ママレボ通信から福島県民健康調査検討委員会の報告を上げてくださいました。
「甲状腺ガンおよび悪性疑いが75人」という結果に対して、被ばくとの因果関係は考えられないとしながらも、福島県には甲状腺センターの設置や医大に「小児がん科」の設置も発表されています。健康不安への多応であるなら、予防原則に基づいて、すぐにでも全県民に対しての血液検査他、詳細な健康検査をするべきではないでしょうか。
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【傍聴レポート】第14回福島県民健康調査検討委員会
http://momsrevo.blogspot.jp/2014/02/14.html
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以下抜粋
また、記者会見の場では、「甲状腺ガンおよび悪性疑いが75人」という数字をどうとらえているか」との質問に、星座長は、「想定の範囲だ。スクリーニングによって、一定数ガンが見つかるということは見当をつけていた」と返答。
しかし、さらに別の記者から「どれくらいの数になると想定の範囲内からはずれるのか。境目はあるのか」と問われると、星座長からも鈴木教授からも、明確な回答はありませんでした。
一方で、福島県立医大は、「研究」や「治療」の準備は着々と進めています。
昨年末には、福島県立医科大学内に「甲状腺センター」が設置されるという発表がありました。
この記事には、「今後増加する甲状腺検査二次検査や診療に的確に対応するため」と設置の理由が書かれています。
今後も、小児甲状腺ガンが増加することは「想定」しているようです。
また、1月末には、「小児ガン科」の新設も決まりました。(医大に小児ガン科の設立へ)
新設の理由は、「原発事故のあと、住民の間で放射線による健康への影響に不安が高まっているため」としていますが、不安を解消するためなら、すべての福島県民を対象に「血液検査」を実施して、放射線の影響を科学的に調べた方が、よほど不安解消につながるのではないでしょうか。
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