2018/11/17

12/8(土)大阪・12/9(日)京都/遠藤順子講演会「六ヶ所をめぐる情勢と放射線被曝」

京都と大阪にて、遠藤順子医師の講演会が開催されます。遠藤さんは、内部被曝の理論的問題についても、研究され、弘前大学で集中講義などもなされています。

山田耕作さんや私と共著で、『放射線被曝の争点』緑風出版(2016年)を刊行しており、放射線被曝の科学的理論的課題について常に議論を交わしております。

さらに、遠藤さんは、放射線被曝とくに内部被曝におけるミトコンドリア損傷の重要性を強調しておられ、この点での最新の成果も報告いただけると思います。

機会は2度ありますので、ぜひ、ご参加を検討ください。

●大阪: 講演「六ヶ所をめぐる情勢と放射線被曝」
Go West Come Westの第2回総会

・日時 12月8日(土)午後1時30分より
・場所 ドーンセンター(地下鉄谷町線・京阪電車「天満橋」駅下車)
・参加費 500円

主催:“Go West, Come West!!! 東北・関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち
https://www.gowest-comewest.net/

●京都: 講演「六ケ所村の現状と放射線被曝による健康被害」
第6回京都市民放射能測定所まつり

・日時 12月9日(日)午後1時30分から
・場所 ウイングス京都(阪急烏丸駅または地下鉄御池下車)
・参加費 会員・避難者800円 一般1000円

主催:京都市民放射能測定所 
http://nukecheck.namaste.jp/event/181209matsuri.html

【遠藤順子さんのプロフィール】

1959年 北海道釧路市生まれ
室蘭栄高校卒、室蘭工業大学化学科卒、弘前大学医学部卒
日本核医学会PET核医学認定医
日本医師会認定産業医
現在、津軽保険生活協同組合健生病院 非常勤医師
弘前大学で放射線被曝に関する集中講義を担当
2018年 六ヶ所村村長選挙に立候補して善戦

【主な著書】

・『放射線被曝の争点――福島原発事故の健康被害は無いのか』緑風出版 (2016年)山田耕作さんや私との共著 第二章「トリチウムの危険性」を担当

・『環境・地域・エネルギーと原子力開発-青森県の未来を考える-』弘前大学出版会 (2013年)共著 第3章「内部被ばくについて~放射線科学の歴史から紐解く~」を担当

【主な論考】

・「トリチウムの危険性――汚染水海洋放出、原発再稼働、再処理工場稼働への動きの中で改めて問われるその健康被害」共著
http://blog.acsir.org/?eid=47

・「ミトコンドリア障害と心筋症、アルツハイマー病、 パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症の関連について」
http://blog.torikaesu.net/?eid=64

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