東日本大震災から6年が経過しようとしていますが、
被災地に対する関心が薄れつつあります。
しかし、復興は進んでいるのでしょうか。
仮設住宅から災害公営住宅への移行が進む中、新たな課題、
長引く避難生活等、まだまだ問題が山積しています。
福島では、避難指示の解除や「自主」避難者とされる
方々への住宅支援の打ち切りなど、
深刻な問題になかなか関心が集まっていません。
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウの震災プロジェクトは、
震災直後より今日に至るまで被災地での法律相談活動を
継続し、被災者の皆様の声に身近に接してきました。
震災から6年の節目に改めて、3.11の影響を受け続けている
方々の願いが生かされる施策を考えたいと思い、
イベントを企画しました。
この企画では、3.11を風化させないという想いを込めて、
震災後、被災地で様々な活動をされている方々や実際に
現地で被災した方をお呼びして、様々な視点から被災地の
現状や課題について話し合います。
皆様のご参加を心よりお待ちしています
日時/2017年3月3日(金)19:00~21:00(開場1 8:30)
会場/文京区男女平等センター 研修室A
(113-0003東京都文京区本郷4-8-3本郷真砂アーバン ハイツ1F)
都営大江戸線・地下鉄丸の内線 本郷3丁目駅より約5分
都営三田線 春日駅より約7分
地下鉄南北線 後楽園駅より約10分
JR水道橋駅 東口より約15分
【スピーカー】
◇安田菜津紀氏
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとして
カンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。
現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、
日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は
陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。
2012年「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で
第8回名取洋之助写真賞受賞。写真絵本に『それでも、海へ
陸前高田に生きる』(ポプラ社)、著書に『君とまた、あの場所へ
シリア難民の明日』(新潮社)。上智大学卒。
◇草野祐子氏
発災直後の平成23年3月に発足した、みやぎジョネット
(みやぎ女性復興支援ネットワーク)代表。 被災女性の支援のたけ、
全国の支援者と被災地の女性の支援ニーズをマッチングすることで 、
物心両面で確実に支え、 女性たちのエンパワメントにつなげたほか、
サロンの開催、起業支援等、被災地における女性たちの心身のケア
や自立支援に大きく貢献した。支援活動は仙台市内のほか南三陸町
など市外の被災自治体でも展開され、活動を通じて、地域の復興の
担い手となる女性リーダーの育成につながっている。
平成24年度には、これらの取り組みが評価され、内閣府男女共同
参画局の「女性のチャレンジ賞特別部門賞(防災・復興)」 を受賞。
◇富塚悠吏君
福島県郡山市から母とともに原発事故後に関東地域に避難。
2012年1月、脱原発世界会議でスピーチ。2012年3月、
ニューヨークで原発事故の体験を語る。現在、中学3年生。
◇吉田悌一郎氏
弁護士(東京弁護士会所属)。ヒューマンライツ・ナウ会員。
ヒューマンライツ・ナウ震災プロジェクトメンバーとして、
被災地法律相談活動に長年携わる。福島原発被害首都圏弁護団。
◆コーディネーター:後藤弘子氏(ヒューマンライツ・ ナウ副理事長)
<参加申込>
※当日参加も可能ですが、人数確認の為できるだけ
事前のお申込みにご協力いただけますと助かります。
<主催>
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