2012/07/07

7/10(火)「原発事故子ども・被災者支援法」院内集会に参加しよう!

7/10(火)に、「原発事故子ども・被災者支援法」に関する院内集会が開かれます。
放射能から子どもを守ろうと活動している皆さんに、ぜひ参加いただきたくご案内いたします。

先日来、この法律が可決されるまで、事務局からアクション呼びかけをさせていただきました。
そして、無事可決までこぎつけました。
アクション協力ありがとうございました。


そして、かねてからお伝えしている通り、この法律は、ここからが勝負です!
ただ、法律というだけで、ちょっと敷居の高い感じがしている方もいらっしゃると思います。
けれど、委員会を傍聴に行った時に感じたのは、
放射能から子どもを守ろうと私たちがやっていることは、
この法律が実効性をもつことで解決する!という思いでした。
そして、
避難している人たちへの補償も、できない人たちへの支援の必要性も、すべて盛り込まれています。

ただ、法律自体は、理念法とでもいうべき内容で、
確かに、子どもを放射能から守るべきという内容が並んではいるし、

胎児(妊婦)であった子どもにも適用されること
「内部被ばく」という言葉が明記されたこと
自主避難の権利を実質的に盛り込んだ内容になっていること
放射能の影響によるものだと被害者側が証明しなくても補償されるべきこと
など、画期的な法律でもあるのですが、

・どの範囲(線量の高さ)の子どもたちに適用されるのか。
・具体的に、どのように施策を講じ、計画を実施するのか。
といったことが全く書かれていないのです。


この法律を政令や制度として実効性のあるものにしていくために、
日弁連が中心になって、ロビィング活動を進める目的で
「原発事故子ども・被災者支援法ネットワーク(仮称)」を立ち上げることになりました。


そして、この支援ネットに対して、より市民の声を届けていくための場として、
ここまで国会議員とともに声をあげてきたNGOが中心になって「市民会議」を立ち上げることになりました。
「原発事故子ども・被災者支援法市民会議(仮称)」には、子ども全国ネットも世話人として名を連ね、
みなさんにこの法律について情報提供し、多くの人へ情報を届け、協力を要請し、
また、多くの人の、とりわけ声が届きにくい地域の声を市民会議に届けることに関わっていく予定です。

7月10日(火)に、両方の立ち上げ集会が行われます。
ぜひ、多くの市民で会場をいっぱいにして、
国会議員のみなさんに、この法律の重要性を知ってもらいたいと思います。
11時~11時半 「原発事故子ども・被災者支援法市民会議」の設立集会
11時半~13時 「原発事故子ども・被災者支援法ネットワーク」の設立集会
場所 参議院議員会館B107号室(80名定員)
(開始30分前より参議院議員会館入り口で入館証を配布予定)


11時〜の市民会議の集会は、概要の説明とあいさつ等の予定です。(30分)
11時半〜のネットワークの集会は、日弁連担当者より、
・本法律制定の意義と今後の課題
・被害者・被害自治体・支援者の方々からの要望
・福島の実状についての報告
・国会議員の方々からの発言
などの予定になっています。

できれば日弁連HPより、申込みをしてほしいそうですが、当日参加も可能です。
立ち見が出るほどの参加者で会場を埋めようという呼びかけです。
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2012/120710.html
私たちの思いを、この法律の行方にこめて、今後の放射能対策を進めていきましょう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この法律が可決されるまでの審議の中で、
提案議員さんたちがこの法律をどういうものにしていきたいと思っているのか
という熱い思いがあぶり出されていました。
議事録が下記にありますので、ぜひ、目を通してみてください。

衆議院復興特審議録 6月19日
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
(右の「東日本大震災復興特別委員会」から入って,6月19日の第7号をクリックしてください。この法律についての衆議院での審議のすべてが議事録で読めます。

参議院復興特審議録 6月14日
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0207/main.html
参議院は30日以内の審議録は特設ページで直接見れるようになっています。なので上記のアドレスは今後変化します。)


0 件のコメント:

コメントを投稿