2012/01/31

福島市に住む、あるお母さんからの投稿


 21日の全国ネット代表者ミーテングには、『子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク』から二名の方が参加されました。お二人が「とても一言では言えないことですが。。。」と言いながら次々にお話してくれたのですが、その中でも、私自身は「小学生の子を避難させたけれど、高校生の子どもを避難させることができない」「水だけでも安心なものを子どもに飲ませたいのだけれど、手に入りにくい」という話が強く印象に残りました。何が必要とされているのか、もっともっとお聞きし知らせていきたいと思いました。
 参加されたTさん(お子さんが高校二年生)にお願いしてメールを書いていただいたので、ご紹介します。今後も福島で子育てしているお母さんの声を紹介していけたらと思っていますが、福島の複雑な状況に配慮してイニシャルでの紹介とさせていただきます。情報やご意見やご質問等、ありましたらコメント欄か、事務局までメールで送っていただけたらと思います。 
                                 
<ミーテングお世話係 たけい>

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 先日はどうもありがとうございました。
皆さんの活動報告をお聞きし、フットワークの良さに感心し、福島のことを思って下さる言葉に胸が熱くなり、福島のお母さんたちに皆さんの声を聞かせてあげたい、本当にそう思いました。

<子どもに安心な水を>
具体的な内容で水の件をあげたのですが、現在の福島市の水道水の数値は1Bq/kg以下と水道局で発表していますが、低いから安心ということではありません。
被曝した体には取り込まないに越したことは無いのです。ペットボトルの水が 手に入りにくいというわけでは無いのですが、かなり、家計の負担になります。
ごみも増え「エコじゃないよね」とつくづく思います。
「純水」ですが息子が「純粋を身体に入れるとミネラルが溶け出すんだよ」と言っていました。 放射能除去出来る浄水器があるというお話もお聞きしたのですが、近くのスーパーは「アルカリ水」なのでだめですよね。
何か有効な情報がありましたら、教えて頂けると助かります。

<高校生の長期休みの部活合宿を県外で>
それから、時間が無く話せなかったのですが、保養がしにくい高校生について、部活の合宿を福島県外で出来たら、と願っています。春、夏、冬休みの部活を1週間でもいいから県外の施設を使わせて頂いて保養を兼ねてさせてあげたいのです。
ただ、母親は仕事をしている人が多いので、できれば食事付き(自炊でもいいです。勉強になります)のほうが助かります。
全国に声を掛けていただければ、どこか1つ、2つくらいこたえていただけるのではないかと。要望ばかりで申しわけありませんが、とりあえず、声に出さないことには、と思い書かせていただきました。



<「母の友」3月号に掲載されました>
それから、私たちが開いた茶話会「おしゃべりカフェ」の様子が、「母の友」3月号(福音館書店)に掲載されています。 昨年11月に福島市内にオープンした
「はもる」という有機無農薬野菜の八百屋さんの話も載っていますので、ぜひ読んでみて下さい。それで、少しでも福島の様子を知っていただけたらと思います。

また、ミーティングが企画されたらお知らせ下さい。ぜひ参加したいと思います。
皆さんが福島の事を思ってくれていることを心の支えにして、少しでも多くの人に伝えていきたいと思っています。
 本当にありがとうございました。



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