〜5/12(土)キックオフミーティング報告〜
先月5/12(土)に子ども全国ネットのネットワークアクション第一号として「3.11からの給食安全プロジェクト」のキックオフミーティングが開催されました。
報告が遅くなりましたが、給食安全プロジェクトのHPに当日の詳細報告がアップされましたのでご案内します。
このプロジェクトは、子ども全国ネットの登録団体である。「3.11以降の子育てを考える会」がネットワークに呼びかけ、数人の世話人とともに全国ネットのネットワークアクションとして立ち上げました。
当日は午前中に世田谷、小金井、武蔵野の各地の団体からの有益な活動や自治体の取組み報告の後、参加者からそれぞれが抱える課題を出し合い、3者(学校・保護者・行政)の溝を埋めたい学校を動かす為に、保護者やPTAを巻き込むにはどうしたら良いか、測定基準改定に関する要望などの陳情方法などの課題などたくさんの課題が挙げられました。午後は放射能対策や安全な食材の提供に取り組んでいる給食食材卸業者の代表の方と、事故前から食育に取り組んでこられて、事故後も安全な給食の提供に熱心に取り組まれてきた世田谷の栄養士さんから、事故以降の取組みや、学校、行政とのやり取りなど、大変有意義な話をお聞きし、その後午前中の話題提供の方を交えて、質疑応答、参加者全員での現状の課題とその対応策について闊達な話し合いが行われました。
給食への取組みは自治体や学校単位で課題も違い、また、学校と幼稚園、保育園それぞれ対応策も保護者の意識や取組みも様々で、一筋縄ではいきません。
また自治体の取組みも始まったばかりで、どこも情報もスキルもない中で手探りで進めています。限られた測定環境や安全基準値の見解の相違の中で、より効率のいい測定方法と厳しい安全規準を申し入れながら、同時に、自治体、学校関係者、栄養士さん、保護者の方たちと同じ土俵で話し合う場や自分達も測定情報を集めていくなどして協力でし合える場を設けていくなど、一緒に考え取り組んでいく意識が大事だという点を確認しあいました。
次回ミーティングは7月末頃を予定しています。
また現在も自治体毎の給食の取組みアンケートを実施しています。
自治体や学校への申し入れについても、このようなアンケート調査のデータは大変有効ですので、こちらも是非ご協力下さるようお願いします。
※子ども全国ネットの「ネットワークアクション」とは
子どもたちを放射能から守る全国ネットワークの登録団体の中から提案のあった
呼びかけやアクション、署名や要請活動などの中でネットワーク力を生かし
有益かつ大きな動きにしようと位置づけされたアクションのことです。
このネットワークアクションにより地域を越えて連携・拡散力が強化され、
より効果的で大きな動きにしていくよう進めていきます。
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