2011/07/18

福島などの放射線量高い地域への支援に関する全国ネットの役割

こんにちは、福島支援スタッフ疋田香澄です。


前回のミーティングにて、全国ネットワークの疎開・保養セクションは、
1.「トータルな福島支援」について考えて、ノウハウと情報と場所の共有の役割
2.福島の人と支援したい人、支援したい人同士、福島の人同士など様々な人や情報を繋ぐ役割
があるのではないかという話になりました。

・福島の人が、リスクを上げないやり方を自分の意向に合わせて選んで
情報やアドバイザーなどにつながっていけるようなHP。
・福島向けの新聞(紙媒体)。
・福島向け電話相談口
・福島へキャラバンをだして心のsafespotとして直接色んな情報や選択に触れられる場所をつくる。
・根本としての子どもの人権としての切り口
などが可能なアプローチの仕方が挙げられました。


そして昨日福島の講演会にて、支援が必要な点について伺う機会を得ることができました。
疎開・保養に関して。

1.今はサマーキャンプの情報がほしい(ネットにアクセスできるのは半数)
2.福島からの疎開・保養の成功体験の声
3.福島の中での危機意識の温度差

8月半ばまでの福島支援はサマーキャンプがキーポイントかもしれません。
また避難の成功体験・モデルケースなども検討していきたいです。
次回会議後にまたご報告いたします。


はじめての福島は、私の生まれた南国とはまた違って、緑が柔らかく綺麗な場所でした。
私ができることは微力ですが、できる範囲で動いていきたいです☆

2 件のコメント:

  1. 相星 素子2011/07/19 18:21

    私は、20ミリシーベルト撤回を願って動いていたのですが、若いママ達が立ち上がり全国規模のネットワークまで結成したことに感動しています。でもこれからですね。人類史上初の放射能汚染を起こしてしまったのですから。プロジェクトの中に議員プロジェクトが考慮されていますね。20ミリシーベルト撤回について、対政府交渉、署名などしていますが、放射能汚染については、非常に対応が遅いというか、見て見ぬふりをしていたい意向が政府、行政から感じます。河野太郎氏が、これが一番効果的と教えてくださった、直接、地元の議員にかけあうことを実践されたら素晴らしいと思いました。そんな経験したことはないのが普通です。50代にもなった私もありません。だから1人で事務所に掛け合いに行くのはしにくいです。でも、このネットでつながったママ達が、各地域で国会議員、都議、市議、県議に掛け合いに行ったら大きな力になりそうです。私としては、20ミリ撤回、学童疎開、避難への補償確保などを本当にすぐにでもしてもらいたいです。どうぞ、ご検討おねがいします。FoEジャパンのボランティアスタッフしています。

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  2. ご苦労様です!
    7/12、参加させて頂きました、「しのばらわんだーらんどの仲間たち」のガイネと申します。
    8月中にサマーキャンプを実施します。参加しやすいように里山宿泊体験の形で様々なプログラムを用意し募集しました。既に予定人数を大きく超える予約を受け、辛いながらも締め切らせて頂いている状態ですが、全国ネットに参加し、今後も続けてゆく勇気をいただきました。
    分科会での出会った神奈川西地区の方たちとも手を繋いでゆこうと連絡を取り合っています。
    少しずつの力が大きくなってゆくと信じています!

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