15日、原発事故子ども・被災者支援法案が参議院を通過し、
おかげさまで、今日も、傍聴席を埋めることができました。
この後、本会議に送られます。 今国会での成立が限りなく確実となりました。
この法案は、 原発事故で避難した方には国の避難指示あるなしにかかわらず、 移動・住宅・就学・就業、移動先自治体による役務の提供を、 避難しない方には、医療・就学・食の安全・放射線量の低減・ 保養を支援すること、 さらに家族と離れてくらすことになった子どもに対する支援を定め たものです。
内部被ばくという言葉も明記され、胎児を含む子どもを対象として、被ばくから守る対策についても求めるなど、画期的な法案です。
ここまで粘り強く作り上げてきてくださった議員のみなさまに、心からエールを送りたいと思います。
あと少しです。
しかし、この法案が可決されても、「理念法」と言われるように、具体的な対象とする範囲やプログラムなどは、何も書かれていません。
この法律をよりどころとして、多くの被災者をはじめとした意見を盛り込んで具体化していく必要があります。
これまで、放射能に対する施策では、さんざん愕然とさせられる思いをしてきた政府ですから、決して安心していてはいけないのではと思います。
血肉化していく段階で、ほんとうに血の通った、子どもたちを守り、私たちを守る施策にしていく必要があります。
5つのアクション、あらためて呼びかけたいと思います。
みんなで注目していきましょう!
なお、本日の審議の詳細は、FoEの満田さんがツイートされています。 以下にまとめもあります。
グリンピースの鈴木さんによる報告もあります。
東京新聞特報欄にも掲載されました。
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