(金)】

汚染ほだ木の破砕 22年度までに完了へ/岩手  河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180323_63055.html

「農地回復」請求、一部差し戻し 仙台高裁、東京電力除染義務:福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180323-254684.php


【3月24日(土)】

原発事故:復興作業員、長い帰宅後 避難者の家シェア/福島 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180324/k00/00e/040/305000c


【3月25日(日)】

帰還9市町村の44%が高齢者 福島、若い世代戻らず:中日新聞http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018032502000067.html

避難者の「町屋ミニサロン」終了 来月から別形態で再出発/東京 :東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201803/CK2018032502000117.html

除染の教訓を後世へ 環境省、事業誌を作成、英訳:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28557690V20C18A3CR8000/

福島県産の米や桃、フランスで安全性アピール - 産経http://www.sankei.com/world/news/180325/wor1803250010-n1.html

「ほうしゃのう きほんのき」              ー子どもたちのためにできることー

3.11と原発事故から7年が経ちました。

7年の月日の経つうちに、今、新たに
「生まれた子どものために放射能のことを知っておきたい。」
という方もいらっしゃいます。
「改めて見直して、周りの人に伝えたい。」
という方も。

放射性物質についての報道なども減る中、
原発時事故の汚染はどのくらいだったの?
放射性物質はどんなところにあるの?
外部被ばく、内部被ばくって? などなど、
放射能についての基本的なことをぜひ知っていただきたい、という思いがあったことから
「ほうしゃのう きほんのき」という小さな冊子を、企画、作成しました。

柚木みさとさんにイラストを描いていただいたとても可愛い冊子です。
監修は崎山比早子先生、小豆川勝見先生です。
全国各地の多くの皆様から、わかりやすいとご好評いただいております。

1冊100円にて頒布しています。
10部以上からは、郵送にての頒布も受付しています。

こちら ↓ のリンクから郵送申し込み、ダウンロードもできます。











子ども全国ネットからのメッセージ 2018/03/11
あれから7年の今、思うこと。
http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/2018/03/blog-post_64.html


2018/03/22

【報道リンクまとめ】 3月21日(水)・22日(木)


【3月21日(水)】

避難区域外「面的除染」全て終了 帰還困難区域再生へ課題山積 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180321-254119.php

30キロ圏内で事業再開、3割 住民少なく不安 福島第1原発、商工会調査 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180321/ddm/012/040/045000c

放射線監視装置撤去「責任ある対応を」 自治体から説明求める声 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180321-254121.php

福島第1原発事故 汚染ほだ木、試験焼却 角田で開始 反対派が抗議 /宮城 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20180321/ddl/k04/040/014000c


【3月22日(木)】

8年目 被災地の思いは 地元紙が報じた今 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180322/ddm/004/040/017000c

福島第1原発事故 セシウム、食品基準超過5分の1 野生鳥獣はなお高く 12年度検査から 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180322/ddm/041/040/117000c

原発避難者訴訟 東電に6億円賠償命令 地裁いわき支部 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180323/k00/00m/040/107000c

2018/03/21

4/20 東京/チェルノブイリ32年・福島7年救援キャンペーン 広河隆一講演会 ~チェルノブイリが福島に問うこと

(チェルノブイリ子ども基金よりご案内いただきました。子ども全国ネット)

http://ccfj.la.coocan.jp/saishin.html

■2018年4月20日(金)19:00開演(18:30開場)
■ココネリホール(練馬区立区民・産業プラザ3F)(西武池袋線・西武有楽町線・都営地下鉄大江戸線「練馬駅」北口徒歩1分)
■定員 300名
■入場料 予約1000円 当日1300円
※予約締切は4/19(木)午後3時まで。定員になり次第お申し込みを締め切ります。

講演 広河隆一
フォトジャーナリスト。『DAYS JAPAN』発行人、「NPO法人 沖縄・球美の里」名誉理事長、「チェルノブイリ子ども基金」設立者。

チェルノブイリ事故から3年目に私は現地入りし、多くのことが隠されているのを見た。病気があらゆる場所で牙をむいていた。このとき、すでにベラルーシやウクライナでは小児甲状腺がんをはじめ、あらゆる病気の多発を訴え、助けを求めていた医師や市民がいた。しかしIAEAやICRPなどの国際的な「知見」をふりかざす専門家たちはそれを無視した。そして翌4年目には小児甲状腺がんが急増。それをも「知見」は無視した。このころ私たちは救援運動を開始したが、あまりに非力だった。…やがてチェルノブイリと同じように、日本でも甲状腺がんの多発や、それが事故との因果関係があることを隠せなくなる瞬間がくるだろう。…しかし絶望するには早い。異なった「未来」を迎える可能性がまだ残っている。それにはあまりに時間が足りないというか、まだ時間が残っているというかは、今からの私たち次第だ。
<広河隆一「写真記録 チェルノブイリと福島~人々に何が起きたか~」(DAYS JAPAN)より抜粋>」

報告
〇鈴木薫 (「いわき放射能市民測定室 たらちね」事務局長)
〇佐々木真理 (「チェルノブイリ子ども基金」事務局長)

問合・申し込み先:チェルノブイリ子ども基金 
TEL/FAX 03-6767-8808  E-mail cherno1986@jcom.zaq.ne.jp

主催: チェルノブイリ子ども基金 未来の福島こども基金

賛同金募集中 一口 1000円 郵便振替口座 00160-4-98316

この催しの収益は、チェルノブイリと福島の原発による事故被災児童の救援金にあてられます。









2018/03/20

【報道リンクまとめ】3月20日(火)

【3月20日(火)】

汚染廃棄物試験焼却始まる 宮城・角田 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180321/k00/00m/040/086000c

「日本政府は支援継続を」=原発事故で自主避難の森松さん-国連人権理 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032000203&g=soc

福島県内の放射線測定機器2400台撤去 規制委再配置 産経新聞
http://www.sankei.com/affairs/news/180320/afr1803200029-n1.html

米空母・乗組員ら東京電力など提訴 「震災支援で被ばくした」 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180320-253897.php

「ため池」除染へ新装置開発 スマホで放射性セシウム濃度測定 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180320-253830.php

県が東電に1億7563万円賠償請求 /千葉 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180320/ddl/k12/040/125000c

2018/03/19

【報道リンクまとめ】3月19日(月)

【3月19日(月)】

甲状腺がんの被害知って 子ども基金 富山でコンサート 中日新聞

3/21 京都/放射能を気にしなければ、しあわせになれるのか? 「しあわせになるための『福島差別』論」を批判する!

(「京都・市民放射能測定所」のイベントです)

みなさんは1月に出版された「しあわせになるための『福島差別』論」をご
存じでしょうか?この本は、福島原発事故による放射線被ばくの影響を一貫し
て否定しています。「福島産の食品を摂取しても内美被爆は低く抑えられてい
る」「被ばくによる健康被害はない」と述べ、除染目標1ミリシーベルト基準
の緩和や米の全量検査からサンプル検査への移行、県民健康調査の縮小を主張
しています。この本は、昨年12月に復興庁が発表した「風評払拭・リスクコ
ミュニケーション強化戦略」に呼応し、一般的には御用学者とはみられていな
い学者・文化人を取り込み、放射能安全神話を「下から」作り出そうとするも
のといえます。

私たちは、この本の主張を社会科学、自然科学の両面から正しく批判し、福
島原発事故がもたらした被害と向き合っていきたいと考え、下記のとおり講演
のつどいを開催することにしました。ぜひ、ご参加ください。


●日時 2018年3月21日(水・祝)13:30開始
●場所 こどもみらい館(研修室1A・60席)
   地下鉄:丸太町駅から徒歩3分(5番出口)
   市バス:烏丸丸太町下車徒歩3分
●参加費 会員・避難者700円、一般1,000円
 
★ ☆ プログラム(予定) ☆ ★
13:10 開場
13:30 開会あいさつ
13:40 講演1 放射能被害を人権の観点から考える
    講師 中里見博さん(大阪電気通信大学教員)
14:20 講演2 復興庁の「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」と呼応する「しあわせになるための『福島差別』論」批判
    講師 山田耕作さん(京都大学名誉教授)
15:00 休憩
15:15 測定所からカンパの訴え
15:20 講演3 福島甲状腺がんの被ばく発症
    講師  宗川吉汪さん(日本科学者会議京都支部代表幹事)
16:10 全体討論(35分)
16:45 終了

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
(主催)京都・市民放射能測定所

〒612-0066 京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1コーポ桃山105号
 TEL/FAX 075-622-9870
 E-mail:shimin_sokutei@yahoo.co.jp
 http://nukecheck.namaste.jp/
 http://crmskyoto.exblog.jp/

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



3/21 埼玉/白石草さん講演会〜チェルノブイリ・フクシマ・そして吉川〜

(「原発事故と子どもの健康」学習会です。 子ども全国ネット)

OurPlanet-TVの白石草さんを招いて、学習会を実施します。
皆様ご存知の通り、さまざまなところで、今回の原発事故で派生したことの記録を撮り続けていらっしゃいます。

日時:3/21(水)14:30~
会場:吉川市 おあしす2F フィットネスルーム
アクセス:http://www.yoshikawa-oasis-tosho.info/


4/1 東京/DAYS救援アクション主催「今、福島原発事故を考える」


とき:4月1日(日)19時から(開場18時半) 
ところ:文京シビックホール小ホール (地下鉄「春日」駅、「後楽園」駅すぐ)
入場料:1000円(資料代込) 

・DAYS JAPANの定期購読者700円、高校生以下と75歳以上無料
・障害のある方と同伴者1名無料

申し込み先:電話 03(3322)4133 
      メール daysaction@daysjapan.net
主催:DAYS救援アクション


1 福島の中学生と高校生が見て感じた、チェルノブイリ

昨年、DAYS被災児童支援募金が支援する福島の子どもの保養施設「沖縄・球美の里」に滞在した3組の福島の親子が、DAYS救援ア クションの広河隆一とともにベラルーシを訪れました。そこで、子どもの時にチェルノブイリ原発事故で被災し、甲状腺がんになり、今は母となった5組の家族と交流しました。その模様は「 母たちの祈り」「Fukushima Mothers」としてNHKワールド、NHK BS1で放映され、大きな反響を呼びました。原発事故から7年。 これに登場した中学生と高校生の姉妹が、自ら撮影した映像を交え て、何を学んだか、旅の報告をしてくれます。

2 小出裕章さん講演 「放射能から子どもを守るために」

京大原子炉実験所を退官されてから小出さんの講演を聞ける機会がめっきり減ってしまいましたが、今回無理なお願いに応えていただけることになりました。私たちの日本は原発事故を忘れ去ろうとしてい ます。「福島原発事故による放射線での健康への影響はない」「甲状腺の検診も不要」という声が、専門家と称する人々によって叫ばれ、自治体も揺さぶられています。オリンピックまでに復興を成し遂げる象徴として、原発近くを走る国道6号線道路での聖火リレーも企画されています。このような時期に私たちは福島の人々、特に子どもと私たち自身をどのように守ればいいのか、小出さんにお話を聞きます。(講演90分)

3 広河隆一の話「原発事故での差別と風評被害」

福島の子どもの保養活動や甲状腺検診を「不安をあおる行為」として批判する勢力が活発化しています。チェルノブイリ原発事故以降 、50回を超えて現地を訪れ、救援活動を続けてきたフォトジャー ナリストの広河が、不安をあおるのは誰かを、考え直してみます。

チラシのダウンロード
http://bit.ly/2tILXah 

OurPlanetTVより/福島・甲状腺検査4巡目の検査目的見直しへ〜県が答弁

(OurPlanetTVより福島県民健康調査、すなわち甲状腺エコー検査についての記事をシェアさせていただきます。 子ども全国ネット)

http://ourplanet-tv.org/?q=node/2231

福島県が実施している甲状腺検査をめぐり、4巡目「実施計画」の目的から「甲状腺の状態を継続して確認する」といった文言が削除されていた問題で12日、県は削除を見直す考えを示した。定例議会の福祉公安委員会での古市三久議員の質問に対し、県民健康調査課長が答弁した。

原発事故を受けて2011年にスタートした福島県の甲状腺検査は、「甲状腺の状態を把握する」ことと「子どもの健康を長期に見守る」という2つの目的が掲げ、概ね2年ごとに検査を実施してきた。今年度末までに1巡目から3巡目が終わり、5月から4巡目の検査が始まる。ところが、4巡目検査の「実施計画」では目的は一変。「データの把握」に該当する文言が削除され、「子どもを長期に見守る」とだけ記載されていた。


4巡目の検査目的



 

このことに対し、古市議員は、「子どもたちを軽視している」「いったい何のための検査なのか」と指摘。「これからも引き続き把握に務めるべきだ」として、県の姿勢を質したところ、井出孝利保健福祉部長は「4巡目となれば、過去と変化があったかないかを調べていく必要があるのは当然で、その時点の状況を把握するのは出発点」と回答。さらに鈴木県民健康管理課長は「目的は元に戻すか、元に近い形に戻すことを含め、医大と協議する」と、検査の目的を見直し考えを示した。

 
削除の経緯は闇

「甲状腺の状態を継続して確認する」という目的の削除について、県民健康管理課長は「計画の目的については、医大と県の間で事務的に修正した」と説明。すでに県も合意していたことが明らかになった。5日の検討委員会で、福島医科大の大津留晶部門長は「医大の放射線医学県民健康センターの甲状腺専門委員会等で認めてもらった」「大した議論は出なかった」と述べている。

しかし、わずか2つの検査目的のうち、1つが丸々削除される大きな変更にを、誰がいつ、どのような意図をもって行ったのかは明確にならなかった。


甲状腺がんの全症例把握などを追及〜質疑1時間

この日、古市議員は約1時間にわたり、甲状腺検査について取り上げた。現在、県の検査では、2次検査結果までしか枠組みに含まれていないのは問題があると指摘。症例把握など臨床情報も含め、データベースの一本化をはかるべきではないかと質したが、県は、「臨床の研究は把握できない」の一点張りで、「データに含まれていない症例」については現在、医大が調査を進めていると回答するに留まった。

これに関し、古市議員は、県民健康調査でがんが見つかった患者について医療費を助成する「甲状腺検査サポート事業」の対象を、事故当時18歳以下の全県民を対象にし、データの把握を行っていくべきだと提言。実施要領を変えるよう迫ったが、県から明確な回答はなかった。

さらに、現在、議論となっている学校での集団検診については、中止するのではなく、むしろ、予算を割り当てて学校への負担軽減をはかる一方、養護教諭などへは病気の情報を提供するなど、学校との連携をはかるべきだと述べた。これについて、県は、教育委員会と検討すると述べた。

2018/03/18

【報道リンクまとめ】3月17日(土)・3月18日(日)

【3月17日(土)】

原発避難者訴訟 「国に責任」判決相次ぐ 原告ら「一歩ずつ前進」 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180317/ddm/002/040/091000c

原発避難者訴訟 国は重い責任の自覚を:北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/172649

原乳出荷制限を解除 旧警戒区域など4町村一部 福島民報 http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2018/03/post_15924.html

飯舘村の農業再生へ東大と連携協定 学生と村民の交流図る 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180317_63046.html


【3月18日(日)】

横浜の元教諭 紙芝居、出前します 原発避難者を思いやる気持ちを:神奈川:3/18東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201803/CK2018031802000141.html

雑記帳:福島大の学生が福島の米を使い… - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180319/ddm/041/040/108000c

2018/03/17

【報道リンクまとめ】3月16日(金)

【3月16日(金)】

<汚染廃>宮城・白石のほだ木5t、試験焼却へ 前処理作業を公開:河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180316_13037.html

震災を過去の「終わったこと」にして前に進むべき? 原発事故避難者たちに強いる、理不尽な“帰還のプレッシャー” :週プレNews
http://wpb.shueisha.co.jp/2018/03/16/101389/

福島で原乳の出荷制限解除 4町村の一部区域  SankeiBiz


自主避難、苦しんだ母 夫とは離婚、でも娘を守るには…:朝日新聞https://www.asahi.com/articles/ASL3D7TQHL3DPLZB02J.html

自主避難の相当性認定 原発訴訟で京都地裁、国と東電に賠償命令:福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180316-252705.php

原発避難訴訟:家族離別「時間取り戻せない」京都地裁判決 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180316/k00/00m/040/145000c

子ども2人が避難先でいじめに 自主避難者原告の苦悩/東京:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL3H7KL2L3HUTIL05F.html

原発避難訴訟:「家族だけは守りたい」将来の不安残す/東京 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180317/k00/00m/040/177000c

技能実習生に除染作業 法務省「実習にふさわしくない」:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASL3H5GNJL3HUTIL02T.html

2018/03/15

厚労ダイジェストをぜひご購読ください!

このたび、「厚労ダイジェスト」4号をお届けしました。

測定データ、とくに検出データが多いと、すべてを掲載するために非常に苦労しますが、読者のみなさまは、それぞれ注目部分が異なることも考えられるので、時間をかけて、網羅しています。どうしても長文になりますが、適宜、必要な部分をお読みいただければと思います。

このデータを参照して、学校や自治体へ実際の食品測定の状況を知らせる活動をされている方もいらっしゃったり、詳細を知りたいものに関しては、市民測定所の結果を調べたりして、それぞれ活用いただいているようです。

あなたもぜひ、ご購読ください。

お申込みは、こちらから。
https://goo.gl/6gtkJH


以下、4号の一部抜粋を掲載しておきます。
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+++————————————-+++      子ども全国ネットメルマガ
        厚労ダイジェスト No.4
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「厚労ダイジェスト」をご購読のみなさま、お待たせいたしました。今回は、厚労省発表月別検査結果 平成2912月(第10621065報) についてお送りします。
「厚労ダイジェスト」は、「子ども」を中心にすえて、厚労省発表の食品の測定データを見やすく抜粋し、わかりやすい解説とともにお届けしたい、と子ども全国ネットが編集発行しているメルマガです。毎月2万件を超える検査のうち、検出されたデータすべてを網羅するため長くなりますが、適宜必要な部分を中心にお読みください。
(一番下に、“厚労ダイジェストを読むにあたって”という説明書きがあります。初めての方は先にお読みください。)
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今回のデータをチェックして…
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【飲料水、牛乳・乳児用食品】
飲料水および牛乳・乳児用食品は、測定下限値も <0.28.5と比較的厳しめに測定されて「NDとなってはいます。けれども、赤ちゃんから成長期の子どもも含め、毎日のように口にするものだけに、安心の基準は厳しめにみたいものです。粉ミルクや牛乳など、新宿代々木市民測定所の測定も参考になると思います。(単位がmBq/kgとなっているのでご注意ください→粉ミルク 
http://www.sy-sokutei.info/wp/7671/ 牛乳http://www.sy-sokutei.info/wp/7499/
 ND=放射性物質が0ではない」について、子ども全国ネット発行の冊子「ほうしゃのう きほんのき」に簡単な解説があります。HPからダウンロードできます。https://goo.gl/9uPyKe

【水産物】
河川や湖沼に住む淡水魚の高い数値は変わりません。今回は基準値超過こそありませんが、数十Bq/kgのものが少なくありません。
イワナ71Bq/kg、ウグイ36Bq/kgコイ35Bq/kg、ワカサギ19Bq/kgが検出されていますワカサギはシーズンなだけに引き続き気になります。
海の魚では、やはりスズキが66Bq/kg、ヒラメ15Bq/kg、クロダイ6.2Bq/kgなどが気になるところです。ブリやマアジも1Bq/kg以下ではありますが、検出されており、今後が気になります。

【農産物】
秋の野山の産物がまだ検出されています。野生キノコは宮城県、埼玉県、山梨県、静岡県など、基準値超過を含む、全体に高い数値です。もうシーズンが終わっていますが、マツタケも福島県、山梨県で30Bq/kgを超える数値が出ています。加工品にも注意が必要ですね。

栽培もののキノコでも、シイタケ基準値超過の150Bq/kgを含め、原木栽培ものはもちろん、菌床栽培でも検出されています。地域も広範囲です。ついで、ナメ96Bq/kg(原木栽培)など、高い数値が続いています。

ダイズ308と検体数も多かったのですが、福島県33Bq/kgなど検出数も多いです。加工品となって流通すると思われますので、気になります。他の穀物では、福島県コメ(玄米)47Bq/kg、福島県ソバ5.3Bq/kgなどが検出されています。

ほか、エゴマ 福島県5.9Bq/kg、キウイフルーツ 福島県13Bq/kg、ギンナン 栃木県10Bq/kg、クルミ 福島県28Bq/kgなどが引き続き検出されています。ユズの79Bq/kgは鍋料理に使ったり、加工品にもなりますので、気をつけたいところです。レンコンは、茨城県をはじめ、生協などの測定では常に検出されていますが、ここでは下限値が高いためかNDとなっています。

加工品では、引き続き干し物を中心に検出されています。福島県のあんぽ柿や干し柿は、伊達市からの報告がなかったためか、前回より低い8.5Bq/kg13Bq/kgとなっています。干し芋8.5Bq/kg、切干し大根29Bq/kg、芋がら17Bq/kgなども。干し芋は子どものおやつに出されることも多いので、気をつけたいです。リンゴジュースの検出がありましたが、飲料の場合はコップ1杯飲むと、食べるより簡単に200g前後も摂取することになりますから、数値以上に気になります。

【畜産物】
牛肉の全頭検査26642件のうち、岩手県51118Bq/kg、福島県の3件で7.812Bq/kgの検出報告ありますが、26,000件を超える大部分は、「<25 」という発表ですので、ND=放射性物質が0ではないということは頭に入れた上で見る必要があります。今回は、その他の鶏肉、豚肉、馬肉、鶏卵からの検出はありませんでした。野生鳥獣肉では、イノシシ、ニホンジカで基準値超過が多く、イノシシ1100Bq/kg、ニホンジカで140Bq/kgなどが出ています。今回検体がありませんでしたが、千葉県のイノシシの出荷制限が解除され、全頭検査の上で100Bq/kg以下ならば出荷される通達が出ています(2/5)。ジビエ料理は産地を含め慎重に対応したいところです。

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月別検査結果 平成2912
検出データを抜粋しました!
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〓─〓 飲料水32検体、牛乳・乳児用食品 212検体 〓─〓

すべて ND (<0.28.5

〓─〓─〓─〓 水産物 1708検体 〓─〓─〓─〓

【アメリカナマズ】 3検体
茨城県(霞ヶ浦) 2件 4044Bq/kg

【イワナ】 19検体 
岩手県(砂鉄川水系) 8件中8 1630Bq/kg
宮城県(広瀬川) 3件中2 4371Bq/kg
福島県(秋元湖) 8件中1 28Bq/kg

【ウグイ】 9検体
宮城県(江合川) 2件中1 7.6Bq/kg
福島県(阿武隈川、秋元湖) 4件中3件 9.536Bq/kg

【ウナギ(天然)】 5検体
千葉県(利根川) 4件中22134Bq/kg

【キンブナ】 4検体
福島県(秋元湖) 2件中2件 4043Bq/kg
千葉県(与太浦、利根川) 2件中2件 3.87.8Bq/kg

【ゲンゴロウブナ】 4検体
茨城県(霞ヶ浦) 1件中1件 9Bq/kg
千葉県(利根川、与田浦)  3件中2  4.85.1Bq/kg

【コイ】 13検体
福島県(秋元湖ほか) 7件中2件 1935Bq/kg
千葉県(与田浦) 4件中2 5.55.7Bq/kg

【シラウオ】 8検体
茨城県(霞ヶ浦) 5件中3件 5.814Bq/kg
 【テナガエビ】 2検体
茨城県(霞ヶ浦) 1件中1 12Bq/kg

【ヤマメ】 6検体
福島県(阿武隈川水系、阿賀川水系、秋元湖ほか)6件中5 1176Bq/kg

【ワカサギ】 7検体
福島県(秋元湖) 1件中1件 19Bq/kg
茨城県(霞ヶ浦) 2件中2件 6,513Bq/kg

【イシガレイ】 29検体
福島県 21件中1件 11 Bq/kg

【クロダイ】 12Bq/kg 
宮城県 7件中2件 4.86.2Bq/kg

【コモンスカベ】 30検体
福島県 25件中2件 8.512Bq/kg

【シロメバル】 16検体
福島県 15件中2 611Bq/kg

【スズキ】 54検体
岩手県 3件中1 0.7Bq/kg
千葉県 17件中13 0.4366Bq/kg

【ババガレイ】 33検体
福島県 26件中2件 8.69.9Bq/kg

【ヒラメ】192検体
茨城県 9件中1 0.74Bq/kg
福島県 155件中2件 1015Bq/kg 

【ブリ】 53検体
岩手県 13件中1件 0.51Bq/kg  

【マアジ】  18検体
千葉県 1件中1件 0.46Bq/kg

【マコガレイ】 34検体
茨城県 3件中1件 0.7Bq/kg

【マダイ】 16検体
千葉県 4件中1件 0.84Bq/kg 

【メバチ】 1検体
千葉県 1件中1件 0.38Bq/kg

【ヤナギムシガレイ】 15検体
福島県 15件中1件 6.8Bq/kg

〓─〓─〓─〓 農産物 1739検体 〓─〓─〓─〓

【シイタケ 原木・菌床】 317検体 
秋田県 6件中1件 5.3Bq/kg
岩手県 47件中27件 965Bq/kg 
宮城県 22件中11件 6.626Bq/kg
福島県 18件中3件 6.835Bq/kg
茨城県 7件中6件 2.724Bq/kg
群馬県 15件中4件 7.619Bq/kg
栃木県 122件中45件 3.544Bq/kg
千葉県 53件中1件 150Bq/kg45件 1.198Bq/kg
埼玉県 22件中19件 4.549Bq/kg
神奈川県 2件中1件 12 Bq/kg

【クリタケ】 36検体
青森県 35件中15件 5.828Bq/kg

【ナメコ】 37検体
青森県 15件中7件 5.834Bq/kg(野生)
福島県 16件中6件 4.596Bq/kg4.5Bq/kgは菌床、他は野生)
群馬県 1件中1件 17Bq/kg(施設栽培)
埼玉県 1件中1件 25Bq/kg(原木栽培)

(以降、略)