2018/11/16

11/24(土)茨城/チェルノブイリ法日本版の会学習会


日本各地で原発が再稼働され推進され、東海第二原発の再稼働に向けて今、着々と準備が進められています。原子力規制委員会は、原発事故緊急時避難基準を1週間で100mSvと決定し、いままでの基準の2倍に引き上げました。 渡辺悦司 さんが指摘されているように、このような方針は、次の「原発重大事故が実際に起こることを想定して準備している」ということを示し、事故の際には「致死量」の被曝まで住民避難をさせないという政策意図を示しているといっても過言ではないのです。

原発は、事故が起きなくても平常運転中でも住民に健康影響被害を与えています。福島原発の過酷事故に対する検証も出来ていないばかりか、現状でも放射能汚染は看過できないレベルで継続中です。東電の発表でも空間には毎時600万ベクレルの放射性物質が放出されおり、汚染水はダダ漏れ状態で海を限りなく汚染しています。
 
今の日本では、法の救済が無いに等しく、憲法が保障する「生命、自由及び幸福追求に対する権利」も子どもの「安全な環境で教育を受ける権利」も守られていません。安全基準を20倍以上に引き上げ、人々や子ども達を福島に閉じ込めています。

一方、チェルノブイリ原発事故から5年後の旧ソ連では、市民を守るためにチェルノブイリ法が制定されました。予防原則に則って生存権を保障した放射能災害に関する人権法です。人々の強い思いが、社会主義国であった旧ソ連政府を動かし制定されたのです。私たちはチェルノブイリ事故の教訓を学び、チェルノブイリ法を学ばなければならないと思います。

https://blog.goo.ne.jp/cherno-iba/e/53c38ae968fedad89db3f8d9c5bd964e

11月24日(土) 13時 開場 
  
13時半 ~おしどりマコさん「福島第一原発事故の取材報告」
14時半 ~柳原敏夫さん 「チェルノブイリ法日本版を考える」

茨城県県南生涯学習センター 小会議室2 
 土浦市大和町9−1ウララ5F
 
参加費(資料代) 500円
  
主催 チェルノブイリ法日本版の会・茨城               blog.goo.ne.jp/cherno-iba 

後援 チェルノブイリ法日本版の会 chernobyl-law-injapan.blogspot.jp
  *福島応援プロジェクト茨城 blog.goo.ne.jp/oueniba
  *常総生協*東海第2原発の再稼働を止める会




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