「第4の革命—エネルギー・デモクラシー—上映会 in 福島」
〜自然エネルギー社会の実現可能性について考える〜
後援:福島県 福島民報新聞社 福島民友新聞社
ドイツの「脱原発」はなぜ実現したのか?エネルギーシフトのカギ、再生可能エネルギーの可能性を探るドキュメンタリー映画「第4の革命 – エネルギー・デモクラシー」
3.11東日本大震災が引き起こしたフクシマ原発事故で、福島県は福島県史始まって以来の最大の試練に直面しています。急がれる復旧・復興に加え、放射能汚染対策のために除染作業や被害を受けた人々への補償など、被害の規模はいまだ未知数です。このような深刻な状況下、私たちは、次の選択を迫られていると言えるでしょう。
「原発推進か?再生可能エネルギーへのシフトか?」
そして、1つの疑問がわき起ります。
「100%再生可能エネルギーシフトは可能なのか?」
私たちが選択を迷う以前に、遠く離れたドイツが世界に先駆けて 「脱原発」を決定。当事者の日本が出来なかったことを、 なぜドイツは早々と実現出来たのでしょうか? ドイツを「脱原発」決定へと導いたのが、ドキュメンタリー映画 「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」。世界的には2010年末の段階で、太陽光発電、バイオマス発電、 風力発電の合計発電量が、原子力発電量を超えています。地域分散型の自然エネルギーが「第4の革命」として、農業、産業、 情報につぐ21世紀の社会革命となってきました。
2010年にはドイツ全土で上映され、異例の13万人を動員。3.11後にはテレビ放映され、200万人が視聴し、一気にドイツの再生可能へのエネルギーシフトを決断させることとなりました。「100%再生可能エネルギーシフトは可能!」この映画が日本にいよいよ上陸しました。
当日は、自然エネルギーによる電力自給システムの実現に向けた具体的方策とその採算性について、自然エネルギーの専門家、バイオマスエネルギーを発電その他に活用している企業の経営者、小水力発電所を効率的に稼働させる団体の事務局長、自然エネルギー活用プロジェクトを正に実行に移そうとしている自治体の首長、除染技術開発を行う企業の経営者にディスカッションをしていただきます。またこの映画上映は、47都道府県で一斉開催される予定で、全国規模でエネルギーシフトの流れを作る起爆剤になると考えております。福島県においても、福島県様、福島民報新聞社様、福島民友新聞社様にご後援いただき、多くの県民を巻き込んで自然エネルギーシフトのうねりを起こす契機となると信じております。
記
1、日時 平成23年1月14日(土) 14:00 ~ 17:00
場所 福島県農業総合センター 多目的ホール
福島県郡山市日和田町高倉字下中道116番地
電話番号 024-958-1700
2、参加費 1名 1,800円
◆プログラム
1、 来賓挨拶
2、 映画「第4の革命 – エネルギー・デモクラシー」上映
3、 自然エネルギーによる電力自給システムの実現に向けたパネルディスカッション
※ 主催:一般社団法人 ソーシャル・デザイン TEL03-6228-1295
※ 後援:福島県 福島民報新聞社 福島民友新聞社
<パネルディスカッションの概要>
◇テーマ:自然エネルギーにより電力自給を実現するための具体策
◇コーディネーター:浅岡 伴夫(あさおか ともお)
先端技術アナリスト、自然エネルギー活用アドバイザー
中央大学・成蹊大学講師、柳韓大学(韓国)客員教授
◇パネリスト:岡部 光徳(おかべ みつのり)
福島県古殿町町長。2009年に2月に「古殿町地域新エネルギービジョ
ン」を策定、2011年9月にバイオマス発電・太陽光発電・水力発電を
軸とする再生可能エネルギーによる発電推進プロジェクトをスタート
させた。
◇パネリスト:伊藤 信悦 (いとう のぶよし )
株式会社宮盛 代表取締役専務。2004年に自社で発生するバイオマス
(木材チップ)を活用する「発電&蒸気による木材乾燥システム」を
導入。効率的な経営と環境対策の両立に取り組んでいる。
◇パネリスト:星野 恵美子(ほしの えみこ)
栃木県那須野ヶ原土地改良区連合 事務局長、ダム水路主任技術者、
福島県再生エネルギー推進連絡会委員・専門部会委員。
現在、那須野ヶ原において7基の小水力発電機を稼働させている。
◇パネリスト:大内 正年(おおうち まさとし)
郡山チップ工業株式会社 代表取締役社長。産業技術総合研究所など
とともにバイオマス発電所の燃料の除染技術開発を行う。
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