フクシマンさんこと、池田雅之さんより、先日のオープンフォーラムのご報告をいただきました。話す中で生まれた「モヤモヤ」を隠すでも、無視するでもなく、福島に今ある矛盾に向き合いながら話すことで、そこから「力」が生まれてくるのを感じたと言います。詳細な報告は、近くHPに掲載とのこと。ぜひご覧ください。 子ども全国ネット
HP https://ameblo.jp/masa219koro/
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平成29年7月1日
第3回オープンフォーラム
「あなたにとって〝復興"とは何ですか?」
~ひとりひとりの復興と大きな視点での復興~
を開催しました。
ゲストスピーカーに、
奇跡のV字回復を果たした福島の「農業経営者」J- RAPの伊藤俊彦さんや、
米沢に「自主避難したお母さん」下山田菜穂子さんや、
郡山で「希望の種をまき続ける」三保谷泰輔さんを迎え、
大きな視点での復興だけでなく、 小さな視点から考える復興も大切にしながら、
「ひとりひとりの復興ってなんだろう?」というテーマで
自分たちの街の復興について、話し合ってみました。
今回は、食や教育や福祉など、「命」にかかわるご職業の方が、 会場に多く来てくださったこともあり、
「復興」というテーマが、「子どもたちにどんな未来(バトン) を渡すのか?」というテーマに、 昇華していったように感じています。
会場の方からは、県外に自主避難されている経験から、「 子どもたちが健康に育つことを保障するのが復興だと思う」 とお話くださった下山田さんのお話に、共感し、 たくさんのこと考えさせられたという感想をいただきました。
また、未来ある社会を子どもたちに渡すために、調べ、考え、 行動し、変わり続けるべきという「農業経営者」 の伊藤さん意見に、共感し、勇気をもらったたという感想を、 いただきました。
またみんなで楽しく話しながら、自分たちの街づくり( 居場所づくり) をするコミュニティーガーデンを作りたいという三保谷さんの情熱 に、エネルギーをもらい、 感化されたというポジティブな感想もいただきました。
そのお三人のゲストスピーカーお話を受けて、 はじまった会場全体の対話の中では、例えば、 ご自身が甲状腺ガンにかかった経験から、命がけで「 子どもの命を放射能から守るべき」 とお話くださった男性のお話なども聴くことができ、 福島のなかにあるいろんな光と影が交錯し、 多くの人の葛藤が深まり、「(良い意味で)モヤモヤが深まった」 とう感想も、いただきました。
モヤモヤが深まりながらも、会の後半に、保育士の方から、「 不安や葛藤というネガティブな感情は、 マイナスしか生まないのではなく、大切なもの。葛藤の中で「今、 自分に何ができるのかを考える」薪のようなものだと思う」 とお話をいただき、「モヤモヤ」を「力」に変える、 大切なヒントも共有できたような気がします。
多くの人の心に、 深い印象をあたえる大事な話し合いができたのは、 ひとえに素晴らしいゲストスピーカーと、 会場の方たちがお集まりくださったおかげと、 スタッフ一同心より感謝しております。
大切な話あいがおこなわれた、今回の記録は、 こちらのホームページで公開し、 多くの人たちと共有できたらとおもっております。
少し時間がかかりますが、記録がまとまりましたら、 アップさせていただきますので、しばらくお待ちください。
また、今回のオープンフォーラムではなしあわれたことを、 より深く話し合う、オープンな対話の会を9月3日(日) に開催します。どなたでも参加できますので、 よろしければご参加ください。
今回は、多くの方にオープンフォーラムにご協力いただき、 本当にありがとうございました。
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次回「対話の会」のお知らせ
テーマ
あなたにとって〝復興"とは何ですか?
~ひとりひとりの復興と大きな視点での復興~
日時:9月3日(日)11:00~18:00
場所:郡山市 ミューカルがくと館
参加自由:無料
11時集合〜13時まで対話
13時~14時ランチ(ランチ持参)
14時〜18時まで対話
※途中参加・退席歓迎します。 どなたでもお気軽にお越しください。
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