7月のオンライン被ばく学習会は17日(土)午後、津田敏秀さんに、「水俣病に学ぶ 甲状腺がんの因果関係」についてお話しいただきます。
福島原発事故から10年。甲状腺がんの原因は何か、未だに確定していません。政府や福島県は被ばく影響を否定し、「過剰診断」が原因と主張しています。甲状腺検査は甲状腺がんの早期発見・早期治療に必須であるにもかかわらず、6月21日の県民健康調査検討委員会「甲状腺検査評価部会」では、甲状腺検査を受けた若年者や父母の聞き取り結果から、甲状腺検査は有害だということをもっと知らせる必要がある、というような意見が相次ぎました。
岡山大学教授の津田敏秀さんは福島県で甲状腺がんが多発しており、地域差も見られることから、被ばく影響を明らかにする論文を発表されています。津田さんが常々強調されるように、因果関係を直接目で見ることはできません。患者認定をめぐって未だに訴訟が続いている水俣病の例を参考に、甲状腺がんの因果関係はどうしたら分かるのか、さらに疫学の考え方について、お話しいただきます。
申込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfppW-cqAQBX4I876qSJWVTmIrcP_YP-Ym4m0cpOX1fym_vSA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0
または短縮URL:https://bit.ly/3vLXRuS
放射線被ばくを学習する会
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