2012/08/04

地元の国会議員に電話&FAXを「原子力規制委員会の人事案に反対」

9月に発足する原子力規制委員会の国会同意人事案が発表されましたが、
この人事案は、規制委員候補5人のうち、これまで原発推進を担い続けてきた日本原子力学会の元会長、田中俊一氏が委員長に就任ということのほか、中村佳代子氏、更田豊志氏がやはり原子力推進の立場としてこれまでの言動が取りざたされています。
事故から何も学ばない、このような人事を私たちは絶対に認めるわけにはいきません。
地元の国会議員にFAXを送りましょう。

文末にFAXした文面を添付しますので参考にして下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

また、国会議員の方達も動き始めました。
明日8/6日に超党派による共同記者会見を予定しています。
賛同する議員を募っています。
是非地元の議員に働きかけて下さい。
議員は選挙区地元の声に一番敏感です。

Twitterで下記の情報も拡散ください。

国会議員たちが動き始めた。「原子力規制委員会」の同意人事をめぐり共同声明。8/6記者会見予定で超党派で呼び掛け/賛同議員を募っている。地元選出の民主・自民・公明の国会議員に各自働きかけてみよう。↓ https://dl.dropbox.com/u/23151586/120731_jinji_giin_seimei_yobikake.pdf

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
FAX文 参考-1

菅直人様

原子力規制委員会の人事に反対して頂くようお願いします
.
管様には政治改善にご尽力いただき大変感謝しております。
表題の件につき国会へ働きかけお願いしたく申し上げます。
.
この度の原子力規制委員会の人事は、
『規制』の役目が立たない人選です。
.
政府は委員長に田中俊一氏を内定しましたが、
彼は日本原子力研究開発機構副理事長・原子力委員長代理・
原子力学会会長を歴任し、除染ビジネスにも関わってきた人物です。
.
原子力推進によって金銭利益を得る立場で、原子力規制は出来ません。
.
規制の目的は安全性であり被曝防御です。
.
原子力規制委員会は、人々の健康を第一優先し、
政治・権力・利害に対し中立公正であることを求めます。
.
田中俊一氏ほか、中村佳代子氏、更田豊志氏も
原子力利権を得ている人物ですので、併せて否認お願い致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
FAX文 参考-2

9月に発足する原子力規制委員会の国会同意人事案が発表されました。初代委員長候補は、これまで原発推進を担い続けてきた日本原子力学会の元会長、田中俊一氏と報道されています。現在、福島県除染アドバイザーを務める田中俊一氏は、年間20ミリシーベルトという危険な避難・帰還基準を支持し、被ばく限度量に対しても楽観的な発言を行ってきました。「避難より除染ありき」の立場から、自主避難者に賠償を認める方針に異を唱え続け、東京電力の賠償軽減にも貢献している人物です。
また、田中氏以外にも、今回の規制委員候補5人のうち、中村佳代子氏、更田豊志氏がやはり原子力推進の立場としてこれまでの言動が取りざたされています。
事故から何も学ばない、このような人事を私たちは絶対に認めるわけにはいきません。

原子力規制委員会は、福島第一原発事故で機能していないことが露呈した原子力安全委員会(内閣府)、原子力安全・保安院(経産省)、放射能モニタリング部門(文科省)を統合した組織として、①利用と規制の分離、②原子力安全規制に対する国民の信頼の回復を目的として作られることになったはずです。にも関わらず、原発推進の中心人物たちに、「規制」を担当させるこの人事は、利用と規制の一体化でしかないことは誰の目にも明らかであり、私たち国民を馬鹿にしているとしか思えない人選です。国民の意思とかけ離れたこのような人物を、委員長に据えるとは、政府はますます「原子力推進」へと傾いているとしか思えません。しかも原子力規制委員会は、独立委員会であるため、任期中は、委員をやめさせることが困難とも聞きました。このような人事が、首相官邸前や代々木公園に集まる10万人規模の人々をはじめ、全国各地で脱原発を求める市民の声、そして何より原発事故による被害者の方々の苦しみに対する政府の回答なのでしょうか。

国会議員のみなさまにおかれましては、国会での採決の際には、本人事案に反対してくださるよう、強く求めます。国際的にも注目されています。日本の将来、未来の子どもたちのためにも、中立公正な人物を選任して欲しい。これが、今、多くの有権者が求めていることです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上





0 件のコメント:

コメントを投稿