2011/11/27

アースダイアローグ 第2回レポート

すっかりすっかりレボートがおくれて

申し訳ありません。


2011年10月30日。

国分寺は「カフェスロー」から発信する

アースダイアローグの第2回。


映画『セヴァンの地球のなおし方』を観ながら

3.11からの生き方をみんなで考えるイベントの様子、

臨時レポーターYが、ご報告したいと思います。



カフェスローは、

12月に、日本ではじめての市民放射線測定所

子ども未来測定所」がスタートする場所でもあります。

体と魂にやさしいご飯が食べられて

安全でおいしい食材やフェアトレード商品を扱うマーケットがあって

面白いワークショップがいつも開催されていて

育児についての話ができるスペースもある、そんな場所。




がやがやがや・・・・

夕刻、スタート前のカフェスローは

すでにたくさんの人。

いい期待感に満ちていました。





















アースダイアローグでは

おいしいご飯とドリンクを食べながら

イベントに参加することができます。

腹がへっては・・ということで

さっそく入り口のフードコーナーでメニューチェック。


















































フード以外に、有機野菜や本など物販も充実。
私もポタージュとテンペバーガーを購入して

いざ、会場入り。

女性が多いけれど、男性の姿もちらほら。

小学生のお子さん連れのご家族もいらっしゃる
なごやかな雰囲気。


この会場の様子は当日ユーストリームでも配信されました。



























もちろん、映るのはちょっと…という方のための
カメラに映らないお席もありましたよ。


好きな席を選んで着席。
アースダイアローグのスタートです。


まずは映画から・・・・

セヴァンの地球のなおし方



監督は、学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックに変えるという
フランス・バルジャック村の挑戦を描いたドキュメンタリー『未来の食卓』のジャン=ポール・ジョー。
案内人は環境活動家のセヴァン・スズキ。
フランスで作られた映画です。


映画『セヴァンの地球のなおし方』




1992年、リオデジャネイロで開催された地球サミットでの
当時12歳だったセヴァン・スズキのスピーチは
あまりにも有名。

私もリアルタイムでこのスピーチにふれ

心を打たれたひとりです。

『あなたが世界を変える日』という本や

ユーチューブなどで、今も彼女のスピーチに

触れることができます。


スピーチから、もうすぐ20年。

セヴァン・スズキはカナダの先住民である夫と結婚し

母親になろうとしている…

そこから映画はスタートします。


彼女のスピーチ以降も環境問題は悪化ししつづけ、

世界はさらにバランスを崩しています。

そんな中で、自然とともに生きる暮らしを実践し

模索している人々の姿が次々と映し出されます。


映画の制作は日本で原発事故の起こる前の2010年。

3/11を越えて、今私たちはこの映画を観て、なにを感じ、

そしてこれから、どう生きればよいのでしょう。。




いろいろな想いの交錯する中で映画は終わりました。

明るくなった会場に、静けさが。

…これだけで終わらないのがアースダイアローグ。

みんなでテーブルと椅子を動かして…

















4-5人のグループを、いくつもつくります。


「ワールドカフェ」。
すでにいくつかのイベントで行われているスタイル、語り合いの場です。
知らない人同士で、グループを作って
テーマに沿ってディスカッション。
今回は時間がなかったこともありテーマはひとつ。
「あなたにとっての地球のなおし方 まずなにからはじめますか?」



小さなおもちゃが中央におかれ、
話したい人はおもちゃを持ってしゃべります。
持っている間はほかの人は口をはさまないのがルール。
話した内容、みんなの想いをテーブルに置かれた大きな紙に
思い思いに描いていきます。 

レポート担当の私も参加させてもらいました。
セヴァンと同い年の女性が2人
5歳のお子さんを持つお母さん
40歳の編集者であるレポーターである私。
女性ばかりの4人のグループ。
初対面同士で果たして会話は弾むのか? と
ちょっとドキドキしたのもつかのま。
シーンとしているグループはなく、
私たちのグループも1時間が短く感じられたほど。

なぜこの会に参加したのか。
3.11以降をどんな想いをもってすごしていたか。
この映画を観て考えたこと。
まずなにをはじめようと思っているのか…
「語り合ったことでなんだか肩の力が抜けた」という言葉が印象的でした。

ワールドカフェの時間が終わったあとは、
それぞれのテーブルをまわって
みなさんの描いた思いを読みあいました。
























































感じられたのは、
みんな語りたい想いがたくさんあること。
でも今、この日本が必ずしも、
自分の考えをオープンに話せる環境にないこと。
だからこそ、こういった場が、とても大切であること…

みなさんも
アースダイアローグにぜひご参加を。


このトークイベントは、
来年の地球サミット2012(リオ+20)に向け、
3.11後の日本からの声を届けることを目的に
以下の予定で、来年3月まで月一回のペースで開催されます。
ここでの対話のエッセンスは、Japan Voice として
リオ+20送られる予定です。

・Rio+20 earth2012 地球サミット2012Japan
http://earthsummit2012.jp/home.html

・Earth Daialog
http://earthdialog.org/


第一回【終了】 

「子どもたちを放射能から守るために、今必要なこと」
9月24日(17:30~21:00)

第二回
【終了】

映画 「セヴァンの地球のなおし方

10月30日(18:00開場、18:30映画上映開始~21:30)

第三回
【終了】 

「3.11後の子どもの食を守る」

こどもみらい測定所キックオフ!
11月26日(17:00開場、17:30開始 21:30終了)

第四回 チャリティ・パーティ(予定)
12月17日(17:30~21:00)

第五回 「新しい自然エネルギーの話」
1月14日(11:30~15:30)

第六回 「未来の教育へ」
2月11日(11:30~15:30)

第七回 「子どもたちの声を届けよう」
3月11日(11:30~15:30)








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