2012/06/21

ここからが勝負! 全国からアクションを!「原発子ども・被災者支援法」が可決されました!

本日、13時11分、
原発事故による「子ども・被災者支援法」が国会で可決されました。
可決に向けて、多くの声をあげてくださったこと、ありがとうございました。


子ども、胎児、妊婦に特別な配慮が必要であることが盛り込まれ、
自主避難した場合の補償や、家族の面会のための経費も考慮されたこと、
内部被ばくという言葉が明記されたこと、
国の責任で(被ばくの影響でないとされたもの以外は)医療費の減免が受けられること、
そして、被災者側が被ばくの影響であることを証明しなくてもよいこと、など
これまで、私たちが意義を唱え、活動してきたことが盛り込まれています。


ただ、そうした審議の過程で明らかにされた法案の趣旨すべてが
この法律に盛り込まれているわけではありません。
具体的な内容は、すべてこれからの施策決定で固められていきます。


たとえば、補償の範囲を何ミリシーベルトの地域とするのか、
これまでの審議の過程では、被ばくの影響にしきい値はないことや
福島のみならず、線量の高い地域のことも出てはいました。
しかし、新聞報道にもありましたが、
先日の委員会で経産大臣政務官からは、
「国際基準などを参考に、年間20ミリシーベルトという値は
十分低いと考えて決めた」という答弁があるなど、
とても政府の決定に関しては油断できません。


ですから、これまでの議員のみなさんによる
この法案の精神が生かされていくかどうかは
ここからが勝負と言えます。


提案してくださった議員のみなさんには、
ぜひ感謝とエールの言葉を送り、
それ以外の議員にも、注目していることをアピールしましょう。
そして、何よりも、メディアに負けず、
この法案の重要性をネットと口コミで広げていくアクションを
ひとりひとりが起こしていきましょう!


<3つのアクション!>


1,この法律を多くの人に広げよう!


HPやブログ、TwitterやFacebook、mixiなどのネットを駆使して
また、口コミで
まわりの人に知ってもらいましょう。
多くの人が関心をもつことが一番の力になります。
メディアにも取り上げてもらえるよう、意見を送りましょう。




2,国会議員に声を届けよう!


この法律の今後の施策に注目していることを伝えましょう。
とくに、地元選出の議員には、事務所を訪ねたり
手紙を届けたりするととても有効です。
むずかしければ、メールでもFAXでも、電話でも構いません。
地元選出の議員はこちらから調べられます。




3,署名や集会などに参加しよう!


現在、行われている署名は、こちらです。
http://www.foejapan.org/energy/action/120406.html(6月30日まで)




ハチドリのひとしずくを全国から!
きっと、大きな声にしていこう!

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